誰の子?
今日の作業でみた双子の子牛です![]()
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ホルスタインぽいけど模様がちょっと変かな?
お父さんとお母さんの血統を聞いてびっくり。
さてその血統は何でしょう?
答えはコメントを参照してみてください![]()
今日の作業でみた双子の子牛です![]()
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さてその血統は何でしょう?
答えはコメントを参照してみてください![]()
ET研究所には月に数回見学者が訪れます。
見学の内容はさまざまですが、だいたいは採卵・検卵見学と研究室見学です。![]()
今回の見学者は外国からのお客様でした。![]()
遠路はるばる上士幌へようこそ!
もちろん英語で説明させて頂きました・・・![]()
うまく伝わったでしょうか!?
英語の勉強しなきゃ
って思えるいい機会となりました。![]()
こんにちは![]()
たまの登場、東日本分場です!
さて、先日3月22日ですが移植作業が終わった後に第32回の茨城県ブラックアンドホワイトショウを見に行きました![]()



話は逸れますが、共進会のときはバーベキューもあるそうです。
お肉を楽しみにしていたのですが、我々が行ったときには綺麗に片付いてました![]()

ほっかいどうといえばじゃがいも!
士幌町はじゃがいも有名です。カントリーサインにもなっています。
肉じゃが。
フライドポテト。
ポテトサラダ。
などたくさん料理法はありますが、やっぱり
じゃがバター。最高です!
北海道では塩辛のせて食べるのです。
地域によって他に食べ方あるのでしょうか?
個人的にはマヨネーズとケチャップが好きです。
今朝、白鳥が飛んでいるのをみました!
北海道と本州(新潟とか)でみられるようです。
北海道に住んで7年ほどたちましたが、連なって飛んでいるところをみたのは3回ほどです。
なかなか貴重なのではないでしょうか![]()
越冬のために冬に飛来し、春にまたシベリアに戻るようです。![]()
北海道にも春がきているようです![]()
さて問題です!![]()
牛乳1リットルをつくるのにいったい何リットルの水が必要でしょうか?![]()
・10リットル
・100リットル
・500リットル
・1000リットル
少し考えてみてください。![]()
決まりましたか!?
正解は1000リットルです!![]()
え!?そんなに!?と驚いた方も多いのではないでしょうか。
牛乳をつくるには牛の飼育と放牧(牛の食べる草を育てる水、飲み水など)、搾乳や製品にする工程で多くの水を必要としているようです。![]()
以前、テレビで搾乳体験風景を放送していました。搾乳指導にあたっていた酪農家さんが
直接、消費者の口につながっていることを考えて搾乳してください、とおっしゃっていました。
そうやって大切につくられているのですね。
プロ意識だなと感じました。
感謝しながらいただきたいものです。![]()
昨日、ET研では初雪が降りました。
もうそんな季節なんですね。
牛舎も冬支度。![]()
カーテンつけましたよ。

本日は論文の紹介をしたいと思います。![]()
肉牛には避けて通れない去勢に関する論文です。![]()
原題:Intratesticular hypertonic sodium chloride solution treatment as a method of chemical castration in cattle.
Olmiro Andrade Neto
Theriogenology 82(2014) 1007‐1011
(高張塩化ナトリウム溶液を精巣内に注入する化学去勢の方法)
去勢の方法にはメジャーなものとして精巣をゴムリングで締め付け自然脱落させる方法や、器具で精巣ごと精管をはさんで挫滅させるバルザック法、切開し睾丸を摘出する方法などなります。
しかし、感染を引き起こし経済的な損失につながる、ウシのトラウマになったりするようです。![]()
今回の論文では高張塩化ナトリウム溶液(20%)を精巣内に注入する(ITI)化学去勢方法の有効性を調べています。
40頭のオス子牛を用いて5区に分けて実験を行いました。
・生まれてすぐ外科的に去勢した牛(NC)
・なにもしてない牛(PC)
・生後1日から5日にITIした牛(G1)
・生後15日から20日にITIした牛(G2)
・生後25日から30日にITIした牛(G3)
結果として、
G1とG2では生後12ヶ月のテストステロンの分泌と精巣の発達を著しく損ないました。
繁殖健常性を評価している間精巣構造と精子細胞は観察されませんでした。
結論として、
生後20日までに20%塩化ナトリウム溶液を精巣内に注入する化学去勢方法により不妊となり、テストステロンの分泌も抑制されることが分かりました。
簡単で安価な方法なので現場への応用が期待されます!![]()
今年もノーベル賞の受賞者が決まりましたね。![]()
日本人からは青色発行ダイオード(LED)の発明と実用化ということで3人の方がノーベル物理学賞を受賞されました。![]()
みなさんはイグ・ノーベル賞というのをご存知でしょうか?![]()
イグ・ノーベル(Ig Nobel)賞は「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられ、本物のノーベル賞受賞者を含むハーバード大やマサチューセッツ工科大の教授らが書類選考し「他の誰もやりそうにない、ユーモアと独自性を兼ね備えた研究や開発」に授与します。
おもしろい研究ばかりですが、ウシ関係の研究をみつけたので紹介します。
*2007年 イグ・ノーベル化学賞
ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出した研究
山本麻由
山本さんは国立国際医療センター研究所の研究員だった04年に今回受賞した抽出方法を開発しました。
牛糞1グラムに水4ミリリットルを加え200度で60分間加熱すると、1グラムあたり約50マイクログラム(マイクロは100万分の1)のバニリンが抽出できました。
バニリンは樹木などの木質成分「リグニン」から生成するため、馬や山羊などの草食動物の排泄物も利用可能になるようです。
抽出コストはバニラ豆を原材料にする方法に比べ「およそ半分」になるようです。
シャンプーやロウソクの芳香添加物などの応用が考えられるそうです。(引用:毎日新聞)。
工業的には化学合成でさらに安く作ることができるようですが、牛糞の有効活用!
おもしろい![]()