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2019年9月16日 (月)

ぽん

面白い研究があったのでご紹介します。

黄色ブドウ球菌(SA)による潜在性乳房炎のマーカーとしての乳中&血中のPraoxonase1(PON1)が使用できる
原題:Paraoxonase 1 in bovine milk and blood as marker of subclinical mastitis caused by Staphylococcus aureus
(Research in Veterinary Science Volume 125, August 2019, Pages 323-332)

血中や乳中にPON1という抗酸化酵素があるのですが、その活性を調べると潜在性乳房炎の罹患の有無がわかるそうです。
潜在性の乳房炎ってみなさんどうしてるかわかりませんが、正直見過ごしてしまっているものの1つかと思います。
きっと知らず知らずのうちに生産性と繁殖性を落としていると思いますので、それが血液でもわかることはメリットかもしれません。

ただそれ以上に、今回出てきたPON1ですが、繁殖性との関与も知られているそうで卵胞内の濃度と血中PON1の相関もあるそうです。
そのほかにも脂肪肝、ケトーシス、卵胞発育、難産(分娩の前も後も!)でも影響するとか。

現場で色々使えそうですね。
PON1。名前も覚えやすですし。ぽん1。


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