みなさん、牛肉は他のお肉と比べて太りやすいと思っていませんか?
それは大きな間違いです!!
肉と他の食材の食べ合わせで、最高に体に良い作用を示すことがあるのです
ということで、今回は、お肉別、一緒に食べると体に良い食べ合わせをご紹介します。
牛肉といえば、良質なたんぱく質、脂質に恵まれ、ビタミンB1、B2,、B12,、そして、鉄や亜鉛、リンなどのミネラルも豊富に含まれています。
<疲労回復、体力アップに!>
にんにく、トマト、ニラ、牡蠣、シジミなどを牛肉と一緒に食べると、疲労回復によいと言われています。
にんにくに含まれるアリシンは体を温め、風邪を予防してくれます。
牛肉に含まれる脂肪と一緒にトマトを食べると、トマトに含まれるリコピンの吸収がよくなります
<胃腸を丈夫にする>
とうがん・みつば・ふき・白菜・じゃがいも・玉ねぎなどを牛肉と一緒に食べると胃腸を丈夫にすると言われています。
牛肉に含まれる動物性脂肪は体内で固まりやすいのですが、じゃがいもを一緒に食べることで消化を助けてくれます。
<利尿作用、腎臓の機能改善>
きゅうり・とうがん・セロリ・そら豆などを牛肉と一緒に食べると利尿作用や腎臓の機能改善を期待することができます。そら豆のカリウムは利尿作用に優れ、尿の出をよくしてむくみや水太りの予防に有効に働きます。
<傷の回復>
ごま・ナス・オリーブオイルなどを牛肉と一緒に食べると傷の回復が期待できると言われています。
例えば、なすは血液の余分な熱を冷まして血行を促進し、牛肉はエネルギーや血液を補い、骨や筋肉を丈夫にしてくれます。一緒に摂ることで、体力や免疫力を増強し、血行を促進して、体を元気にしてくれます。
とりあえず、野菜がたっぷり入った牛しゃぶしゃぶを食べれば、健康になるということですね
農業や畜産関係のお仕事をされている方はこの行事はご存知なのでしょう
私は全く知らなかったのですが、偶然出かけている最中に看板を見つけました
どうやら聞くところによると4年に1度の国際大会だそうな
農業機械のオリンピックのような感じですかね?
なんだかすごくおもしろそうです
じゃじゃ~ん
あのイタリアのランボルギーニのトラクターですよーーーー
かっこよさげです
ランボルギーニは1962年にトラクター製造で成功を収めていた
フェルッチオ・ランボルギーニが設立したんだそうです
全くイメージがなかったですが、得意技はコレといった感じなのでしょうかね
すごく鮮やかできれいなトラクターですね
ちょっとキリギリスを連想しちゃいますが(笑)
来場者も多かったみたいで大盛況だったようですよ
農業機械展は愛国で開催されていたのですが、
その後更別村でも「国際トラクター BAMBA」という看板を見つけました
こちらはトラクターでのパレードや競技などもあるみたいです
見た瞬間、トラクターの運動会~~~と思って行ってみたかったのですが、
人が多かったので断念しました
かなり面白そうだったので今度機会があったら見に行ってみたいと思います
今日は十勝も暑い一日でした。汗も大量に出ますのでこまめな水分補給などが必要ですね
さて、ご覧になった方も多いかもしれません昨日の農業新聞に面白い記事がありました
記事によりますと、豚の餌に米と大麦、製茶の残さを混ぜて与えると夏でも増体に悪影響がなかったそうです。
米と麦の成分が生産性を高めるとともに、お茶のカテキンがストレスを軽減したとか
夏場の生産性の低下は豚のみならず牛や他の家畜でも大きな問題であることは言うまでもありません。
今回はカテキンというワードが出てきました。人も夏場はお茶をよく飲みますし、さらなる研究が進めばお茶の名産地では新たな飼料が作れるかもしれませんね
お茶が効果的という話を聞くと暑さ対策になるものであれば何でもやってみると良さそうですね。
試しに牛舎に風鈴でも置いてみますか
今月8日、日本の代表的なブランド牛「神戸牛」が始めてヨーロッパに輸出されました
神戸牛は、2012年に初めてマカオに輸出され、 その後、富裕層を対象として香港、米国、タイ、シンガポールへと販路を拡大してきたそうです。
EUへの輸出は、「口蹄疫」の影響で見送られてきたものの、神戸ビーフを取り扱う鹿児島県の食肉処理施設が6月、EUの衛生管理基準を満たし、実現したとのことです。
日本3大和牛の1つであり、キャビア、フォアグラなどと共に「世界で最も高級な9種類の食べ物」にランクインした知名度抜群の神戸牛ですが、逆に有名すぎて欧州で「KOBE BEEF」や「WAGYU」の看板の下に豪州産やチリ産と表示された牛肉が売られていることもあるようです・・・
本物の黒毛和牛の味をヨーロッパでも知らしめてきてほしいですね
「遺伝性疾患との付き合い方」とうい記事を見つけたので紹介したいと思います。
黒毛和種の遺伝性疾患はいくつか知られていましたが、昨年新たにIARS異常症(IARS)が公表され、これまでに7つの遺伝性疾患が発表されています。
私が学生だった時には、IARSは教科書に載っていませんでした。
IARS異常症(IARS)は
第8番染色体に存在するIARS遺伝子が一塩基置換することにより生じます。発症牛は出生時から起立困難、吸乳欲減退、低体重などの症状を呈し、虚弱で感染性の病気にかかりやすく、発育遅延が認められます。
黒毛和種子牛の虚弱子牛症候群のうち約3分の1がIARSが原因であるとされています。
劣性ホモの場合にのみ発症するため、母牛あるいは交配する種雄牛のどちらかが正常ホモ(変異した遺伝子を持っていない)場合であれば発生はしません。
遺伝子疾患は牛の遺伝的な研究が進めば進むほど、次々に明らかになっていくと考えられますし、改良に重要な形質とリンクしている遺伝子である場合もあり、上手に付き合っていくという視点が大事なようです。
