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2019年9月23日 (月)

レモン1個に含まれるビタミンCはレモン?個分

レモン1個に含まれるビタミンCはレモン何個分か知ってますか?

1個でしょ、と思った方、そうじゃないんです。

よく言うレモン1個分のビタミンCというのは20mg、だそうです。
で、レモンには100gあたり100mgのビタミンCが含まれるそうです。

じゃあ、レモン1個は何グラム?というと大体120g。

つまりレモン1個には120mgのビタミンCだから、レモン1個にはレモン6個分のビタミンCが含まれることになります!

何を言っているのか訳がわかりませんね。

実はレモン1個分のビタミンCという表現は、レモン1個分のレモン果汁に含まれるビタミンCの量から導き出しているようで、実際のレモンは皮とか種とか食べないところにもビタミンCが含まれることから上記のような訳の分からないことが起きるそうです。
果汁だけの人は1個分、全部食べる人は6個分のビタミンCが摂取できるわけですね。

さて、前置きが長くなりましたがビタミンCが繁殖に大事、という論文が今月のnature誌に掲載されました。
どう言った内容かというと、ビタミンC合成能を欠損したマウスを妊娠させて、その妊娠中の期間にビタミンCを給与した場合としなかった場合で、胎子の繁殖性を調べたそうです。
その結果、ビタミンCを与えなかったマウスの胎子は将来卵子や精子の素になる始原生殖細胞が少なくなり、繁殖性も低下したそうです。
つまり母親のビタミンCの摂取量(循環量?)がその子どもに影響したことになります。

ヒトは体内でビタミンCの合成ができなので、この結果は大きなインパクトを与えたように思います。

ちなみに、ウシは体内でビタミンCを合成できるので、そこまで大きな影響はないと思われますが、夏場などは暑熱により多くのビタミンを消費していると言われます。
親の繁殖は良かったのに、子どもがさっぱり受胎しない、というケースはもしかすると胎子期の栄養状態などに影響されている可能性も否定できませんね。

ウシ にレモンの皮を食べさせてる農家さんとかいたら、調査してみたいですね。

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