いじめっこは許しません
ご存知の方も多いと思いますが、牛の世界にもいじめがあると言われております
動物だからといってあなどれませんね・・・
群れで過ごす動物は、強い順に上下関係を築いて秩序を保っています。
ニワトリなんかも順位が一番上の者が他の全てのニワトリをつつき、
その他は自分より下の順位のものをつつくという行動が見られます
一番下のニワトリはだ~れもつつけません・・・つつかれるばかりです
お猿さんの世界にもボスというものが存在しますし、
生き物の世界には上下関係がつきもののようですね
牛も例外ではなく、弱い牛を押しのけたり横腹に頭突きをくらわせ、
餌を独り占めする者もいたりします
肉牛ではストレスが強いと発育が悪くなり、肉質に影響が出るといいます。
他の牛に頭突きされて炎症が起こり、肉質が落ちることもあります。
そこで、ねじを貫通させた板を「いじめっこ牛」の額に当たるように取り付けて、
他の牛を攻撃すると自分の頭が痛くなる「ペナルティー板」つけている農家さんがいるようです
ここの農場では肥育する120~130頭のうち10頭ほどがつけているそうで、
数時間で効果が出ることもあれば、2年近く付けたままのケースもあるそうです
板を付けた牛は、攻撃すると額が痛いため、「自分がやられた」と感じて立場が逆転し、
いじめられる側になることもあるそうで、牛同士の関係の変化を知るために
丁寧な観察は欠かせないそうです
なるほどなるほど・・・
みなさん色々工夫されて牛を大切に育てているのですね
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