空胎日数の経済的効果
先日、
で移植時にシースカバーを装着すると受胎率が4.5%向上しましたよ
ということを紹介したんですが、
5~10%程度の受胎率改善で
実際にどれだけの経済効果があるんだろう?
と思いませんか
農研機構のご発表が大変面白かったです
詳細は
「受胎率を変化させるシミュレーションによる乳牛の空胎日数の経済的効果の推定」
Animal Science Journal 91, e13342, 2020
をご覧ください
乳牛の場合ですが、
受胎率を1%上昇させると年間所得が1623.8円(北海道)、946.8円(道外)増加するらしいです!
すごっ!
〇%上昇、飼養頭数が、、と考えると
やはり1日も早く受胎させたいですね
さらにさらに、
空胎日数が1日短縮すると年間所得が、
857.4円(北海道)、399.0円(道外)
増加するそうです!!
このように儲けの見える化は農家のモチベーションのためにも非常に重要ですね
興味深いご研究でした
ありがとうございました
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