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2021年3月 2日 (火)

7&7Synch protocol vs the 7day Co-Synch+CIDR protocol

今回は、最近発展してきた、7&7Synch protocolについて、
従来の方法と比較する論文を紹介します。

Comparison of the 7 & 7 Synch protocol and
the 7-day CO-Synch + CIDR protocol
among recipient beef cows in an embryo transfer program

こちらの論文では、排卵の同期化の処置方法として、
7&7Synch protocolと7-day CO-Synch+CIDR protocol
を比較しました。
7&7Synch protocolでは、day0でCIDR+PGF2αを挿入し、
day7でGnRHを投与し、day14でCIDRを抜いて、
PGF2αを投与しました。
また、7-day CO-Synch+CIDR protocolは、
day0でCIDRを挿入するとともに、GnRHを投与し、
day7でCIDRを抜いて、PGF2αを投与しました。
両者ともPGF2αの投与後に発情がみられない場合は、
GnRHを投与しました。
発情がみられた、もしくはGnRHを打った日から
7日目にETを行いました。

結果として、7&7Synch protocolを用いた牛群では、
処置後に発情兆候が見られる割合が高くなりました。
また、はっきりとした黄体がみられ、移植可能と判断
される牛群の割合と妊娠率も高くなりました。

この両者のprotocolはそこまで大きな違いは
ありませんが、妊娠率で有意差がでたことから、
試してみる価値はあるかもしれませんね

AM

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