牛IVF胚の受胎率はなぜ悪いんですか?
牛IVF、素晴らしい技術です。
OPUを利用した育種改良にも拍車がかかります。
しかし、開発されて数十年が経過しますが、
(体内受精卵と比較すると)低受胎率、流産・過大仔の発生が改善されてません。
受精卵の培養液の改善も進み、
「きれいな胚盤胞」を選抜してETしますがなかなか難しいのが現状です。
なぜ?
最近の研究で、
第1回目の卵割、
すなわち、2細胞期になる時間帯であったり、
その分裂した割球の大きさの比率(1:1に近いものが良い)
などが受胎率に影響を与えているという報告があります。
さらに、よく観察すると1細胞から
3細胞期や4細胞期に分裂するものがあります。
2細胞期を飛ばして。
この場合、染色体異常が生じます。
このような初期発生がおかしい受精卵も「きれいな胚盤胞」になってしまうんです。
この「きれいな胚盤胞」をETすると、受胎率が低かったり、流産が多発する。。。
じゃあ、どうしたらいいか?
ってのは次の機会に。
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします



