乳牛の生産寿命・受胎率向上セミナー
先月1月27~30日の4日間かけて、群馬、岩手、佐賀、鳥取の4ヶ所で開催されました
「乳牛の生産寿命・受胎率向上セミナー2014」。
今回の講師は全農ET研究所所長とCRI社のボブ ストラットさんでした。
酪農家さん、開業獣医師、飼料会社の方々等、多岐にわたる分野の方に参加していただき、誠にありがとうございました
ET研からは、
・乳牛経産牛の受胎率向上のために効率的な同期化AI・ET、追い移植、チルド保存精子・胚の活用等の紹介
・夏季のヒートストレスから生じる負のスパイラルからの脱却方法として、交配時期の転換の提案(10-12月の受胎から1-6月の受胎にシフト、新ETシステムによる春生みキャンペーン)
・生産寿命の延長のために、健康形質を重視し、高い育種価をもつ乳牛精液の利用等の提案
といった内容の講演が行われました。
CRI社のボブ ストラットさんからは、
北米における乳牛改良の現状と将来について講演が行われました。
米国のゲノミック選抜による遺伝的進歩として、種雄牛の増加、種雄牛の若齢化、世代間隔の短縮、選抜バリエーションの増加等があげられます。
すでに米国では、ゲノミック精子の普及率が50%にまで達していることには驚きました。
また、大変うれしいことに、岩手会場に来ていただいた方が、このセミナーについてブログ記事を書いて下さっていました。
以下のURLはそのブログ記事です↓
http://kopimomo.blogspot.jp/
ET研究所の取り組みに興味を持っていただき、誠にありがとうございました。
今後とも、ET研究所をよろしくお願いいたします
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