ET研を飛び出して!
いつもは上士幌にあるET研究所本場にこもりっぱなしの私ですが,
本日初めて農家採卵の準備に同行する機会をいただきました
採卵というと,子宮を還流して受精卵を回収する作業だけを思い浮かべがちですが,
実際は本当にたくさんの作業の積み重ねが必要になります。
まずは採卵できそうな個体を選び出し(選畜),発情の同期化が必要であれば行い,卵胞をたくさん発育させるための
ホルモン処置を行い(過排卵処置),その後ホルモン剤で排卵させ,人工授精をし,ようやく受精卵回収となります
場外で採卵をするときも同様の工程が必要になるため,ET研職員だけでなく農家さんをはじめとする多くの方々の協力のもと
これらの作業を行います
本日同行させていただいたのは上記のうちの「選畜」で,一頭ずつ丁寧に調べながら採卵に向けての処置を施しました。
作業風景をパシャリ
とっても毛づやのよい,きれいなウシばかりの牛群でした
また,手早く正確に作業を行うための工夫が盛りだくさんでびっくり
同じ作業でも,ET研の場内と農家さんの現場では全然違うことを知り,大変勉強になりました
どうかたくさんの受精卵がとれますように
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