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2020年9月

2020年9月30日 (水)

バージンフラッシュってその後の受胎性に影響しないの?

福岡もだいぶ涼しくなり、

走りやすい季節になってきました

先週土日は久しぶりに完全に休むことができ、

時間があったというか

かなり暇だったので、

チャレンジしたのが

走った形跡(GPS)でお絵描きです

さて問題!

これはなんでしょう?

Gps

一筆書きです、なかなかの出来栄え!

わかった方はコメント欄に答えとメアドを入れてください(公開されません)

未定ですが、

先着で何かプレゼントを差し上げます

さて、本題に入りましょう

タイトル、どう思われますか?

農家さんから受ける質問でかなり上位にランクします

ちょうどよいご発表がありました

J Dairy Sci,2020, doi: 10.3168/jds.2020-18386.

Does previous superovulation affect fertility in dairy heifers?

というタイトルで

まさに

「バージンフラッシュってその後の受胎性に影響しないの?」

と訳します

ブラジルで乳牛1,783頭を用いておこなわれた検証です

試験では

「1回採卵してAI」区

「2回採卵してAI」区

「採卵なしでAI」区

と比較してどうか調査

結論ですが、

「1回採卵してAI」区は影響しない

「2回採卵してAI」区は初回AIの時期の遅れや

それに伴い分娩時期が少し伸びてしまうけど

その他は影響しない

ということでした

個人的な意見ですが、

将来、超有望選手から

2回の採卵で受精卵が合計10個以上取れるのであれば

少しの初回AIの遅れは仕方がないと思います

それより採卵後AIの受胎性の低下が見られずホッとしました

採卵の手技によっては何らかの影響が出る可能性もあり

100%大丈夫とは言い切れませんが、

概ね「問題なし」と考えてよい結果だと感じました

ゲノム育種価が高い牛や能力が期待できる牛は効率よく産子を取りたいですね

2020年9月28日 (月)

リモート講演会、できます

これまでは会場にお邪魔して

face to face

で講演会をおこなっていましたが

本日は初の「リモート」での挑戦でした

途中、

コチラの声がきちんと聞こえているか、

農家さんの反応はどうか、

など気になっていましたが

中断することなく進んでいたので

大丈夫だったんでしょう

私、いつも話の節目節目で

「ココまでで分からないところはないですか?」

と質疑応答しながらのスタイルが好きです

その方が、

みなさんの理解が深まる感じがします

今回は、

一方的に1時間以上話を続けて

最後に質疑応答というスタイルだったので

「理解度」が心配でしたが

たくさんの農家さんにご質問いただき

一安心でした

本日の内容は

コチラの3本立てです

Photo

途中、

分娩前から初回AIや採卵のことを考えた飼養管理をしましょう!

1

乳牛だけじゃなく、和牛も

確実に世代間隔が短くなってますよ!

2png

など情勢についても説明させてもらいました


そして、最後に

全農受精卵、すごく受胎しますよ!

よろしくお願いします!

で、〆ます(笑)

今回、リモートでも十分満足できる講演が行えました

講演会を依頼いただいたオーガナイザーの方々には御礼申し上げます

ということでリモート講演会、

全国どこでもやらせていただきます

興味のある方は、

お近くのJAにご依頼ください

2020年9月26日 (土)

「幸紀雄」

説明する必要がないほど有名牛

全国的に人気が高いです

血統は

百合茂-金幸-安平-第20平茂

慢性的に精液は入手が難しい状態です

今回は

JAなすの管内で開催された枝肉共励会の結果についてお知らせします

結果は

幸紀雄祭

でした

BMSは当然ながら

増体、歩留まりが非常に素晴らしいですね

各賞はこちら↓をポチってご確認ください

JAnasuno.pdfをダウンロード

精液入手が難しい場合、

全農凍結受精卵もご活用ください!

2020年9月24日 (木)

OPU前のFSH

昨日は近場でOPUの打合せをおこないましたよ

対象牛は経産/未経産/妊娠牛なのか、、

対象牛の過去の繁殖成績、、

農家の飼養管理法、、

牛の栄養状態(血液プロファイル)、、

ゲノムの能力、、

現在、病気をしてないか、、

交配精液、、

受け牛は経産/未経産、、

新鮮移植/チルド移植/凍結移植、、

などなど、

いろいろなことについて協議

で、事前にFSHを投与した方がよいのか?

なども話題になりました

我々は今公表されている論文の情報、

および経験則により

投与をおすすめしています

最近はラクチンなワンショットが多いです

FSHを投与すると

卵胞が大きくなりエコー画面で確認しやすい、

あるいは物理的に吸引しやすくなることもありますが、

IVF後の胚発育率も高くなります

現在、オンラインで繁殖生物学会が開催中らしいですが、

要旨をながめると

OPU前のFSH投与がなぜ胚発育を助けるのか?

