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2019年1月10日 (木)

牛IVF胚の受胎率はなぜ悪いんですか?パート2

http://etken-blog.lekumo.biz/et/2019/01/ivf-4743.html

「牛IVF胚の受胎率はなぜ悪いんですか?」はココ↑

じゃあ、どうするの?

の続きです。

最近、我々の業界では「タイムラプス」というマシーンが流行ってます。

これはIVF卵の培養機内にCCDカメラが組み込まれていて、

受精卵の写真を一定の間隔で何日も撮りつづけます。

たとえば20分に1回という頻度で1週間とか。

そして、

撮影した「きれいな胚盤胞」の写真を

パラパラと卵割初期から見ていきます。

すると、

「これは1細胞から3細胞にワープしてるから移植しない!」

とか、

「これは第1回目の卵割のタイミングがおかしいから移植しない!」

とか「きれいな胚盤胞」の中でも受胎しやすいものを選抜できるように。

この「タイムラプス」、

家畜の業界だけでなく、

近年は特にヒト生殖医療領域で広く使われるようになりました。

しかし、ここでも問題が浮上してきます。

少ないラボの職員で、

膨大な量の写真を確認する時間がない!

ということです。

そのためか、

「タイムラプス導入したけど、あまり使ってないね」

なんて聞いたりします。

なんだか、もったいない。。

じゃあ、どうしたらいいんですか?

我々、

流行りの「タイムラプス」を流行りの「人工知能」に観察させて、

受胎しやすい牛IVF胚を「人工知能」に選抜してもらおうぜ!

そして、卵割初期だけじゃなく、

ほかに受胎に影響を与えるポイントを「人工知能」に探してもらおうぜ!

っていうプロジェクトを進めてます。

ということで、

詳細はまた後日に。

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