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2012年11月

2012年11月30日 (金)

冬でも元気

研究所の周りも雪で覆われるような季節になってきましたsnow

気温も徐々に下がり、野外へ出て作業をするのも億劫になってきますsad

そんななか元気なのが、牛たちですtaurus

牛といってもホルスタイン種ですが、さすが寒冷地原産、元気に走り回っていますup

さらに牛舎内に入ると、この気持ちの昂りが抑えきれないのか、うっとうしいくらい人に絡んできて作業の邪魔をしてきますsweat02

121201_142348 ←私も私もと言わんばかりに絡んできますsweat01

一方、それだけ元気なせいか最近すごく発情が強く出るように思います。

ただ発情兆候が強いうえに元気なため、どの牛が本当に発情なのかわからなくなってくることも…wobbly

121201_142537←絡んでるけど前後どちらが発情??

121201_142737 ←やはり正確なのはスタンディング。

夏場のストレスもなくなったわけですし、これからどんどん受胎して受胎率アップに貢献してほしいですねshine

2012年11月29日 (木)

牛の履歴

みなさんはお肉に表示されている
個体識別番号という10ケタの数字をご存じでしょうか?
Photo_2
お値段がお得だったりするので隠していますcoldsweats01
これはBSEが日本で初めて確認されたことを発端に、BSE緊急対策として、全国の
すべての牛に対して固有番号を付した識別耳標の装着を行って、各個体の生産・異動情報を管理するものです(wikiより)。

https://www.id.nlbc.go.jp/top.html

↑牛の個体識別情報検索サービス
このサイトより、その牛がどこにいたかなど、牛の生い立ちが検索できます。
私はよく牛の生年月日を調べたりするのに使用しています。
どこの誰のおうちで生まれたかもわかるため、お肉を買った時にはたまにみるのですが、
いまだ知り合いのおうちに当たったためしがありません・・・sad
写真のお肉は生まれも育ちも北海道ですが、中には全国を動き回っているお肉もあります。
ぜひぜひ検索してみてください。

2012年11月28日 (水)

国際胚移植学会

来年の1月に第39回国際胚移植学会(IETS)が開催されます。

http://www.iets.org/index.asp?autotry=true&ULnotkn=true

場所はドイツのハノーファーというところです。

ET研究所では毎年、日々の研究の成果を国際学会で発表しており、

今年も一題発表予定です。

インターネットで研究発表の内容を知ることが出来ますflair

http://www.publish.csiro.au/nid/44/issue/6507.htm

今年のシンポジウムのテーマは”Advances in transgenic animal production”です。

”transgenic animal”=”遺伝子改変動物”のことですが、

医薬品の開発などに重要な役割を果たしています。

他に、ポスター発表は全部で337題、口頭発表では今年ノーベル賞で話題となったiPS細胞に関する報告もありそうです。

全農ET研究所がさらにパワーアップできるような情報を集め、

生産現場にも還元してまいりますshine

2012年11月27日 (火)

2%水素ガスは生命予後を改善する

すなわち、

心肺停止後に何らかの処置を施して心拍が再開しても、

脳や心臓(活性酸素による組織障害)への重篤な後遺症が残ってしまうことが多いのですが、

2%水素ガスを吸入することで状態悪化が緩和されるらしいですpunch

また水素ガスは、全身性炎症物質の増加も抑制することが明らかとなりましたpunch

慶応大学と日本医科大学の共同研究ですgood

非常に簡単にまとめると、水素ガスは、

「活性酸素を除去する」

「抗炎症作用をもつ」

ことが明らかとなりました

水素ガス・・・、簡単に入手できていいですね

細胞保存技術の改善に使えそうな予感が・・・

むふふ

2012年11月26日 (月)

奇跡の牛「サニー」

11月23日は静岡県御殿場市で

「第8回全日本ブラックアンドホワイトショウ」が開催されましたmotorsports

この大会では東日本大震災で被災した宮城県農業高等学校で飼育されている

奇跡の牛「サニー」が出品されましたtaurus

???奇跡の牛とはどういう意味なんでしょうか???

