痛くない!!
芝浦工業大学の山西陽子准教授が、針のない注射器を開発したそうです
注射器の先端から高速で発射される気泡がはじける力で皮膚に小さなな穴を開け、その穴から薬をまとった微細な気泡(なんと大きさ1000分の1mm)が細胞内に注入されるとのこと。
気泡のガスは細胞内で収縮して消えるため、薬だけが患部にとどくうえ、細胞へのダメージも極めて少ないそうです。
つまり痛くない!!子供にやさしい!!!
痛みを伴わずに薬を高い精度で目的の場所に届けることができるということで、様々な分野から注目されているというこの素晴らしい技術、当然私も卵子の研究に応用したい!!と考えたわけですが…
すでにウシ卵子の除核操作(卵子から核を取り除くこと)において実用化されつつあるそうです。一歩、いや、だいぶ遅かった…
さらに山西准教授は細胞への遺伝子導入やがん治療、再生医療などへの応用を目指しているとのことでした。
泡の力が現代科学の常識をくつがえす日は近いのかもしれませんね
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