人工知能にIVF卵の受胎の可能性を計算させます
すなわち、この受精卵は何パーセントの確率で着床できますか?
って質問に回答してくれるくらいカシコイ人工知能があります
現在、日本卵子学会で展示中です
ソニーさんのブース
観察装置
一度に最大1000個の卵子を観察
明日まで広島国際会議場で展示してます
お近くの方は是非お立ち寄りください
今回、来場できない方にはカタログをお送りできます
ご希望の方はコメント欄にお名前と送り先をご記入ください
(公開されません)
すなわち、この受精卵は何パーセントの確率で着床できますか?
って質問に回答してくれるくらいカシコイ人工知能があります
現在、日本卵子学会で展示中です
ソニーさんのブース
観察装置
一度に最大1000個の卵子を観察
明日まで広島国際会議場で展示してます
お近くの方は是非お立ち寄りください
今回、来場できない方にはカタログをお送りできます
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(公開されません)
現在、採卵中
秘訣を聞くと
「青草ば食べさせよる」
らしく、採卵するぞって決まった時くらいから与えるみたいです
与えすぎると太りますからね
平均10個オーバーが
ずーっと続く熊本です
先日、
「人工サイコロステーキ」
という記事で
最近はいくらで作れるんだろうとつぶやいてましたが、
nature
に
培養肉が熱いぜ!
って記事がありました
そこには、
2013年当時、人工肉でつくったハンバーガーは
3100万円
のコストがかかったそうです
1個ですよ!
で、最近は、、、
6万3000円で作れるようになったそうです
お!
劇的に安くなった!
とは言っても絶対買えない
もっと安くなって、最初に店頭に並ぶ人工肉は高級なものではなく、
ファストフードの肉に似たものになるらしいです
しかし、たった6年でコストが1/500になったのは素晴らしいですね
ゲノム育種価で繁殖性を評価できると便利ですよね
乳牛の場合、ゲノム育種価で
daughter pregnancy rate(DPR)やheifer conception rate(HCR)
の値が出てくるわけですが、
この遺伝子配列による予測が本牛の繁殖性にちゃんと反映されてるの?
っていう論文がありました
Genomic merit for reproductive traits. I: Estrous characteristics and fertility in Holstein heifers.
と
Genomic merit for reproductive traits. II: Physiological responses of Holstein heifers.
の2報が一気にフロリダ大から発表されました
2か月齢で子牛(1005頭)のゲノム育種価を評価して、
それらが10〜11か月齢になったところで、
PGを投与した後の血中のホルモンバランス、発情兆候、卵胞の大きさ
排卵するタイミング、およびAIやET後の成績などを検証
結果は、
「DPRやHCRが高い数値の牛は
繁殖能力は高いであろう」
でした
ゲノミック評価が開発されて
10年が経過しますが、
だんだんその信頼度も高まってきているように思います
抗病性なども計算できればパーフェクト!
Maternal immune modulation prior to embryo arrival in the uterus is important for establishment of pregnancy in cattle.
J Anim Sci. 2019 May 13. pii: skz160. doi: 10.1093/jas/skz160.
Giffordさんらの報告
個人的にそそられるタイトルでした
「妊娠を成立させるためにはET前のレシピエントの免疫状態って大事だぜい」
って感じなんですが
読み進めると
今までのいろいろな研究
特に私が尊敬する藤原先生のグループ
のご発表をまとめたレビュー的な内容
で、
自己免疫細胞をETの数日前に子宮角に入れるとアンガス経産牛で
受胎率が上がったよ
と一文だけ結果らしき文章が
もっと詳細書いてよってツッコミどころ満載の論文でしたが、
我々も以前、未経産牛ではいい結果が出ていて
経産牛には手が出せず仕舞いだったので
経産牛でも効果があるということがわかっただけでもよかったんでしょうか
我々もなぜ受胎率が改善できたのか
サイエンスな検証ができていなかったのは反省です
その当時流行りの遺伝子発現を調べるだけで終わってしまって、
結局、免疫細胞の代替品を開発して商品化することは挫折してしまいました。。
しかし、あの実験、10年前か〜
30代のころは一生懸命やってたなぁ
と懐かしくなりました
この手のお仕事がよく紹介されてますが、
私は
「効果ないでしょ」派
です
特に未経産牛に対しては
Effects of supplemental progesterone using a CIDR insert on pregnancy per embryo transfer of dairy heifer recipients of embryos produced in vitro.
