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2021年4月30日 (金)

免疫力の遺伝的改良

成長や繁殖への影響を最小限に抑え病気に対処する能力(免疫力)は、

動物生産と福祉の両方を考慮した望ましい目標です。

ImmuneDEX: a strategy for the genetic improvement of

immune competence in Australian Angus cattle

Journal of Animal Science, Volume 99, Issue 3, March 2021

本論文では細胞介在性免疫反応と抗体介在性免疫反応の両方を

測定し、これらの測定値を組み合わせて免疫力の表現型としています。

推定を行った結果、抗病性の遺伝率は中程度でした。

生産性のみを重視した育種により、抗病性が落ち、

結果として、抗生物質の使用量が増える可能性もあると

筆者らは述べております。

和牛においても生産性を重視した選抜が行われていますが、

今後ゲノミック評価を利用した選抜により

更に選抜強度が上がる可能性もあります。

免疫力を対象とした(含めた)選抜も一考の余地がありそうですね。

データを集めるのがなかなか難しそうですが。。

Z

 

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