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2013年4月

2013年4月30日 (火)

ACEが受精に関係

今日は、春なのに結構な勢いで雪が降っておりますweep

十勝は大体GWくらいに夏タイヤに交換するのがいいと

言われておりますが、これでは怖くて交換できませんね。

と言いつつ、エイヤアと今週中に交換しようか思案中です。

話は変わりますが、今日の日経に、大阪大学の岡部名誉教授の研究に関する

記事が載っていました。血圧を調整するACEが受精に関わっているという研究成果が、

米科学アカデミー紀要に掲載されるそうです。おめでとうございますhappy01

こういった研究は、どのようなきっかけで始まるのでしょう。

ACEが血圧調整に関わるのは自分も大学で学びましたが、これが受精に

関わるというのは、すぐに発想できるものではないと思います。

だからこそ、この研究がすごいと思うのですが、研究のきっかけについて、

岡部名誉教授に是非聞いてみたいものです。

(誰かご存知でしたら教えてくださいcoldsweats01

2013年4月29日 (月)

研究開発会議

またまたこの時期がやってまいりましたcherryblossom

平成25年度 全農ET研究所 研究開発会議ですmemo

4/27(土)に開催でしたが、本所、全農飼料畜産中央研究所、

全農家畜衛生研究所、福岡畜産生産事業所から

会場であるET研究所までわざわざ足をお運びいただきましたairplane

また、新兵器「テレビ電話」により北日本、東日本分場の方々にも

テレビ会議でご参加いただきましたtv

ET研のメンバーも合わせると、総勢21名の会議となりましたsign03

テレビ会議は便利ですね~shine

しかし、相手方が声を発さず話を聞いてる状態だと、

きちんと聞こえているか、突然不安になりますね(笑)

「ん?ちゃんといる?聞いてる?」みたいな感じになりますcoldsweats01

しか~し、当然ちゃんと聞いてますのでご安心を(笑)

Photo

↑この写真はお昼を食べた後の会議前だったので、みなさん少しほっこり気味ですかねspa

研究開発会議は8:30~12:00まででしたが、

昼食を食べた後にもう1つ会議を行っておりましたcoldsweats02

さらに実験や現場作業がある方も会議後にもう一仕事行っておりましたsweat01

みなさん働き者ですrun

チーム一丸となって今年度もがんばりますpunch

2013年4月26日 (金)

不受胎牛

新ETシステムもだいぶ普及が進み、最近では様々な牛に対してETをおこなう機会が増えてきました。

さて、今日は3月にETをおこなった牛の妊娠鑑定にいってきましたdash

結果はすべて受胎shine

となればいいのですが、そううまくはいきませんsad

現在は生殖器他に異常がないことを確認してETをおこなっていますが、見えないところで飼料の影響、乳房炎、蹄病によるストレスなど牛選びの際に見分けきれない要因があるのかもしれません。

今後受胎率を向上させるためにも乳成分の分析や蹄、肢の観察もおこなっていく必要を感じています。

乳成分でいえばMUNが高すぎるもしくは低すぎる牛の繁殖性は低いことがよくいわれますし(8~16mg/dlが適正)、体細胞数が高い牛でも繁殖性は低下します(ET研ニュース平成23年12月号参照:https://www.zennoh.or.jp/et/news_pdf/201112_2.pdf)。

蹄、肢の観察も肉眼のみではなくサーモグラフィの活用など客観的な指標が出来ないものかと考えている今日この頃です。

T01180ir

↑ 跛行はないけど左後の蹄が赤い(赤が高温で青が低温)ため炎症を起こしている?

2013年4月25日 (木)

第42回南十勝B&Wショウ

本日、大樹町家畜共進会場にて南十勝B&Wショウにいってきましたsign01

2
本日は天気は良かったのですが風も強く、午前中は帽子をみなさんかぶらず牛引きをしていました。
2_2
どの牛もきれいで、歩く姿 も華やかさがありました。
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午後からは風も少し弱まり、帽子をかぶり始めました。
Imag0397
圧巻の乳房につぐ乳房sign03中でも・・・
9
第9部の鹿追高田さんの牛の乳房は一際大きいものでした。
結局最後まではおれず、途中で帰ってしまったのですが、
牛を見るためのいいお勉強になりました。
でもやっぱりたくさんいる牛の中で順位をつけるのは難しいbearing

2013年4月24日 (水)

感染症

連日ニュースにもなっておりますが、

中国で鳥インフルエンザが問題となっております。

まだパンデミックとはなっておりませんが、注視する必要がありそうですsweat01

皆様ご存知でしょうか?

鳥インフルエンザにも”弱毒タイプ”と”強毒タイプ”があるのを。

今回、弱毒タイプとされてきた”H7N9型”が変異し、

実際に人が死亡するケースが出ている点は非常に恐く感じますsweat01

動物を扱う仕事をしている以上、なにかしらの感染症に接する可能性はあるわけですから、

自分を守るため、動物間で広めないため、

普段から、予防・防疫には十分注意を払っていきましょうconfident

2013年4月23日 (火)