Anim Reprod Sci. 2019 Apr;203:45-51.
Steichenさんの最近のご発表では、
452頭の未経産牛を使って試験されました
IVF胚を移植した直後にCIDRを入れます
留置期間は12日間(すなわちday19日にCIDR抜去)
結果は
血中P値は上がるけど受胎性には影響を及ぼさない
ということです
AIではたまにいいよって言う報告とかはあったりするんですが
超初期の胚発育には効果的なんでしょうか
その名も
「パイルドライバー」君
全米17位なんで、
名前負けしてません
分娩能力と生産効率が極めて優れており、
飼料効率は全米トップクラス!
性選別精液もありますので是非ご検討ください
2019年の新しいパンフレットができました
必要な方は郵送するのでコメント欄に
ご連絡ください(氏名、住所などの記入内容は公表されません)
大分採卵、
いつもは作業がひと段落ついたところで
半身唐揚げが美味しい「かぶりつき定食」を堪能しに行くんですが
本日はその暇がないくらい忙しかったです
採卵頭数は16頭と多くなかったんですが、
1頭平均16個出たので、
凍結機を2台フル稼働、
凍結液も足りるか心配なくらい。。。
買い上げ総額も計算するとすごい金額に
参加していただいた農家さん、くみあい飼料さん、ありがとうございました
しかし、1頭の成績が大爆発して平均が跳ね上がることはよくあるんですが、
今日はすべての農家がよかった
採卵に慣れてる感じのエリアです
また宜しくお願いします
唐揚げは食べれませんでしたが、
大分名物の「焼きそば」を食して福岡に帰ります
妊娠認識物質、
(この言い方も古いかもしれません、、)
牛ではインターフェロンタウが有名です
胚の栄養膜細胞から産生されており、
妊娠認識の増強を狙って
数十年前から
胚と別個体の栄養膜細胞を共移植するなど行われてましたが、
なかなかいい報告はありませんでした
最近はタウの他に、
ISG、MX1、MX2及びOAS1なども
妊娠関連タンパクとして頭角をあらわしてきました
超最新の研究
Interferon tau-dependent and independent effects of the bovine conceptus on the endometrial transcriptome
BOR 2019 Feb 1;100(2):365-380. doi: 10.1093/biolre/ioy199
Mathew et al.,
では、
「牛の妊娠成立はシンプルな機構ではない」
そして
「インターフェロンタウ以外のファクターも大事ですよ!」
と結ばれています
牛の受精卵はヒトやマウスと違って伸長するし、
それによって、ET後の着床のタイミングもかなり異なる(遅い)動物です
移植から妊娠成立まで3週間程度かかります
したがって、移植時、
外因性の物質添加で妊娠率を改善することは容易ではないかもしれません
ちなみに現在、ヒトやマウスの着床の研究では
forkhead box
いわゆる
FOX
と言う遺伝子が熱いです
Genome-wide association analysis and gene set enrichment analysis with SNP data identify genes associated with 305-day milk yield in Holstein dairy cows.
Anim Genet. 2019 Apr 17. doi: 10.1111/age.12792.
Clancey et al.の報告
乳期生産量って
よく305-day milk yield (305MY)などで評価されます
この生産量に関わる遺伝子は
「どこだ!」
っていう研究が上の論文です
もちろん、複数の遺伝子が関連していたわけですが、
今後のゲノム選抜がさらに加速するような内容でした
現在、サマリーだけしか読めないので
大雑把な情報となりましたが、、、
Genomic prediction of bull fertility in US Jersey dairy cattle
JDS, 102, 3230-3240, 2019
Rezende et alの報告です
ジャージーの雄牛で
どれくらい受精するか
遺伝情報で予測できるようになったそうです
雄1,569頭のデータを使った研究
やはりというか、
カルシウムイオンに関する部分が結構影響してるみたいです
今後、和牛でも明らかになってくるでしょう
しかし、ジャージー雌の受胎能ってすごくないですか?
ホルスタインと遺伝的に何が違うのか知りたいです
みつばちのローヤルゼリーには
RNAが含まれていて、
これが幼虫の体に取り込まれる、
すなわち、血縁外に由来するRNAが体内に拡散しているということが明らかになりました
この機構を使ってワクチンを開発できないかと
The Gurdon InstituteのMaoriさんが考えてるみたいです
興味のある方は下の論文をご覧ください
フリーアクセスです
Cell Reports
A Transmissible RNA Pathway in Honey Bees
Maori et al.,
(図は上記の論文より引用)
いわゆるRNA干渉なんでしょうか?
