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2021年7月15日 (木)

交配の有無が精巣の構造と精子形成に影響を与える!?

ET研本場のある上士幌は本日快晴でした!

ここ半月ほどは梅雨がないはずの北海道・・・なのですがぐずついた天気が続き、昨日今日でようやくお日様が顔を出してくれました。あまりに気持ちの良い天気だったので、本日昼休みにキャッチボールでひと汗かいてきました。
これからは「十勝晴れ」の季節ですかね!

日本の研究で、オスのメダカを「毎日交配できるような環境で飼育」と「メスと接触しないように単独で飼育」に分けた場合に、後者で精巣の構造と精子形成に悪い影響があることがわかりました。

Ruka Sumita, Toshiya Nishimura, Minoru Tanaka "Dynamics of Spermatogenesis and Change in Testicular Morphology under ‘Mating’ and ‘Non-Mating’ Conditions in Medaka (Oryzias latipes)," Zoological Science, 38(5), (13 July 2021)


交配をしていないオスの精巣は肥大し、精子が存在する場所である「輸精管」の面積が拡大していたそうです。
さらには精巣内で、精子のもととなる生殖細胞の分裂が停滞しており、精子分化の進行が停滞していたそうです。


このことはショウジョウバエで初めに解明されたそうですが、私たちと同じ脊椎動物であるメダカでも同様の結果が得られたということで、哺乳動物でも同じようなことが起こるかもしれませんね。

TKH

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