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2013年3月

2013年3月31日 (日)

子牛虚弱症候群(CWS)

子牛虚弱症候群(CWS)の原因の一つとなる遺伝子が、H24年度、発見されました。

“IARS遺伝子”と呼ばれる遺伝子です。
CWSとは、発症すると肺炎や下痢にかかり易くなり、発育不良や斃死の原因となってしまいますwobbly
この症候群の原因は妊娠中の母親の栄養状態や、難産および初乳からの受動免疫不全などが
考えられておりますが、はっきりとした原因はわかっておりません。
しかし、今回の“IARS遺伝子”は、そのほかの遺伝子疾患(CL16や、CHSなど)と同様、
キャリアー同士の交配により、子牛虚弱症候群の発症牛が
25%の確率で出てくることがわかりましたbearing
(IARS遺伝子が原因のものは,IARS異常症と呼ばれるそうです。)
現在、キャリアーとなる種雄牛は、安福、飛騨白清などが公表されています。
(岐阜県の家保が公表している分は、こちらです。
全農ET研究所では、平成25年1月に、全供卵牛の遺伝子検査を終了しました。
少なくとも、遺伝子が原因で病気が発症しないよう、平成25年度もこころがげていきますので、
平成25年度もET研究所の受精卵をよろしくお願いいたします

2013年3月29日 (金)

飛翔

本日で新人移植師の研修が終わり、岩手の分場へ旅立っていきましたairplane

思えば昨年の4月は右も左もわからなかった若者もこの1年で研究所の業務に欠かせない人物へと成長を遂げました。

ここで学んだことを生かして、東北の地でも活躍してほしいですねhappy01

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↑ET研究所の看板と一緒に  

  Imag0053

↑今日現場作業中に見かけた丹頂です(小さいですが…)。彼もこの丹頂のように新天地で羽ばたいてくれると期待してますup

さて、4月からはメンツも変わりますが、新年度もET研究所をよろしくおねがいしますnote

2013年3月28日 (木)

ジャッジングコンテスト

先日、音更町の共進会会場にて行われたジャッジングコンテストに参加させてもらいましたsign01

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開始前の会場。コンテスト前の受付中。小学生未満の子~高校生、大人まで様々な人が参加しています。
とはいうものの、体型の評価はおろか、ジャッジングなんてしたこともない。
なので、今回の目的はお勉強することと、自分にどれだけ牛を見る目があるかを調べること。
幸い、ジャッジングコンテストの前に講習会があったので、しっかり講習を受けてきましたeye
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リングの中に入り、講習を受けております。
たくさん食べることができ、牛乳もたくさん出してくる牛がよい牛。至極もっともなことなのですが、
やはり外見で判断するのはむずかしいweep
(それ以外に判断する点は多々あるはずなのですが・・・まだ自分自身よくわかっていないのが現状です。)
講習会ののち、実際にジャッジングをすることに。ジャッジングは、同じような月齢の牛を見比べ、
順位をつけていきます。
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1頭1頭よく見て、6頭の牛をみんなでジャッジングsign01
・・・。自分のジャッジングは、一番評価の良い牛、と、良くない牛、が、審査員の方と反対でした。
もちろんそれだけでなく、ほかの牛も順番がばらばらwobbly
未経産牛1回、経産牛2回のジャッジング後、
最後に、ジャッジングの点数(どれだけ正確にジャッジングできたかを点数化したもの)による
順位の発表があったのですが・・・。
小さい子も大人顔負けの得点をたたき出しており、才能の存在を痛感させられました。
講習会を踏まえ、せっかく周りにホルスタインをよく知っている人もいる環境だし、
もっと牛をたくさんみて、ホルスタインとはどんな牛かを知ろう、と思った1日でした。
わかるようになれるか、ちょっと不安ですがcoldsweats01

2013年3月27日 (水)

単角子宮

市場から導入する育成牛は、導入時点でワクチン投与などと同時に

直腸検査により生殖器に異常が無いかどうかをチェックしております。

先日、

「ん?どうも右子宮角がない。。」

そうです。

通常右と左に分かれているはずの子宮角の片方が先天的に欠損しておりました。

例えば、もし排卵した側の卵巣が子宮角が欠損している側であった場合、

人工授精では受胎しません。

こまった奇形ですね。

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外見上は全く普通の牛さんですが、、

今回は返却ということにsweat02

2013年3月26日 (火)

送別会~築地発、マイ胃袋着~

昨日、ある方の送別会を開きました。

会場は、上士幌でも有名なお寿司屋さん。

名前は明かせませんが、上士幌の人間に聞けばすぐ分かります(笑)

とてもおいしくて、音更(帯広の隣)出身の同期は、上士幌まで

家族でよく食べに来ていたそうです。

そのお店は、築地で食材を仕入れ、内陸の上士幌まで直送しているそうです。

久々にそこでお寿司を食べましたが、相変わらずおいしいですね~

築地から、私の胃袋までの長旅おつかれさまです。

そして送別会の主役の○○さん、体に気をつけて、がんばってください。

(肝心のお寿司の写真を撮り忘れましたcoldsweats01

2013年3月25日 (月)

レディース会

ET研で働く女性陣は不定期にレディース会というものを開いておりますvirgo

なかなか都合がつかなくて、だいぶご無沙汰でしたが・・・

チームワークを高めるためにはこういう会も大切だよねーrock

とにかくおいしいもの食べたいしdelicious

ということで今回は和食のお店をセレクトしましたjapanesetea

このお店の1番人気のお部屋が取れたのですが、

なんと部屋に「いろり」がありますflair

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まずは前菜です~

ツブ貝にホタテにかみこみ豚にカチョカバロが出てきましたnotes

かみこみ豚とは豚全体の3~5%しかいない極端に脂がのっている豚なんですってpig

カチョカバロは表面をソテーしてカリカリにして食べるチーズですねup

ホタテも大きくて立派でした~sign03

ツブ貝はぺろりとたいらげ(笑)、いろりで炙りでーすgood

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お部屋は個室でしたが、広かったのでそんなに煙たいとも感じず、

ゆっくりくつろぎながら食事ができましたspa

最後にお鍋が出てきました~smile

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野菜たっぷりで具を特製の卵液(野菜すき焼きらしいです)につけていただきますscissors

〆にはうどんも出てきてお腹いっぱいですdash

お店の雰囲気も良かったし、ご飯もおいしかったので女性陣大満足ーlovely

今週もまたお仕事がんばりますーwink

2013年3月22日 (金)

寒さと胎子死

最近は暖かい日も続き、南の方では桜が咲くなど春の兆しがみえてきましたcherryblossom(昨日は猛吹雪でしたが…)

さて、春を目前にして気になったことが1つ。

今年の冬はどうもET後に胎子死が起こることが多かったように思います。

ET研の場内では胎齢30日と60日に妊娠鑑定をおこなっていますが、30日で妊娠プラスにしたものが60日でマイナスになる牛がものや、エコーで死んでいる胎子がみられることがすごく多かったのですdown

昨年と比べてかなり多い頭数であったように思います。

原因は定かではありませんが、今年は寒い時期が長く続いたことも関係しているかもしれません。

今年度の反省を踏まえ、次年度は対策を考えなくてはいけませんねangry

D30 Hs101v120815_173314

↑ 胎子のエコー画像 【左:正常。 右: 胎子死 (胎子の形がいびつ)。】

2013年3月21日 (木)

ホルスタイン優良受精卵のご紹介 ~3月第2弾目~!

本日、ホルスタイン有名ファミリーの受精卵を、ET研究所ホームページにアップしましたので、ぜひご一読くださいsign01

ET研ホームページは→→→コチラより。
優良ホルスタイン受精卵のリストは、期間限定の提示となっております。
早いもの順ではございませんが、一定の期間を過ぎましたらリストから引き揚げさせていただきます。
ご容赦ください。
ご注文方法、受精卵の詳細を知りたい方は→→→コチラより。
本日新たにリストに追加しました優良ホルスタイン受精卵は、
2012年北海道ホルスタインナショナルショウ グランドチャンピオン
ハッピー グローリー ダンディー エターナル ET”に、アトウッドを授精した受精卵です。
(北海道ホルスタインナショナルショウの記事は、→→→2012 北海道ホルスタインナショナルショウ
また、前回のリストより紹介させていただいている“ハイロード クストー エクスプレス ET”に、ダミオンを授精した受精卵も、
現在残り3卵となっております。
上記2つの血統とも、“エリザベス”のファミリーです。ご検討されている方は、ぜひお早めに。。

2013年3月20日 (水)

春分の日

本日は祝日ですねsun

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

個人的には午前中は妊娠鑑定、採血、人工授精など盛りだくさん

でしたが、午後からお休みをいただきました。

のんびりネットをみていると面白い研究発表を見つけました。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130319/

新しいがん治療法です。

がん幹細胞を眠りから起こして抗がん剤で治療するという方法です。

すごい発想ですね。

がんの再発を抑制、撲滅することが可能になるかもしれませんね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに本文中の細胞増殖のブレーキとして働くFbwx7というたんぱく質ですが

”もし受精卵のFbwx7を欠損させれば受胎率向上に結びつくのでは??”

と思いましたが、、

http://www.jci.org/articles/view/40725

マウスでは10日齢胚ぐらいで死滅してしまうそうです。

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2013年3月19日 (火)

路面が見えてきた

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早いもので、もう三月も半ばを過ぎました。

気がつくと、アスファルトの路面が見えているではありませんか!

写真は事務所前の道路ですが、きれいに雪がなくなっています。

路面に雪がある時の運転は、神経使いますので、

雪がなくなると、ほっとします。

先日の空港への配送の際は、地吹雪がすごくて、対向車が直近まで見えず、

恐怖におののきながら運転しましたcoldsweats01

空港配送にしても、新ETにしても、車をよく使いますので、

路面に雪がないことで、より時間に正確に、そしてより安全にサービス提供が

できるようになることでしょう。

もう次の冬まで雪が降りませんように!