モンサント社がRNA干渉を使って農薬をつくっていると聞いたことがあります
RNA干渉スプレーを葉っぱにふりかけて、
それを食べた特定の害虫だけが死ぬと、、
RNA干渉で子牛用のワクチンもできればいいですね~
あと、卵巣の老化を防ぎたい!
マジで今日は凍結1個もしませんでした。。
改良スピードを考えると一番いい方法です
本日は宮崎採卵
宮崎の新しい血統で卵をつくって、
県内でドカドカETする
受胎成績も良好で、
効率も非常によい
今後、採卵頭数もドンドン増える予定です
明日も採卵頑張るぞ!
ってことで、
採卵成績爆発祈願にきました
両サイドの木々が、南国の神社って感じ。。
↑鬼の洗濯岩
あまりに綺麗で人工物かと思ってしまうほど
お待たせしました
本日は和牛凍結卵リストの配信日です
ココ↓
受注締切日は、5月14日(火曜日)
受注報告日は、5月15日(水曜日)
となります
不明な点はお気軽にお問合せください
少し前ですが、
日清と東大が共同で
牛の筋細胞を培養して、
サイコロステーキを作ることに成功しました
あまり肉肉しくないですが、
これ↓
キャラメルのようです
我々が扱っている筋細胞を集めると
こういう色になるんだと勉強になりました
今回のポイントとしては
ビタミンC
添加で細胞の成長が促進されること、
コラーゲンゲル中で立体的に培養することらしいです
昔、人工肉でハンバーガーを作るととんでもない値段だったと記憶してますが、
現在の技術ではどこまで低コスト化されたんでしょう?
宇宙で生活ができるようになったら、
ステーションで大量培養して欲しいです
(写真は東大生研HPより)
なんだか
「WIRED」
の表紙がかっこよくて惹かれました
「くりすぱー」何とかと書いてます(笑)
ざっと読んでみると、
UC Davisの先生が
X染色体でSRY遺伝子が働くようにして
すべて雄化する!
とのことです
クリスパーは比較的簡単なんでいけるでしょうね
最近、研究に携わってないんで
世間からどんどん置いていかれている感じがします
(写真はWIREDより)
「GW前」
ですが、
すでに九州は
「夏休み前」
って感じで本日、29℃
立ってるだけですが、毛穴が広がってきます
お、泳ぎたい。。。
例年、暑さ対策には頭を悩ませます
そこでポイントのひとつとなるのが
ビタミン類やアミノ酸の補給でしょう
現在、試験的にですが
「さいらんちゃん」
という商品が販売されてます
これは「とまるちゃん」に甘草(カンゾウ)が加えられたもの
コストはかかってしまいますが、
少し長めに投与すると効果が出やすいと聞いたりします(60日くらい?)
甘草って字のごとく、
ショ糖の150倍の甘味らしいです(グリチルチリン酸を多く含む)
ナスで漬物を作るときにでる
御汁、
これに抗酸化機能、抗アレルギー機能および抗炎症機能
が含まれることが明らかとなりました
栃木県産業技術センターの報告
いわゆる
ナスの紫色の色素成分
「ナスニン」です
精子や受精卵の凍結保存に効きそうな気もします
我々の分野で今、
199培地ベースの赤い凍結液が流行ってますが、
紫色の時代がくるかも?
(写真はJAグループHPより)
飲む体温計って聞いたことあります
当初、宇宙飛行士用に開発が進んだらしいですが、
これまではボタン型電池を使うので危険性もあったそうです
最近、東北大の先生が胃酸発電の体温計を開発したそうで
これがかなり小さい!
YouTube: COI東北 飲込みセンサプロジェクト(2018版)
家畜でも発情兆候、排卵・分娩予測、ヒートストレスの有無などなど体内時計を評価することで
簡単に牛群管理ができそうな予感?
基礎生物学研究所の報告です
カブトムシは
トランスフォーマー遺伝子
が働くとメスになるそうです
ということで
メスのトランスフォーマー遺伝子を働かないよう操作すると
オス化して立派な角が生えてくるそうです
コレ↓
これオスでしょ!
