インスタント精子っ!?
先月、京都大学の研究チームが
長期保存したラットのフリーズドライ精子を人工的に卵子と受精させ、
子を誕生させることに成功したというニュースを見ました
フリーズドライとは、カップめんなどのインスタント食品に用いられている方法で、
急速冷凍して真空状態で乾燥させる技術です
これまでもフリーズドライ精子の報告はありましたが、
今回の報告ですと室温で3ヶ月、冷蔵庫だと5年間保存可能とのことで、
この技術が牛精液で実用化されれば液体窒素の補充といった作業が無くなるし
運搬も楽になって非常にいいなと思います
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0035043
写真はET研究所の供卵牛たちです
先週から放牧が始まりました
青草食べて、また受精卵をたくさん生産してください
コメント