なんだか難しいですが…
雄と雌の検査を実施しておくことでコントロールできるということです
農水省より種雄牛のIARS保因牛、正常牛がホームページに掲載されています。また、遺伝性疾患の検査行ってくれる機関もあります。
これらを上手に活用するといいと思います。
参考:肉牛ジャーナル 2014年6月号
映画の予告編を見てて、絶対に見なければ!という映画がありました
その名も「ある精肉店のはなし」。
大阪の北出精肉店では、7代にわたり家族で牛を育て、手作業で屠畜を行い、その肉を店で販売、生計を立ててきた。
700kgにもなる牛を屠り、見事な手つきで内臓を捌き、確かな経験と技術により、牛は鮮やかに肉になっていく。
熟練の技を持つ彼らだが、「自分たちの仕事は子どもの頃から自然に倣い覚えたことで、何も特別なものではない。暮らしの一部だ」と言う。
2012年3月、輸入肉や大規模屠場への統合の影響によって、彼らが利用し102年続いてきた公営屠畜場が閉鎖されることになった。
やがて、最後の屠畜を終え、北出精肉店は新たな日々を重ねていく……。
http://movie.walkerplus.com/mv54461/より抜粋。
普段、生活している中で忘れがちになる、命をいただくということ。
世の中には、食物連鎖があるということ。
太陽と水で草が育つ。
その草を牛が食べる。
その牛の肉を私達は食べる。
繋がっていることを忘れる。
命を食べることで命を繋いでいる。
それを分からせてくれるのが、この精肉店ファミリーである気がします。
畜産業界で働いている以上、一つの責任として、この映画を見なければと思いました!
しかし!!北海道での上映は、五月で終了してしまいました…
DVDが出たら必ず見ようと思います。
どうもこんにちは
久々の活動報告になります、マラソン同好会です
先週の日曜日に札幌ドームで開催された6時間耐久リレーマラソンに参加してきました
ET研と豚の研究所と合同で6名2チームで参加しました
この6人で1周2kmのコースを6時間で何周できるかを競うマラソン大会です
すごい大人数でしたぁ~~
私たちは男女混合の部に参加したのですが、
混合チームは全部で642チーム程参加してたそうですし、
女子のみのチームもありますので本当にすごい人でした
さぁ、いよいよスタート
盛大にお祭り騒ぎで始まりました
やっぱりどこにでもいる最初だけやたら速い人(笑)
マジでやばいくらいに速い人(笑)
そんな人達が先頭をひっぱり、みんな一斉に走っていきました
私達のチームは人数が少なめなので、
1周ずつだと1時間に1回は走る感じで結構せわしなかったです
飲食ブースにモスバーガーやケンタッキー、サブウェイなどなどが店を出していたので、
空き時間の間に食事をしたり、応援したり、お楽しみコーナーで遊んだり・・・
興味のあるかたは是非来年チーム結成して参加してみて下さい
ちなみに私達はチーム「キレてないよ」「ブレてないよ」でしたが、
「キレてないよ」 198位 35周
「ブレてないよ」 329位 33周
という結果でした
楽しかったです~みなさまお疲れ様でした
日々の生活に適度なストレスは必要と言いますが、過度のストレスは体調不良の原因となります
ストレスを感じたとき、体のなかではストレスに対抗するためのホルモンが分泌されます。
それが副腎から分泌されるコルチゾールなどの糖質コルチコイドです。
このホルモンは代謝の活性化や免疫抑制の作用によって身体の危機から身を守る働きがあります。
一般的にステロイドと呼ばれる薬も、この糖質コルチコイドが成分でありアレルギーなど様々な場面で活用されます
その中にデキサメサゾンという薬があるのですが、牛でも炎症がある場合に投与されたりしています。
最近発表された論文によると、このデキサメサゾンを培養液に加えると胚の発育が良くなるということが発表されました【Effect of dexamethasone on development of in vitro–produced bovine embryos(Priscila P.B. Santana etal., Theriogenology vol.82)】
デキサメサゾンを培養液に加えると体細胞では種類によっては細胞死を引きおこしたり抑制したりするそうで、受精卵ではどうか試してみたようです。
結果は、細胞死への影響はなかったようですが、胚の発育速度と細胞数が向上したそうです
詳しい作用機序はわからないようですが、身近な薬で胚の発育が良くなるのは面白いですね
デキサメサゾンが代謝を促進するのか、成長ホルモンの活性を高めるのか、いずれにせよステロイドの作用の多様さに驚かされますね。
ストレスは不妊の原因にもなり得ますが、上手に使えば受胎性を向上させる?このままではややこしいのでメカニズムの解明に期待したいですね
横浜市立大学大学院生命医科学研究科の小川毅彦教授らは理化学研究所バイオリソースセンターなどと共同で、凍結した精巣組織から、生きた子マウスを作出することに成功しました!!
(Nature Communications 2014年7月2日)
今回の研究では、受精卵の凍結にも用いられている緩慢冷却法およびガラス化法を用いて新生仔マウスの精巣組織を凍結保存し、その後解凍した組織を培養しました。その結果凍結保存しなかった組織と変わらない割合で精子形成が生じることがわかりました。 この精子を用いて顕微授精を行ったところ、合計8匹のマウスの仔が生まれたそうです!!
この方法は、従来不妊治療の対象となりにくかった思春期以前の男性患者へ応用できるかもしれません。
男性不妊治療を大きく前進させる研究成果ですね