(写真は基礎研HPより)
詳細はプロスジェネティクスをご覧ください
話は変わりますが、
牛は「ポール」っていう遺伝子に突然変異が入ると
角が生えなくなります
除角の手間がなく、安全に飼える、そして動物愛護の観点からも
海外では角が生えない方向に改良が進んでいるようです
GENEX精液で
「ピラニア」
という種雄牛がいますが、
この子牛は50%の確率で角が生えません
性選別精子もあるので是非ご検討ください
(赤毛因子ありです)
本日は検卵していると応援者が
足をガジガジ噛まれます
癒し効果は絶大!
なかなかの採卵成績で
ふくおか県酪さんに新鮮卵を購入していただきました
今回も良い受胎率を期待しています
ということで、
平成最後の採卵作業終了
令和元年もよろしくお願いします!
今、1頭目洗い始めました!
今日もとるぞ!
長崎まで配送に出かけました
休憩先で見つけたイチゴの値段がやばくないですか
8パック、ゲット~
さてさて、
先日、OPUで60個卵子が出たどー
とお伝えしていました
何個移植できたか~
結果は10個でした
少し、物足りませんでしたが(笑)
移植したのは輝くほどキレイな受精卵だったので
きっとたくさんの子牛が生まれてくることでしょう!
希少価値ある精液でIVFだったんで期待してます
少し遅くなりましたが
最新の凍結卵リストはココです
受注締切日は、4月23日(火曜日)
受注報告日は、4月24日(水曜日)
となります
不明な点はお気軽にお問合せください
八重桜が満開になってきた福岡
本日は船に乗って打ち合わせ
日帰りで九州分場に戻り
夕方、
この1年の気合入れ
九州分場キックオフ会議
皆で目標を確認して
意識を統一します
そういえば、転入者の歓迎会が開けていなかったので
夜は大名にくりだしました
ウェルカムトゥー九州分場!
見てください!
本会の技術者が生産者に囲まれる中
移植作業を行ってます
このプレッシャーの中
良い受胎成績が出せるんで大したものです
チビりそうですな。。
本日もなかなかの採卵成績でしたよ
明日もよろしくお願いします!
農家採卵
ちょっと前、
秋田で(1頭から)40個出た!
と紹介しましたが、
本日、佐賀で
46個爆採れです
すごいですね
全体的にも
かなりよくなってきた印象
ありがとうございます
6月もまたよろしくお願いします!
イ〇ローさんも青くなる打率でした
佐賀県採卵1日目
正常受精卵率が半端ない8割越え
買上げ個数も1頭あたり16.5個!
本日担当者に、飼養法についていろいろとお話を伺いましたが
大変勉強になりました
九州エリアで少しずつ試していこうと思いよります
ココだけの話、1個だけ。。
繁殖牛の管理を女性にお任せしてからは、
ウシが人を嫌がらないようになったそうです。。
うんうん、優しく声掛けしてもらえれば確かにストレスは減るかもですね
私は減ります
今年度の1発目現場作業は
ある地域でOPUをおこないましたが
1頭から60個卵子が取れました!
過去に60個は聞いたことないです。。。
世界記録は何個なんでしょうね?
ということで、
本日はIVFの作業で休日出勤
最高気温が23℃ということで、
サンダル履きに自転車でキコキコのんびり出てきましたが、
いつもの通勤路、舞鶴公園の桜が超満開
昨日は会社帰り、ビール片手に夜桜を楽しみました
さてR元年も九州分場はエンジン全開でとばします
60個から何個移植できたか
次の機会に紹介したいと思います
お楽しみに!
続いて、
ホルスタイン種「性選別」受精卵のリストは以下になります。
スーダンは生産効率が非常に優れています!
