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2015年1月22日 (木)

J-Synch

本日はIETS2015のポスター発表の中から、FTAIと発情発見を組み合わせて良好な成績が得られていた方法をご紹介いたします!

原題: COMBINATION OF OESTRUS DETECTION AND FIXED-TIME ARTIFICIAL INSEMINATION IN BEEF HEIFERS FOLLOWING A SHORTENED OESTRADIOL-BASED PROTOCOL THAT PROVIDES FOR A LENGTHENED PROESTRUS

和訳: 発情前期を延長させることを目的とした初日エストラジオール投与短縮プロトコルの後の発情発見と定時人工授精の組み合わせ

著者: J. J. de la Mata ら (アルゼンチン)

緒言:初日にGnRHを投与し、5日間とプロジェステロン叙放剤留置期間を短くした5-Day Co-Synchプロトコルにより、良好な受胎率が得られているものものもあるが、同様にして初日にE2を投与するプロトコルにおいても留置期間を6日間と短縮させて良好な成績が得られた報告がある(J-Synchプロトコル)。本試験では7日間留置プロトコルとJ-Synchプロトコルを比較した。

材料および方法

供試動物: 肉用種未経産牛 208頭

方法: 下図参照

1・対照区の場合はP4抜去から36h、試験区の場合は48h以内にスタンディング発情が観察された場合は、発情の12h後にAIした。

結果

a,b: P < 0.05  c,d: P < 0.09

・・・J-Synchプロトコルにより、発情発見によるAIで受胎率が高い傾向が出ており、総妊娠率もJ-Synchプロトコルの方が高くなっております。FTAIにおいてP4抜去からAIまで時間が空くと、途中で発情が来た場合AIのタイミングが遅くなってしまう可能性が高まってしまいますが、発情発見が可能な状況下であるなら、発情観察とFTAIを組み合わせることで良好な成績が得られるようですねconfident

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