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2021年1月 5日 (火)

OPU卵子のランク

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

今回は私が去年より練習していたOPUについて書こうと思います。
このブログを読んでいる人は、OPUについて知っている方がほとんどかも知れませんが、
簡単に説明します。
OPUは日本語で言うと経膣採卵法といいます。
膣内にエコーのプローブを入れて、卵巣の状態をエコー上で確認しながら、
プローブの先の針を卵胞に直接刺して卵胞液を吸引し、卵子を得ることができます。
このとき、卵胞のサイズが小さいと針での吸引が困難なので、
あらかじめFSH(卵胞刺激ホルモン)を投与して、卵胞を発育させてから行う事が多いです。

ここで、このFSHの投与量についてですが、宮城県畜産試験場の報告を紹介します。
FSHの投与量を無処置・8AU・16AUの3群に分けて、
OPUで採取した卵子のランクに差が無いかを調べました。
卵子のランクをA~Dに卵丘細胞の付着順、つまり、その後の発生が見込める順に分け、
各群間で差が無いか調べました。
結果として、A・Cランクはどの群間でも有意な差は無かったのですが、
Bランクの割合はFSH8AUが最も多く、Dランクは無処置群が最も多い結果となりました。
また、A+Bランクの卵子の割合は、FSH8AUを投与した場合に有意に高い結果でした。

私が行っているOPUではFSH20AUを投与しているのですが、
卵子の質を考えるともっと減らしたほうがいいのかも知れません。

ここから私事ですが、
こちらでは10月の季節の変わり目位から、卵胞が育ちにくくなり、
また、胚盤胞率もよくない結果が続いています。

もともと10AUで投与していたのですが、卵胞の育ち・数が全然よくないため、
20AUに増やしましたが、数は取れても卵子の質が悪いのが目立ち、
胚盤胞率に影響しているかと思われます。

7月~9月の暖かい時期は、FSHを投与しなくても多くの卵胞がみられ、
胚盤胞率もよかったのを考えると、牛にとっても北海道の寒さは
かなりこたえるようです。。。

南の牛ではまた違うのでしょうか。。。

AM

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