• Img_20240713_120440540_hdr
  • Img_20240703_175932616
  • Img_20240627_161151842_hdr
  • Photo_4
  • Photo_3
  • Img_20240619_231026913
  • Img_20240531_134826829
  • Img_20240526_171614910
  • Img_20240523_000129956
  • Img_20240426_184454149

« イギリスのニュース | メイン | バルーン »

2015年2月 5日 (木)

世界のOPU事情

 先日のIETSにおいて、体外受精(IVF)により生産された受精卵が、屠場で採取した卵巣由来なのか、それとも生体から経膣採卵(OPU)により採取されたものなのかについて、2013年の世界の各大陸における成績についてまとめたデータを目にしました。

 IVFにより生産された受精卵は、全世界で55万個近くに上り、その94.7%がOPU由来である一方、アジア(ほとんどが日本、韓国)では、OPU由来の割合は13.9%であるとのことでしたeye他の大陸は全て90%を超えていました。

 OPU技術は、と場材料とは異なり、一頭から繰り返し採卵が行え、さらには6ヶ月程度の子牛からの採卵も行うことができるため、遺伝的な改良速度という観点から見ても強力なツールになりうると考えられます。

 受精卵生産効率、および凍結技術等、まだまだ課題はある技術ですが、今後世界がよりボーダレスになっていく中において、日本の畜産を世界に負けないものにしていくためには、より注目していく必要がある技術ではないかと感じましたthink

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。