すなわち、真に経済的な乳牛が生産できます
すぐに売り切れるのでお早目にご注文ください
価格は北海道本場にお問合せください
本日は受精卵リストの配信日です
一覧はココ↓をクリック
尚、
受注締切日は、4月9日(火曜日)
受注報告日は、4月10日(水曜日)
となります
不明な点はご遠慮なくお問合せください
先週、ET研究所(士幌繁殖義塾)で卒業式が行われました
繁殖義塾が士幌町に誕生してから、二回目の卒業式です。
今回は、卒業式当日のことをお伝えします
分場の研修生も含め、このように一同に集まることはなかなかないため、
卒業式前の時間で、ET研職員からの講義を行いました
講義の題目はこちら
職員各々の得意分野を詰め込んだ内容の濃い講義でした
研修生からは、現場に役立つ有意義な講義だったとの感想も
講義をした職員の皆さんお疲れ様でした。
さて
いよいよ卒業式。
門出を祝うのに適した、温かい雰囲気で執り行われました
所長から卒業証書とともに作文集が手渡されました
この作文集には、卒業生が記した大きく2つの作文が閉じられています
1つは、2年前、研修生として入る前に書いた「ET研で学びたいこと」
もう1つは、今回卒業するにあたって書いた「研修で学んだこと・これからの夢」
どちらの作文も、原稿用紙いっぱいに畜産への思いが詰まっており、
彼らの成長ぶりを感じるとともに、今後の活躍を期待させてくれる素晴らしいものでした
卒業式後には、来年度に向け、畜産生産部全体の目標について部長から講話がありました。
部長から直接講話を受ける機会はなかなかないので、卒業生も含め、しっかりと拝聴していました。
日本の農畜産業発展に寄与できるよう、目標に向け、ET研一丸となり毎日頑張ります
式典後には、みんなで送別会
卒業生、そして、分場異動者に向け、激励のメッセージが送られました
最後にあらためて・・・
卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます
今後の活躍を大いに期待しております
来年度もET研究所を何卒よろしくお願いいたします。
先日、家畜人工授精優良技術発表全国大会が東京で開催され
ふくおか県酪の高野さんが発表された
「地域性を考慮した生産支援を目的とする新鮮胚集中移植」
が西川賞を受賞しました
おめでとうございます!!
今回の発表は
佐賀県で採取した和牛の体内受精卵を
新鮮な状態で福岡まで持ち運び
ただちに移植することで受胎率向上が見られるか検証したものです
対象牛にはリピートブリーダー、いわゆる長期不受胎牛も含まれたり、
暑熱期の受胎率が改善するか?などのデータもあります
で、結果ですが
リピートブリーダーに対しては75%
さらに酷暑期にも74%とかなり高い受胎率が得られています
(同時期の性選別精子の人工授精の受胎率は28%)
ということで体内新鮮卵は季節を問わず高受胎性が期待でき
酪農家が安定した収入を得られるという結びになっています
素晴らしいですね!
きっと移植牛の選抜法や移植技術もかなりしっかりしているんでしょうね
我々も見習わなければいけません
しかし、ふく酪さんは2年連続の西川賞を受賞されて
いや~、データのまとめ方やプレゼン法も是非勉強させていただきたいです
2年連続って史上初らしいですよ。。。
すごい。。。
昨日は福岡畜産事業所の送別会でした
推進課、単原課、事業管理課、クリニック、そしてET研の合同開催で
今回は6名が福岡を去ることに
ET研も
「ABちゃん」の愛称で親しまれた研修生が研修期間を終え、
上士幌に戻ることになりました
別れの挨拶も結構ウケてました
しかし、見知らぬ土地で1年間よくがんばりました
北海道に戻っても活躍を期待しています
今後は後輩指導にも力を注いでください
九州分場を忘れないでってことで
シャツをプレゼント
本場でも着てブイブイいわせてください
本日は受精卵リストの配信日です
一覧はココ↓をクリック
尚、
受注締切日は、3月25日(月曜日)
受注報告日は、3月26日(火曜日)
となります
不明な点はご遠慮なくお問合せください
昨日は福岡の講習会に参加し、
【深層学習機能を利用した高受胎性牛体外受精卵の生産】
について紹介させていただきました
いわゆる、
人工知能を使って受胎しやすいIVF胚を作ります
って内容なんですが、
途中大きく脱線し、
昆虫の話も出してみました
ディスカッション含め2時間と短時間でしたが
我々も大変に勉強になりましたね
今後も、
福岡県の牛群造成と育種改良に貢献したいと強く感じたところです
【深層学習機能を利用した高受胎性牛体外受精卵の生産】
について興味のある方はお声掛けください
全国どこでもお邪魔します~
海外もOK(笑)
1990年でした
液体窒素で凍結・融解を繰り返して
完全に運動能を失った「牛精子」、
いわゆる死んだ精子を(学術的には死んでない、、と思います)
強制的に「牛卵子」に注入して
ETすると
子牛が誕生したことを聞いた
ある新聞記者が、
「永久凍土に眠るマンモスの精子を
見つけることができればマンモスが復活するのか?」
って質問したのが
マンモス復活プロジェクト
の始まりみたいです
その後、
クローン技術が大きく進展したため
このプロジェクトも体細胞を使ったクローン技術にシフトしていきました
というか、永久凍土からマンモスの筋肉が出てきたんで
体細胞をつかった研究が開始されたんでしょうね
昨日、
近畿大学がマンモスの細胞をマウス卵子細胞質に入れて、
卵割の手前までいきましたっていう論文を発表してました
マンモスDNAも突然の事でびっくりしたでしょうが
個人的には28,000年も氷漬けになっていたDNAに活(渇)を与える
卵子の能力
半端ない、、、不思議、、、
かなり難しそうですが、今後、
マンモスiPS細胞が樹立されればいいですね
今回の実験結果の詳細に興味のある方は、ココ↓
Yamagata et al., Sientific Reports, doi.org/10.1038/s41598-019-40546-1
急遽、ヤフオクドームに行くことに
そういえば、オープン戦の時期です
仕事を強制終了して向かいます
すでに
ホークス vs ライオンズ戦
が始まってました
本日は
「JA全農なごみシート」
ここはビュッフェスタイルで試合を楽しめます
普通の観戦シートでも食べれるし、
テーブルや畳の部屋もあったりで、
小さな子供がいてもOKです
さらにデザートもあり
今日もビールをガブガブ飲んで
少しウロウロすると
あるじゃないですか!
