2月の十勝新ET
今日、明日は月に1度の大仕事、十勝の新ETの移植です
ET研職員一丸となって移植作業をこなしています
ETの先日or最近では前々日に移植の可否を決めるのに黄体確認をおこなっています。
今月ホルモン剤を使い同期化処置をおこなったのが163頭、そのうち黄体が形成され移植が可能と判断されたのが123頭であり40頭は残念ながら黄体形成不良その他の理由で移植ができませんでした
中止の牛がいる場合、せっかく移植を期待して申し込んでいただいた生産者の方に対して申し訳ない気持ちになります
移植ができなかった40頭の内訳をみると経産牛15頭に対して未経産牛が25頭であり、6割が未経産牛でした。
さらに処置した未経産牛が59頭でしたので4割以上が移植できなかった計算になり、これはかなりの問題です
一般的に牛は経産牛のほうが未経産牛より寒さには強いとされますがそれが顕著に出てしまいました。
冬の未経産牛という条件、さらに細かくみれば牛舎の構造などを含めて生産者の方と協議すべきと反省する結果でした。
少しでも受胎率および妊娠率を向上させるため、日々考えなくてはいけませんね
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