IVFの受胎率に関わる要因は?
最近はET研本場のある上士幌町でもポカポカの陽気ですね~
昨日西向きに出窓がついている我が家、夕方7時過ぎに帰宅したら室温30℃でした。
天気が良いと気分は爽快・・・なはずなんですが、ワタクシ重度のシラカバ花粉症でして・・・
マスクと鼻詰まりのおかげでここ最近頭がボンヤリしております・・・
それでも研究職員を名乗っているので、日々勉強は欠かせない・・・ので
こんな論文を紹介しますね!
https://www.nature.com/articles/s41598-022-11447-7
体外受精の際の種々の要因が、受胎率とその後の分娩にいたるまでに与える影響を調べたものです。
この論文で調べた要因は
① 培地の血清(あるいは血清代替物)の有無
② 培地へ添加したサイトカインの有無
③ かけた精液の種雄牛
です。僕が簡単に目を通したところ、①は血清代替物ないし血清を入れると胚盤胞はたくさんできるけど受胎率は下がるって言ってます。
それと意外なのは過大子が多いといわれる血清培養ですが、今回の試験では生時体重に差はないのだそう。
②に関しては目に見えてクリアな結果はなし、
③の要因は胚盤胞率も変わるし受胎率も違うとのことです。
IVFの培養系、これが正解というのはまだまだ出てこないと思いますが、引き続き最新情報を集めていきたいですね。
(何か耳寄りな情報があったら教えてください)
TKH
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