さんかいルール
業界には独特な決まりが存在しますよね!?
受精卵業界では・・・・
卵子・受精卵の洗いは3回!というルールのようなものがあります。
体外受精を行う場合、卵子を体外受精前に育てる培地から体外受精を行う培地に移動させなど
”違う培地に移動させる”という手順があります。
その際には新しく移動させる先の培地で3回洗います。
この洗う作業は手早く終わらせて、培養皿はすばやくインキュベーターに戻します![]()
ET研究所では洗い用のdishはこんな感じです。大量の培養液できれいに洗っています。

業界には独特な決まりが存在しますよね!?
受精卵業界では・・・・
卵子・受精卵の洗いは3回!というルールのようなものがあります。
体外受精を行う場合、卵子を体外受精前に育てる培地から体外受精を行う培地に移動させなど
”違う培地に移動させる”という手順があります。
その際には新しく移動させる先の培地で3回洗います。
この洗う作業は手早く終わらせて、培養皿はすばやくインキュベーターに戻します![]()
ET研究所では洗い用のdishはこんな感じです。大量の培養液できれいに洗っています。

4月末に雪が降った北海道ですが、一転して先週末からは連日真夏日を記録しました![]()

ん~、昼間は車に乗るのもツラいです![]()
ここまで暑くなると、人はもちろんですが、牛にも影響は出てきますね![]()
特に暑かった昨日は、供卵牛たちの発情徴候が鈍く、いつもよりエサを食べるスピードもゆっくりです。
少し前までは、直検しながら手を温めていましたが、それも今では暑くてしんどい作業![]()
みなさんご存知の通り、暑熱によるストレスは牛に様々な影響を与えます![]()
本州ではすでに取り組んでいる方もいらっしゃると思いますが、暑熱対策は本格的に暑くなる前から、早め早めに実施していきましょう。
ET研牛舎の扇風機もフル稼働ですが、扇風機が回るだけでも少し涼しくなった感じがしてホッとします![]()
きっと牛たちも同じ思いのハズ・・・![]()
少し気が早いですが、年々暑さが増しているような日本の夏です。無理をせず、牛はもちろん、人間自身の体も気遣いながら夏を乗り越えていきましょう![]()
先週、十勝獣医師会の定期総会に参加してきました。![]()
十勝獣医師会は十勝管内の獣医師の集まりで、研修会や学術発表会、市民が参加できるセミナーなどの開催も行っています。
最近では小学校に出向き獣医師の仕事について出張授業もしているそうです。![]()
今回は総会ということで、今年度の事業計画についてと奥田潔先生の特別講演がありました。![]()
演題『卵巣と子宮の機能調節機構にかかわる最近の知見と臨床』を拝聴いたしました。
子宮内膜から分泌されるPGF2αの調節も含め黄体機能の調節機構について最近の知見と共に臨床的観点も含め卵巣機能の制御について概説してくださりました。
話の中で様々な現象になぜ?と疑問をもち調節機構について解明しようとする先生の姿勢に感銘をうけました。![]()
5/21(土)、音更町の家畜共進会場にて、十勝ブラックアンドホワイトショウが開催されました![]()

私はこういった共進会を見たことが無かったですが、近所で開催されることを知ったので見学してきました(完全にプライベートです
)
審査員の方が『この牛は~~~が優れていて…』『この牛は~~~の張りが良く…』とコメントするのを、ふむふむと聞いて過ごしましたが、あまり分からなかったですね、勉強不足です![]()
それにしても参加していた牛さんたち、みんな大人しいですね![]()