「全農 事業紹介」
米穀から読んでいきましょう!(笑)
やっと「畜産生産」にたどり着きます
「畜産農家の安定経営に寄与するため、優良種豚の造成・ET技術(受精卵移植)などを活用した畜産生産基盤の維持、家畜飼養技術の研究開発、海外関連会社等を活用した飼料の安定確保・輸入コストの低減などに取り組んでいます。アメリカのニューオリンズに単一の穀物エレベーターとしては世界最大の取扱数量を誇る全農グレイン(株)を保有し、配合飼料の主原料(とうもろこし等)の安定確保に努めています。」
と書かれてます
なんだか、ヤフオクドームで「受精卵移植」の文字を見つけて
やや酔いが覚めましたが
なぜか、明日からまた頑張ろうと思いましたね
話飛びますが、
ローストビーフがかなり美味しかったです
後で聞いたんですが、結構、有名らしいですローストビーフ。。。
「JA全農なごみシート」おすすめです
本日は受精卵リストの配信日です
一覧はココ↓をクリック
尚、
受注締切日は、3月11日(月曜日)
受注報告日は、3月12日(火曜日)
となります
不明な点はご遠慮なくお問合せください
最近東北のほうが賑わっておりますが、こちらも負けていません。
40個には届きませんでしたが見事に37卵の大当たり。
平均も10を超えました。
そう、こちらは全農採卵ではお馴染みの神奈川県!
ダテにET研の買上げ記録は持ってはいません。
本日、秋田で採卵ですが、、、
40個爆採れ牛が出ましたね〜
血統もよかったのですごい買上額で、
生産者も我々もニヤニヤ
血中AMHが高いんでしょう、きっと
あと、使った精子もこれまでの採卵状況をみると受精率がよさそうなやつです
おそらくずっと採れる牛なので大事にしてください
本日は食卓をお借りしての作業
炊飯器は我々の持ち物ではありません(笑)
また次年度もお願いします!
麓で採卵中
美しい。。
安定の北日本
本日も1頭平均10個越え!
寒いのによく取れてます
正確には
ミセスパーフェクトですが、
ありそうでナカナカない
すべて高品質胚
気持ちイー↓
まだきちんと計算してませんが
熊本県の採卵成績が一番イーかもです
なぜいいか?
何となく見えてきたぜい
また、先週と昨日と出張先で採卵に関する科学的にイーお話が聞けたりもしたので、
次年度、少しずつ試してみたいと思ってます
早いもので、本日は凍結卵リストの掲載日です
前回からの2週間でブログをあまり書けていないなぁと反省します
価格はエリアにより異なるので
お気軽にお問い合わせください
今回は性選別もあります
尚、
受注締切:2月26日
受注報告:2月27日
となります
リストはココ↓
性選別凍結リストは後ほど
わくわくします
かごんま採卵
結果は高位安定でした
現在、凍結作業中
タイトルは「超最新血統!」ですが、
本日のライナップに13歳も1頭含まれます
本牛は立派な体格で、仔出しがよく、
50~60kg級が生まれるそうです
その彼女↓
採卵成績もベリーナイスでした
彼女の遺伝子を調べたいですな