• Photo
  • Img_20240417_002617572
  • Img_20240402_212350667
  • Img_20240318_211517328
  • Img_20240221_220708341
  • Img_20240206_114426084_2
  • Img_20240206_114426084
  • Img_20240204_181933563
  • Img_20240123_132449550_hdr
  • Img_20240120_182129566

« 2018年12月 | メイン | 2019年2月 »

2019年1月

2019年1月11日 (金)

今日は受胎性の高い雌凍結精子を紹介しますヨ

性選別精子は活力が弱く、

受胎性が少々落ちることが一般的です。

これ、精子を

染色する、

レーザー光線をあてる、

分離時に圧をかける、

などの工程が原因のようです。

しかしながら、その中でも受胎性が高い強靭な精子の持ち主がいるわけです。

今日、紹介するのは

GENEX社の「ユニーク」

Photo

ある地域で、65パーセントの受胎率が得られました!

それもAI期間は「真夏!」

(ただし、供試牛はすべて未経産牛)

現在、値段もリーズナブルで大変お勧めです。

国内在庫、少なくなってきてますのでお早めに。

NEWパンフレットや価格表をご希望の方は、

コメント欄に郵便番号、送り先住所、氏名と「パンフレット希望」と入れてください(公開されません)。

2019年1月10日 (木)

牛IVF胚の受胎率はなぜ悪いんですか?パート2

http://etken-blog.lekumo.biz/et/2019/01/ivf-4743.html

「牛IVF胚の受胎率はなぜ悪いんですか?」はココ↑

じゃあ、どうするの?

の続きです。

最近、我々の業界では「タイムラプス」というマシーンが流行ってます。

これはIVF卵の培養機内にCCDカメラが組み込まれていて、

受精卵の写真を一定の間隔で何日も撮りつづけます。

たとえば20分に1回という頻度で1週間とか。

そして、

撮影した「きれいな胚盤胞」の写真を

パラパラと卵割初期から見ていきます。

すると、

「これは1細胞から3細胞にワープしてるから移植しない!」

とか、

「これは第1回目の卵割のタイミングがおかしいから移植しない!」

とか「きれいな胚盤胞」の中でも受胎しやすいものを選抜できるように。

この「タイムラプス」、

家畜の業界だけでなく、

近年は特にヒト生殖医療領域で広く使われるようになりました。

しかし、ここでも問題が浮上してきます。

少ないラボの職員で、

膨大な量の写真を確認する時間がない!

ということです。

そのためか、

「タイムラプス導入したけど、あまり使ってないね」

なんて聞いたりします。

なんだか、もったいない。。

じゃあ、どうしたらいいんですか?

我々、

流行りの「タイムラプス」を流行りの「人工知能」に観察させて、

受胎しやすい牛IVF胚を「人工知能」に選抜してもらおうぜ!

そして、卵割初期だけじゃなく、

ほかに受胎に影響を与えるポイントを「人工知能」に探してもらおうぜ!

っていうプロジェクトを進めてます。

ということで、

詳細はまた後日に。

2019年1月 9日 (水)

十日恵比須詣り for 所得向上祈願

Img_5415_3

昨日、九州分場は

農家所得向上祈願で、

ついでに、

九州分場職員所得向上祈願で(笑)、

十日恵比須神社にいきました。

Img_5410

毎年この時期に超多くの人が商売繁昌祈願に訪れる神社です。

今回は「福引」の列に並ぶことに。

Img_5407_3

やっとのことで、福引券ゲット

これだけでもいいことありそうな。。

そしてさらに、

くじを引く列に並びます。。

すると何だか、前方でザワザワ感あり。。

そして、放送が流れました。

「福岡県〇〇市〇〇町~ 〇〇さま~、大当たり~~~」

我々の数人前で1万人?に1人しか当たらない、

ヤバい当たりが出たそうです。

もちろん我々が当たればブログのネタになって、

最高にうれしかったんですが、

この瞬間に立ち会えただけでも笑みがこぼれました。

その場で「えびす手一本」が執り行われ、

周りのみんなも祝福の拍手をおくります。

なんだか、少し得した気分でお詣りして帰りました。

Img_5414

「福笹」は職場に飾ってます。

一同、がんばりますので今年もよろしくお願いします。

続きを読む »

2019年1月 8日 (火)

新しいGENEX社精液のパンフレットができましたよ

12月発表された全米ランキングを反映した

パンフレットが完成しました。

もうすぐお届けできると思います。

Genex

さて本日は、

北米で実施された大規模酪農家アンケートについて紹介しようと思います。

質問:「乳牛の改良において重視する項目は何ですか??」

第1位 娘牛妊娠率

第2位 乳量

第3位 ライフタイムネットメリット

第4位 たんぱく質+脂肪

第5位 乳器

第6位 肢蹄

第7位 生産寿命

という結果で、皆さん最近は、後継牛の繁殖性の改良にもっとも力を入れているようです。

NEWパンフレットをペラペラしてみると、

タバスコ、レドツクス、エイドリアンの娘牛妊娠率が

それぞれ、+4.5、+5.1、+5.9と半端ない数値になってます。

特に今回タバスコは、

全米7位となり表紙を飾っています。

NEWパンフレットをご希望の方は、

コメント欄に郵便番号、送り先住所、氏名とパンフレット希望と入れてください(公開されません)。

ホルスタイン優良血統受精卵のご案内

新春企画第1弾

本日はホルスタイン優良血統受精卵を紹介します

優秀な未経産牛3頭から性選別精子を用いて採卵しました

体内採卵なので受胎率も安定しています

牛群改良にご活用ください

すでに在庫数が少ないものもありますがご理解ください。


holstein.pdfをダウンロード


  ↑ファイルのダウンロードはここ


1

2

3

不明な点はお気軽にお問合せください

2019年1月 7日 (月)

掘り出し物(ふくおか県酪)

先日、

家の近くの蚤の市に出かけました。

いろいろな雑貨がきれいに陳列されていて楽しいですね。

Dog

この犬、知ってる。

Img_5401

ボタンがいっぱい。

個人的にはオシャレな瓶に入っているメダカや小エビに興味がありましたが、

購入を却下され、新たな獲物を物色していると、

見つけました!

値段を見ると50円ではないですか(笑)

これは買わねば!

ということで我が家の食器棚に新しい仲間が増えました。

Img_5346_2

ふくおか県酪コップです。

大事に使ってます。

2019年1月 3日 (木)

牛IVF胚の受胎率はなぜ悪いんですか?

牛IVF、素晴らしい技術です。

OPUを利用した育種改良にも拍車がかかります。

しかし、開発されて数十年が経過しますが、

(体内受精卵と比較すると)低受胎率、流産・過大仔の発生が改善されてません。

受精卵の培養液の改善も進み、

「きれいな胚盤胞」
を選抜してETしますがなかなか難しいのが現状です。

なぜ?

最近の研究で、

第1回目の卵割、

すなわち、2細胞期になる時間帯であったり、

その分裂した割球の大きさの比率(1:1に近いものが良い)

などが受胎率に影響を与えているという報告があります。

さらに、よく観察すると1細胞から

3細胞期や4細胞期に分裂するものがあります。

2細胞期を飛ばして。

この場合、染色体異常が生じます。

このような初期発生がおかしい受精卵も「きれいな胚盤胞」になってしまうんです。

この「きれいな胚盤胞」をETすると、受胎率が低かったり、流産が多発する。。。

じゃあ、どうしたらいいか?

ってのは次の機会に。

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします