糞便移植
10月に生まれた我が子がようやく実家から帰ってきて、
10時就寝、5時起床の生活を始めました
ついつい夜更かししていたころより、
体の調子がいい気がします
本題ですが、
子牛の下痢症がもたらす経済損失は甚大です。
今回は腸内微生物叢改善による子牛の難治性下痢症の改善
に関する研究を紹介します。
プレスリリースはこちら
プレスリリースのまとめを参考にすると
・難治性下痢症を発症する子牛に対して糞便移植を施すと
70%もの割合で、その症状を劇的に改善
・ドナーからレシピエントに移行すべき腸内細菌属の同定
・糞便移植の効果を期待する上で、ドナーもしくは移植前の
レシピエントの糞便中に低値で抑えるべき複数の代謝物を特定
・糞便移植の優良ドナー選抜を目的としたシミュレーションにより、
糞便バイオマーカーとして有用な細菌属を定義
等の成果を上げられたようです。
ドナーとレシピエントの品種を一致させる必要もないことが
個人的には驚きでした。
菌叢と様々な形質の関連性を調べることによって、
他の形質にも応用可能かもしれませんね。
以前アスリート菌の紹介もしましたが、
菌叢解析はホットな分野なので、
これからも勉強していこうと思います。
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