実は宮城県農業高等学校で飼育されていた乳牛は、

震災のため34頭中20頭が死んでしまったそうなのですが、

津波で流されながらも奇跡的に生還した牛もいたそうですtaurussweat01

その生き残った牛のおなかの中にいたのが「サニー」なのですshinetaurusshine

まさに奇跡の牛ですねsign03

なんだかこの記事を読んで涙が出そうになりましたweep

6月に宮城で行われた品評会では1位に輝いたそうですcrownshine

その時のサニーの凛々しい姿と記事はコチラdownwardleft

http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20120618dde041040080000c.html

生徒に体を洗ってもらっているサニーの写真↓spa

体を洗っている女の子達もかわゆいですねlovely(笑)↓↓

http://mainichi.jp/graph/2012/11/16/20121116k0000m040071000c/001.html

ちなみに全日本ブラックアンドホワイトショウでは最下位だったそうですwobbly

でもがんばったね、サニーgoodsign03

2012年11月23日 (金)

勤労感謝の日

本日11月23日は勤労感謝の日のため研究所はお休みをいただいています。

しかし採卵や移植といった業務はないのですが、牛の都合がありますので誰かは当番として様々な作業に当たっていますtaurus
具体的には発情の発見や授精、ホルモン剤の投与がメインで、その他牛の治療などを基本1人でおこなうためなかなかハードだったりもしますsweat01

話は変わりますが勤労感謝の日とは「勤労 をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としているそうで、農業国の日本では古来は五穀の収穫を祝う日だったようですね(参考wikipedia)。

日ごろは仕事に追われて忙しいことが多いですが、働くことができることに感謝してこれからもがんばりたいですねup

ただ今年は天候が不順のため、未だ大豆が収穫できていない地域もあるそうで…まだ収穫は祝えないかもしれませんdown

2012年11月22日 (木)

11月27日 ホクレン家畜市場

ついにET研究所所有の最後のブラウンスイスが上場します。

名号はポピー サージ ダルトンET。
ポピーという名号からか,ET研究所内極々一部では
“はなこちゃん”として親しまれておりました。
Y2527
(ブレツシング カル アクレイムETのX精液を絶賛妊娠中sign03
またどこかで会えることを祈っていますconfident
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2012年11月20日 (火)

ET研同好会

先日は「ET研マラソン同好会」runについてご紹介しましたが、

まだまだありますsign01

本日は、

「ET研豚汁同好会」pigsign03

寒くなると時々豚汁を作ります。

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お昼前にはいいにおいが充満するんです。

体も温まり、午後の現場作業もがんばれます。

ごちそうさまでしたーhappy02

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↑豚汁女子

ネタ切れです。すいません・・・。

2012年11月19日 (月)

白銀の世界!

北海道各地で例年よりかなり遅れましたが初雪が観測されましたsnow

今日も空港まで受精卵の配送に行ったのですが、

とうとうET研の周りもこんなんなってしまいました~snowboard

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季節ごとに美しく風景が変わるところが十勝の良いところだと思いますcatface

雪が降るとET研付近の道はこんな風になります~downwardleft

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雪のトンネルみたい~shine

とても幻想的な風景に様変わりですbleah

今日の雪は湿っぽかったですが、パウダースノーのときはもっと美しいですgood

ところで雪が降ると心配なのが車の運転です・・・orz

ET研は山の方にあるので、行きは登り、帰りは下りになっていますdown

難所が何箇所もありますが・・・

私的には冬になるとここのカーブが非常に恐怖でございますshock

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北海道にお住まいのみなさまはこれから車の運転に十分ご注意下さいrvcar

2012年11月16日 (金)

JA大樹より新ET見学

以前もありましたが、本日の新ETシステムでもJA大樹より2名の移植師の方が研究所および新ETシステムの見学にいらっしゃいましたnote

昨日は現場のほうに随行していただき、超音波を用いた黄体確認、研究所に戻ってからETに関する座学、そして本日は採卵から移植までの流れをみていただきましたeye

現場ではなかなか機会のない超音波をもちいての黄体確認や新たな繁殖技術について、興味をもっていただけたように思いますconfident

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実はこれでJA大樹の移植師、合計8名の方々に新ETシステムの作業をみていただきました。

今回の見学ほかが少しでも現場の役にたっていただけたら嬉しいですhappy01

皆さん2日間も、朝早くからお疲れさまでしたsweat01

何か技術的なことでご質問ありましたらいつでも気軽に聞いてくださいね。