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2015年9月18日 (金)

学んできました!

宮崎で行われた第108回日本繁殖生物学会大会に参加してきました!

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9月末だというのに宮崎はまだまだ暑く、日中は30度近くになりました…sweat01

至る所で南国の植物が生い茂っておりましたよ~。

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この学会は私が学生のころから毎年参加しているのですが、最先端の生殖工学から臨床現場での研究まで、動物の繁殖に関する非常に幅広い知見が集まります。

大変興味深い発表が数多くあり、私も頑張らねば!と気合を入れなおしたわけですが、特にヒートストレスのシンポジウムから多くのことを学ばせていただきました。

暑熱に強い受精卵の移植は、ヒートストレス対策の救世主として活躍しているわけですが、なんと凍結融解した胚では新鮮胚と比較して暑さへの耐性が大きく低下しているとのことshock

流通している受精卵の大半は凍結胚ですので、これは大問題です。

ET研究所のチルド受精卵は夏場の受胎率が高い!と大好評をいただいているわけですが、こういう理由もあったのか…と納得ですconfident

 

また、もう一つ興味深かったのは、宮崎ではヒートストレスだけでなく、コールドストレスも問題になっているとのことsad

暑さ対策を重視した牛舎では寒さ対策が不十分な上、慣れない寒さに牛たちはストレスを受けるそうです。

確かに、夏場でも涼しい北海道においても、暑い時期には繁殖障害を始め多くの問題が生じます。

絶対的な気温だけでなく、突然の暑さや寒さなどの環境の変化こそが、牛にストレスを与えるのかもしれませんねtaurus

 

今回の学会で学んだことを生かしつつ、生産者の皆様の助けになるような技術開発を目指したいと思います!!

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