燃料もれてますよ!!
アルゼンチンの研究チームが温室効果ガス排出の
削減につながるかもしれない新技術を開発したそうです
それはなんと・・・ウシの「げっぷ」を燃料に変換するという驚きの方法です
方法としては、ウシの胃にチューブをつなぎ、
タンクに消化ガスを集めてそこからメタンガスを分離するというものです
ちなみにメタンガスは自動車や発電所で使われている天然ガスの主成分です。
ウシのげっぷから集めたガスを圧縮すれば天然ガスと同じになるそうですよ
現段階では貴重なエネルギー源とは言えませんが、
化石燃料の埋蔵量が問題になる2050年という未来を見据えれば
代替手段になるのではと期待されております
ちなみにウシは1頭当たり1日250-300リットルの純粋メタンを排出するんですって
この量は、冷蔵庫を24時間切らずに使うのに十分な量だそうです
アルゼンチンは5100万頭の肉牛を飼育する「ビーフ輸出大国」の1つです。
そしてアルゼンチンの温室効果ガス排出量全体の30%がウシによるものなんです
メタンガスの温室効果は二酸化炭素の23倍にもなるそうで、
げっぷを燃料として有効活用すれば、温室効果ガス排出削減にもつながりますし、
一石二鳥なんですね~
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