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2020年8月10日 (月)

教科書通りにはいかない

訪問する農家間で大きく異なるのが

牛床(敷料)です

地域によっては共同購入していているところもあるようですが

代表的な敷料が「おが粉」で保温性、クッション性に優れています

しかし、少し割高なので、

その他、

もみ殻、戻し堆肥、キノコ廃菌床、発酵床、バーク、砂床、紙おが、そして牛床マット

などもよく使われています

この牛床、きれいにしておかないと、

蹄病や乳房炎が発生するわけです

もちろん、採卵成績に影響することも明らかです

私が勉強した教科書には夏場は2~3週間に一度、冬場は1週間に一度の敷料交換が必要となっており

「常にきれいな牛床」

が理想的ですが、

実際は、交換コスト、労働力、の問題から教科書通りにはいきません

しかしながら、

一点だけ意識していただきたいのが、

冬場の牛床です

冬の湿った牛床は牛の腹部を冷やしてしまいます

その腹部の冷えが生殖器(子宮・卵巣)の機能にも少なからず負の影響を与えているように思います

このような農家さんはAIの成績もよろしくありません

さらに床が冷たいので立ち続けている牛たちもストレスで病気になりやすい傾向にあります

今はヒートストレス対策が必要ですが、

寒くなってからは牛床によるコールドストレスにも注意願います

1週間に1度はアレですが、適度な交換をお願いします!

しかし、九州の農家さんの一部では敷料なし(牛 on the コンクリ)もあって

はじめは大丈夫かな、と思ってましたが

繁殖成績は安定してるんですよね~

やはり、気候的な要因が大きいようです

特に沖縄の牛舎構造とか面白いです

オールコンクリで

台風が多いせいでしょうね

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さて本日、マラソン同好会は

砂床で浜練中(笑)

ヤケドしそうでした、、、

ヒートストレス、、、

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