卵胞液をメタボローム解析して明らかにしようぜ

というご研究がありました

難しいことは書きませんが、

FSH投与は

卵胞細胞のグルコース代謝を抑制する、

酸化ストレスを抑制する、

ことでOPU後の胚発育を亢進させているのではないか、

という結論のようです

なるほど勉強になりました

FSHで1個でも多く質の良い胚盤胞が取れるとうれしいですね

しかし、日本も体内採卵よりOPU-IVFの方が多くなる時代がくるんでしょうか

私、「くると思います」に一票です

北半球は史上最も暑い夏だった

らしいです

世界気象機関が発表

今年は20世紀の平均気温を1.17℃上回りました

1977年以降、毎年、平均を上回る

「温暖化」が続いています

九州で8月にホルをみると

かなり暑そうな顔してます

ここで注意することがヒートストレスなんですが、

なんだか、9月になって急に過ごしやすくなってきました

今年は特にそう感じます

30℃を超える日がない、、

ということで、

例年、夏の採卵事業は開店休業状態の九州でしたが、

今年は8月、9月もずっと採卵・移植事業を拡大し続けます

成績を見ても「暑さの影響なし」と判断できるレベルです

次回は熊本で製造した新鮮卵を

県外に運んでETしますよ

取れ高、受胎結果は

またお知らせしますのでお楽しみに

2020年9月20日 (日)

「勝鈴蘭」

この世を去ったら名牛になる!?

で紹介されましたが、

本会の種雄牛です

追加コメントしますが、

何がいいって、

安福久を絡めずBMS平均11.0は

大したもんです

記事以外のデータでもBMS No.12だったと

チラホラ情報が入ってきます

しかし、

「勝鈴蘭」

子牛のころは、

ぜんぜん元気のない牛で

疑牝台にもまったく興味をもちませんでしたが、

何度も調教して

初めて採精できた時は

当時のスタッフみんなで飛び上がって喜んだ記憶があります

なんか、自分の息子が少し成長したような感じ(笑)

2020年9月19日 (土)

「美国白清」

さまざまな雄牛が頭角をあらわしてきます

ゲノム育種価の普及により

和牛の更新もかなり早くなってきた印象

世代間隔は

間違いなく短縮されてます

「美国白清」は鳥取生まれで

家畜改良事業団検定協力種雄牛

先日、農家さんの依頼で採卵させてもらいましたが

授精状況も良いように感じました

オレイン酸の数値が高いそうです

鳥取和牛と言えば

「オレイン55」ですね

ステーキだけではなく、

個人的にはお寿司など

生で食べるとそのおいしさが素晴らしく引き立つように思います

血統は

美国桜-白清85の3-平茂勝

全国的に人気が出るといいですね

詳細は

鳥取県和牛生産者連絡協議会さん

のfacebookをご覧ください

2020年9月17日 (木)

ET後の受胎率が2倍以上に!

先日、

「知恵久」

で島根採卵後、

体内卵の新鮮移植を地元の移植師の方々に

やっていただいた~

と紹介したんですが

その受胎率が出ました

25%程度で伸び悩んでいた受胎率が

一気に63%まで向上

さらに移植経験が浅い方も数名いたんですが

それでもこの成績!

体内新鮮を移植して自信をつけていただきたいですね

で、本日も採卵して、

新鮮移植を実施

1か月後の妊鑑結果が楽しみです

70%を超えるといいですね

仕事終了後は、

名物の「松永牛カレー」をいただきました

ごちそうさまでした

Curry

しかし、体内新鮮の受胎能を再認識できた1日でした

おすすめです!

2020年9月16日 (水)

ママチャリレース

8月30日に十勝スピードウェイで行われたママチャリ耐久レースにET研メンバーで参加してきました!

1チーム10名で5時間ママチャリをこぎ続けるという非常に苛酷なレースですcoldsweats02

ET研究所からは繁殖義塾研修生中心のAチーム、職員中心のBチームの2チームが参加しました。

結果は

Aチーム:13チーム中4位

Bチーム:5チーム中4位

でした。

ライダー以外はマスク着用、ライダー交代時は手指とハンドルを消毒というコロナ対策がしっかり行われておりました。

自分は足を引っ張ってしまったので、来年はもう少し鍛えてから挑みたいと思いますpout

Dsc_3165

来年も出れたらいいな~

2020年9月15日 (火)

この世を去ったら名牛になる!?

全農受精卵「勝鈴蘭」産子が、次々に好成績をおさめ、巷を賑わせています。

 

「勝鈴蘭(勝忠平-北平安-平茂勝)」

本牛は、父「勝忠平」のため気高系に分類されますが、母「かつかね(北平安)」がいい仕事をしてくれてます。

 

Kats_5

(クリックで拡大します)

なんと!去勢のBMS平均は驚愕の「11.0」

雌はやや劣りますが、それでもBMS 「10.4」

枝肉重量もしっかりあり、質量兼備の種雄牛です。

※いずれも2020年4月~6月末までの集計です。

 

残念なことに、本牛は2017年5月に急死。

 

そのため受精卵在庫も僅かとなってます。

  

ですが、現在、勝鈴蘭より高いゲノム育種価を持つ全農種雄牛を用いて、受精卵を製造してます。

今後の彼らの活躍に期待したいところです。

 

全農種雄牛の一部については、2020/7/31の記事をご覧ください。

(現在の繋養牛は、正平星、百忠平、満天太郎、満天桜、美津雄、北桜丸の計6頭)