しょっぱい失敗

ここ最近、金、原油など商品相場が軟調です。

アベノミクスにとっては、副作用(スタグフレーション)が起こりにくい地合いといえます。

原因はFRBの出口観測や中国経済の成長鈍化といった外的要因であり、

世界的なリスクオン気運とともにアベノミクス成功には追い風です。

運も味方するアベノミクス。

対して私は、土曜日に実験を失敗してしまいましたweep

数えるべき未受精卵を、数える前に誤って捨ててしまいました。

準備も含めると5日間費やした実験が台無しです。

先輩にも手伝ってもらったのに・・・落ち込みますね。

アベノミクスに比べると何て自分は不運なんでしょう。

いや、おっちょこちょいなだけですねcoldsweats01

あまりに落ち込んだので、短歌を一首詠みます。

「何個なの? バケツに問うも 返事来ず

      わが心こそ 軟調にけれ」

意味:数えるのを忘れてバケツに捨ててしまった未受精卵に

思わず問いかけるも、当然返事は帰ってこない。

アベノミクスは好調だが、私の方は極めて不調であることよ

・・・次の実験、頑張ります。

2013年4月22日 (月)

ゾンビ・・・

北アメリカの北部に生息するアメリカアカガエルというカエルは、

動物界の「ゾンビ」の異名を持つそうですsweat02

どのようなカエルかというと↓(画像あり。カエル嫌いはご遠慮下さいsweat01

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009102901

今日はこのアメリカアカガエルの驚きの能力をご紹介します。

冬眠するカエル達にとって冬の寒さは厳しく、気温が下がってくると

落ち葉の中や土の中などで冬眠に入りますsleepy

アメリカアカガエルは生息地が北アメリカの北部ですから

寒さが厳しいため獲得した能力なのか、

なんとsign03自身の体を高血糖状態にし、凍りつきながら冬眠をするそうですsnow

寒さで皮下が凍結し始めると数分以内に血糖値を上昇させますupwardright

その値、なんと通常時の45倍だそうですsign03

あま~~~~~~いcakecakecake・・・なんちゃって・・・すいません

アメリカの大学の研究室が行なった実験では、

体内の70%の水分が凝固した状態でも

森の巣穴で4週間程生き続けられることが判明しました。

血液の凍結を防ぐ機能に加え、重要な組織から水分を追い出して

凍結のダメージを受けにくい部位に集中させることができるのだそうです。

そして解凍の過程で心臓は鼓動を再開しheart01、24時間以内に正常な状態に戻りますpunch

通常の生物なら死に至る凍結状態からの蘇生で「ゾンビ」と言う訳ですねdash

ところで先週紹介しました卵子の凍結乾燥ですが、

開発者はこのアメリカアカガエルから氷結晶化回避のヒントを得たそうですflair

この技術ではトレハロースを含む溶液に卵子を浸漬すると紹介しましたが、

トレハロースはアメリカアカガエルを保護する物質の1つなんだそうです。

世の中に難題を解決するヒントは転がっているわけですねtyphoon

視野を広く持たないとダメですねeye

2013年4月21日 (日)

IARS異常症

先日,農林水産省より,新しい遺伝性疾患(IARS異常症)の公表がありました。

(↑クリックすると,農林水産省のページに飛びます)
ET研ブログでも,以前紹介しましたが(以前の記事はこちら ),
臨床症状として,
発症牛は出生時から起立困難、吸乳欲減退、低体重などの症
状を呈し、虚弱で下痢・肺炎への易感染性、発育遅延が認めら
れる。
本疾患によるものと考えられる死亡例が報告されている。
と,公表されて居ます。また,治療法も,
有効な治療法はない
と公表されています。
(農林水産省より公表された資料より)
新たにわかる遺伝病は増えてきています。
今後も新しい情報はどんどん入手し,活かしていけるよう頑張りますので,
よろしくお願いしますconfident

2013年4月19日 (金)

新・新ETシステム

十勝の生産者の方々には連絡済みですが、実は今年度から新ETシステムが少し変わりました。

PRIDinから移植までの基本的なスケジュールは今までと一緒です。

では、何が変わったかsign02

今までは十勝地方を4つの地区に分けて、それぞれを週替わりで回っていました。

それを、なんと月に1回で全地区まわるようになりましたflair

つまり、PRIDinはいつもの4倍sign01移植頭数もいつもの4倍ですsign03

今日はNEW新ETの移植日でした。なので朝からフル稼働ですdash

生産、研究、課長、所長関係なしで動けるものは皆移植に走り、今日一日で53頭の牛に移植をしてきましたgoodshine

なかなかハードですが、1回に集約することで以前にくらべてかなり効率的な作業ができ、時間の節約が期待されますhappy01

来月はさらに頭数が増えることが予想されますが、全職員の力を合わせて頑張りたいですねrockup

ちなみに、今日1日では移植が全頭終わらなかったので明日も移植がんばってきますdash

2013年4月18日 (木)

ホルスタイン優良受精卵のご紹介 ~4月第2弾!~

本日も、ホルスタイン優良受精卵のリストを更新いたしましたので、ぜひご一読くださいsmile

全農ET研究所のホームページ→→→こちらより。
優良ホルスタイン受精卵は期間限定の提示となっております。
早いもの順ではございませんが、一定の期間を過ぎましたらリストから引き揚げさせていただきます。
ご容赦ください。
ホルスタイン優良受精卵の詳細は↓↓↓
↑↑↑こちらより。
今回提示させていただいている受精卵は、以前“アトウッド”で受精卵を作成し、
完売となりました供卵牛、(有)田中牧場 所有
TMFセンター ミラン ダーハム マリリン ETに、
ウィンドブルックを授精した受精卵を紹介させていただいております。
また、2012年北海道ナショナルショウ グランド・チャンピオンを獲得いたしました供卵牛、
熊谷肇牧場 所有、
ハッピー グローリー ダンディー エターナル ETに、
アトウッドを授精した受精卵もございます。
マリリン、エターナルの輝かしいショウ歴など、
供卵牛の詳細は上記ホルスタイン優良受精卵の詳細に
記しておりますので、ぜひご一読くださいsign01