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2016年8月

2016年8月26日 (金)

アクロバティックET

 

以前の記事で紹介したように,ET研究所には移植受胎率80%を誇る,スゴ腕移植師が存在します

(2/26ブログ記事「トリプルエイト」より)shine

 

本日は,その「トリプルエイト男」の新技を紹介したいと思いますsmile

 

Et2 

そう,彼の新技は,柵に登って移植を行う「アクロバティックET」ですhappy02

 

これは,連スタに入らないウシを回転柵で挟み込んだり,移植するウシが端っこにいるため窮屈な際に,十分なスペースを

確保するために編み出された技だそうですeye

 

狭い空間で動きを制限されながら移植を行うのではなく,柵の上のスペースを利用して自由に体を

使えるようにするとは…さすがですねwink

移植受胎率80%という素晴らしい成績は,このような努力と工夫の上で成り立っているのでしょうconfident

 

皆様ぜひトライしてみてはいかがですかsign02

2016年8月24日 (水)

逃げ出した牛

18日からお盆の採卵やすみも終わり、いつも通りの採卵が始まりました。

その日の夕方・・・

2号牛舎にいた牛たちが逃げ出す事件が発生しました。impact

幸い残っていた職員により30分程度で捕まえることに成功~happy01
怖がりな動物だと思うのですが、テンションMAXで外を走り回っていましたcoldsweats01

逃げ出した牛のこんなニュースを発見しました。eye

【海外発!Breaking News】食肉処理場から逃げ出した牛、保護され新しい人生が(米)

この牛さん、食肉処理場から逃げ出し街をさまよっていたところをSNSにアップされ
それをみた動物保護団体の方が引き取ったそうです。

ET研の牛たちも第二の人生を求めて逃げ出していたのでしょうかsign04

2016年8月19日 (金)

夏休み終了!!

 

ET研ブログをご愛読いただいている皆様,いつもありがとうございますhappy01

最近更新が途絶えていたのを心配してくださった方もいるかもしれませんが,

実は,毎年恒例のお盆休みに突入しておりましたhappy02

 

お盆期間は採卵,採精ともにお休みだったため,この時期に夏季休暇を取得する職員が多く,

ずいぶんと静かな日々が続いておりました。

が,本日ついに日常業務が再開しましたsign03

 

夏休み明け初日の今日は27頭の採卵から始まり,休んでいた分を取り返すようにたくさんの仕事に追われておりましたcoldsweats01

たっぷり充電して,たくさんの夏の思い出を胸に,ふたたび受精卵生産業務にまい進していきますsign03

 

ちなみに下の写真は昨日ナイタイ高原レストハウスでランチをした時のもの。

今年は天気に恵まれず,ナイタイに上るたびに濃霧もしくは雨でしたが,夏の終わりにようやく晴天に恵まれましたheart04

20160819_22_24_42 

これからめっきり涼しくなりますので,皆様お体に気を付けてお過ごしくださいwink

2016年8月16日 (火)

和牛の双子生産③ ~双子受胎牛の妊娠末期の栄養管理~

和牛の双子生産、第3回目の今回は、双子受胎牛の妊娠末期の栄養管理の考え方・試験内容をご紹介します。

◎妊娠末期の栄養管理

・繁殖母牛は太らせないことが基本ですので、分娩予定日の約2ヶ月前までは母牛を維持させる程度のエサの給与量で十分です。

・一方、分娩予定日の約2ヶ月前である妊娠末期に差し掛かると、胎子が急激に成長にするため、胎子の成長に見合った栄養分を給与する必要があります。『増飼』とも言われます。

・双子生産においては、この増飼がポイントになります。双子受胎牛のお腹には当然、2頭の胎子がいますので、2頭の胎子に見合った『増飼』をしなければなりません。

・必要な栄養給与量は「日本飼養標準・肉用牛」を参考にし、母牛の維持栄養量に胎子2頭分の栄養量を加えました。

「日本飼養標準・肉用牛」

http://jlia.lin.gr.jp/cali/info/standart/nikuusi.html

・なお、実際の給与量は母牛の体重、給与する配合飼料や粗飼料の成分値などによって変わってきますので、今回は配合飼料給与量の他に、日本飼養標準で設定されている栄養給与量を基にし『充足率〇%』という形で表します。

 

◎試験区の設定

〇一定区

・日本飼養標準の充足率が100%となるように、分娩予定日の約2ヶ月前から配合飼料を3kgに増飼し、分娩まで一定量の給与としました。

〇増給区

・当研究所の一般管理の中で、分娩予定日の3週間前からタンパク充足率が130%となるように、2段階の増飼を行うことで分娩成績が安定した事例がありました。

・そのため、増給区では分娩予定日の約2ヶ月前から配合飼料を3kgに増飼(充足率100%)、3週間前から配合飼料を6kgにさらに増飼しました(充足率130%)。

〇急増区

・増給区のような2段階の増飼を行おうとすると、分娩予定日の約2ヶ月前から給与量を変更するために別飼しなければならないですが、牛舎構造を考えると2段階の増飼は難しい、という農場を想定し、それでも最後の増飼だけはやってもらおう、と考えた区です。

・分娩予定日の3週間前までは配合飼料が1kgなので維持期と同等の管理です(充足率85%)。そして、分娩予定日の3週間前から増給区と同じく、配合飼料を6kgに増飼しました(充足率130%)。

