• Img_20241107_074531486_hdr
  • Img_20241019_145009790
  • Img_20241012_003307233
  • Img_20240822_222932998
  • Photo_2
  • Photo
  • Img_20240923_144226609
  • Img_20240914_144418096_hdr
  • Img_20240914_143247875
  • Img_20240818_165241096

« 腎臓に続いて心臓も | メイン | 凍結卵リスト(2022.1.24) »

2022年1月24日 (月)

メタン産生量の改良

世界中の牛などの胃腸から排出されるメタンの量は、

年間20億トン(二酸化炭素換算)と推計されており、

温室効果ガスの実に4%を占め、一つの国の排出量に

匹敵すると言われているそうです。

Genetic and genomic analyses for predicted methane-related

traits in Japanese Black steers

Animal Science Journal, 91(1), e13383.

本論文では大量に測定することが困難なメタン産生量に関する

形質を体重やDG、TDN、DMIを用いて間接推定し、

それらを対象形質として遺伝率等のパラメーター推定を行っています。

推定された遺伝率は中程度であり、遺伝性があると考えられました。

また、メタン関連形質と枝肉形質および飼料効率形質の大部分との

遺伝的な関連性は好ましい関係ではありませんでした。

今後環境に配慮した育種というものが重要視されていくかもしれません。

今回のメタン関連形質は枝肉形質や飼料効率形質との遺伝的関連性は

好ましくない関係であったため、選抜を行うとしたら慎重に育種計画

を立てる必要があるのではないかと思います。

和牛の未来のために様々な形質の育種ができるように

色々なデータを集めておくことが重要だと感じました。

研究と情報収集これからも頑張りたいと思います!

Z

 

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。