最後まで見学できませんでしたが、どうやらグランドチャンピオンに選ばれた牛は、私が帰った後に登場したようです。ん~残念![]()
GWも終わり、徐々に日常生活を取り戻しつつある頃でしょうか。
今年のGWは暑くなったとニュースなどで聞くこともありましたが、ET研究所のある十勝地方はGW初日の4/29朝、家の外がこんな状態で驚きました![]()
雪が積もってるではありませんか?!!![]()
近くの峠を通る予定だったので車を走らせてみましたが、吹雪で後悔することに![]()
(峠の中腹は穏やかでしたが、このあと山頂に近づくにつれて雪が強くなり…。展望台で写真を撮ってる場合ではありません(笑))
GW序盤に北海道に旅行に来られた方は、さぞ驚いたことでしょう![]()
そんなこんなありまして、GW終盤にようやくタイヤ交換を実施![]()
北海道に来てまだ2年目の私ですが、皆さんが口を揃えて言う『GW明けまでタイヤ交換しないほうがいい』を、身にしみて実感した今年のGWでした![]()
正月休みも終わり、研究室もいつも通りの日々が戻ってきました。
この日は、食肉用にと殺される牛から卵巣を回収するために帯広屠場へ行きました。
卵巣は実験室に持ち帰り体外受精卵の生産や研究につかいます。
毎年年末はお歳暮や年の瀬の需要で屠場は大忙しです。
正月に実家へ帰省した時に、黒毛和牛すき焼きを頂きましたが、
(ちなみに、宮崎牛でした!)
年末の慌ただしい屠場のことを考えたり、
どこで育った牛だろうかと考えたり、
もはや職業病だと感じました。
青い牧草の中にいる牛。
なにも陸にだけいるとはかぎりません!
海の中にも「うし」はいますよ。
ご存知でしょうか?
そうそう、ウミウシです。
顔もうしにそっくりなウミウシが紹介されていました。
それがこちら↓
http://www.gizmodo.jp/2015/07/post_17738.html
目がかわいい~
このテングモウミウシは光合成できるそう。
しかも、ウミウシって雌雄同体で別の個体とならこどもが作れるんです。
海で生きていくうしには不思議がいっぱい。
無性に肉が食べたくなる時ってありませんか?
豚肉に含まれるビタミンB1は疲労回復によいってよく聞きます。
調べてみると、豚肉は身近にある食材の中では抜群にビタミンB1を含んでいるようです。
その含量は牛肉のおおよそ10倍![]()
なんて優秀なんだ。
ビタミンB1は、酵素の働きを助ける補酵素として働いて、お米などの糖質からエネルギーを生み出すのをサポートしています。
不足するとイライラしたり集中力が低下するそうです。
お疲れの時にはおすすめの食品なのでした![]()
この時期、ET研究所周辺では山菜がとれます。
今日は敷地内にてうどを収穫しました。![]()
牛たちの糞から出た養分で大きく育っているようです。![]()
調理方法、レシピを調べたところ、きんぴら、うどと牛肉のしぐれ煮などごはんの進むおかずになってくれそうです。
漢方では根茎を解熱・駆風・鎮痛などに用いるそうです。
ちなみに漢字では「独活」と書くそう。
独り身な自分にはなんだか似合う山菜だなと感じたのでした。
普段私たちがウシに与えている飼料がどのようにして作られるのか、
知っていますか?
先日、本所の研修に参加して、飼料原料の購入から製品化までの過程について学んできました。
まず、飼料の主な原料であるトウモロコシは、ほとんどがアメリカから
輸入されています。
北海道にいると、自家製デントコーンの使用が当たり前のように感じますが、
実は日本はトウモロコシの輸入量が世界一なんですね。![]()
アメリカ中西部のコーンベルトと呼ばれる地域で作られたトウモロコシは、
巨大ないかだに乗せられてミシシッピ川を下り、河口のニューオリンズで
輸送船に積み込まれた後、パナマ運河を通って日本へとやってきます。
日本に到着したトウモロコシは病原害虫などの検疫を受けた後、
港に建設されたサイロに貯蔵され、さらに併設の飼料工場で配合飼料へと
加工されます。
私は今回茨城県の鹿島港を見学してきたのですが、
海沿いに巨大なサイロと輸送船が並ぶ姿に圧倒されました。
乗せていただいた船には、なんと1万トンものトウモロコシが積まれて
いるとのこと!
一体ウシにとって何十年分の食料になるのでしょうか…![]()
ウシたちには、長い長い旅をして作られた飼料をたくさん食べて、
元気に過ごしてもらいたいものですね![]()