〇単子区

・2卵移植を行いましたが、残念ながら単子のみの受胎だった牛は、単子区としました。

〇各試験区の配合飼料給与量と充足率を、以下の図に示します。

次回は、各試験区の分娩成績をご紹介します。

2016年8月 8日 (月)

moo

牛の尻尾につけて出産のタイミングをモニタリングするウェアラブル端末「MooCall」というものをご存じですかsign02

最近、ET研ブログでもスマホを使用した便利な機能やウェアラブル端末のお話をすることがたびたびありますが、本当に便利な世の中になったものだと感じますconfident

ウェアラブル端末とは身につけて持ち歩くことが出来るコンピュータのことでスマホなどの単に持ち運べるコンピュータとは異なり、衣服状や腕時計状で身につけたまま使えるものを指すのだそうですwatch

牛のお産は一般的には自然分娩が望ましいとされていますが、分娩のタイミングは予想しづらいものですthink

分娩時には事故も起こりやすく、介助を必要とする場合もあるため農家にとっては気を抜けない時期ですが、この「MooCall」を出産予定1週間前の雌牛の尾に装着し、尾の動きをセンサーで常時モニタリングすることで、分娩のタイミングを感知できるのだそうですflair

分娩開始の1時間前に、SNSや電子メールでその旨をユーザーに通知してくれるそうwink

分娩を体温か何かで感知すると思っていましたが、尾の動きなんですねsign01

生産性の向上に一役買いそうな端末ですねgood

ところで「MooCall」は30ヵ国以上で販売されていて、「Moo」は牛の鳴き声から取ったのだと思われますが、日本語では牛の鳴き声は一般的に「モー」と言われます。

英語では「Moo」=「ムー」だそうですtaurus

私が衝撃的だったのは豚ですが、日本では「ブー」英語では「Oink」=「オインク」pig

えっ豚ってそんな風に鳴くの?(ブーでもない気もしますが・・・)

豚用の端末があるとしたら「OinkCall」と言われても豚なんて想像できませんねcoldsweats01

きわめつけは馬!

日本語では「ヒヒーン」ですが、英語は「Neigh」=「ネイ」horse

「NeighCall」・・・誰用ですか?笑

「MooCall」分かりやすくて良かったdash

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曽根さま、コメントありがとうございます!

返信が遅れて申し訳ございませんでした。

Moocallは取り扱いはMPアグロのようです。

以前に問い合わせたところ、農水省の認可は下りたようなのですが、通信が日本の電波に合わずそのままでは使用できないため、一旦販売中止になっていると聞きました。

しかし、その後進展があったかどうかまでは分かりません。

申し訳ありません・・・。

2016年8月 5日 (金)

ET研を飛び出して!

 

いつもは上士幌にあるET研究所本場にこもりっぱなしの私ですが,

本日初めて農家採卵の準備に同行する機会をいただきましたhappy02

 

採卵というと,子宮を還流して受精卵を回収する作業だけを思い浮かべがちですが,

実際は本当にたくさんの作業の積み重ねが必要になります。

まずは採卵できそうな個体を選び出し(選畜),発情の同期化が必要であれば行い,卵胞をたくさん発育させるための

ホルモン処置を行い(過排卵処置),その後ホルモン剤で排卵させ,人工授精をし,ようやく受精卵回収となりますconfident

 

場外で採卵をするときも同様の工程が必要になるため,ET研職員だけでなく農家さんをはじめとする多くの方々の協力のもと

これらの作業を行いますwink

 

本日同行させていただいたのは上記のうちの「選畜」で,一頭ずつ丁寧に調べながら採卵に向けての処置を施しました。

 

作業風景をパシャリsmile

20160806_10_14_12

とっても毛づやのよい,きれいなウシばかりの牛群でしたlovely

 

また,手早く正確に作業を行うための工夫が盛りだくさんでびっくりcoldsweats02

同じ作業でも,ET研の場内と農家さんの現場では全然違うことを知り,大変勉強になりましたflair

どうかたくさんの受精卵がとれますようにshine

2016年8月 3日 (水)

そらとぶ冷蔵庫

冷蔵庫を移設することになり、専門業者の方に作業をお願いいたしました。

自分たちでは不可能そうなことでもプロにお任せすれば安心ですね。

大きな冷蔵庫でしたが、すんなり入りました。confident

1

おかげさまで、引越しは無事に終わりました。good

2016年8月 1日 (月)

東日本分場暑気払い

みなさん、こんにちはhappy01

東日本分場ですscissors

こちら関東はようやく梅雨明けしましたrain

梅雨が明けて一気に夏モードですyacht

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連日30℃超えの日々で牛も人もぐったりしてしまいますねsun

しかーし、そんなことは言ってられませんので、夏の暑さに負けずにお仕事を頑張るためにみんなでご飯を食べに行きましたbleah

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今回は中華を食べに行きましたnoodle

おいしいものを食べ、冷たい飲み物を飲んで、みんなでお仕事の話もしつつ、暑い夏を乗り切ろうと一致団結しておりましたrock

東日本分場のメンバーは、新ETや契約採卵で分場を留守にすることが多いので、全員が集まることもなかなか貴重なのですconfident

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じゃじゃ~んsign03

北京ダックもいただきましたshine

とてもおいしいお料理を堪能できて満足ですfull

分場メンバーともゆっくり話も出来ましたnote

これからが夏本番spa

暑さに負けずにみんなでがんばりましょうhappy02