採卵@鹿児島の串良肉用牛繁殖センター
本日は
せごどんTシャツで臨んだ鹿児島採卵
結果は、「超」大漁
1頭平均14.5個!
タカモリさん、ありがとう。
すでに新鮮ETも終了し、
現在、凍結作業中です。
今年度は何度も鹿児島採卵にお邪魔してますが、
毎回かなりの安定感。
関係各位には大変お世話になりました。
またよろしくお願いします。
そして、今回は前入りした鹿児島で誕生日会!
Happy Birthday!!!
歳の数だけの手羽先
おめでとう~
本日は
せごどんTシャツで臨んだ鹿児島採卵
結果は、「超」大漁
1頭平均14.5個!
タカモリさん、ありがとう。
すでに新鮮ETも終了し、
現在、凍結作業中です。
今年度は何度も鹿児島採卵にお邪魔してますが、
毎回かなりの安定感。
関係各位には大変お世話になりました。
またよろしくお願いします。
そして、今回は前入りした鹿児島で誕生日会!
Happy Birthday!!!
歳の数だけの手羽先
おめでとう~
自分で作ったパワーポイントを数えてみました。
この1年半、54か所で講演や勉強会を開催させていただいたみたいです。
今回の答えはその講演の中でいつも紹介しているので、
すでにご存知の方も多いと思います。
さて、
答えは、
4週齢(28日齢)でした〜
問題が何ヶ月齢?だったので、
0.93ヶ月齢ですね。
しかし、生まれて4週間の子牛から卵子を回収できるっていうのが驚き!
畜産業界はOPU-IVFを駆使して世代間隔がここまで短縮されてます。
世界的に見ると近年では「体内」受精卵より「体外」受精卵の生産数が上回っているようですし、
これもゲノム育種価の爆発的な普及が要因でしょう。
土曜日の鹿児島出張!
今日も良い仕事ができました!
いつもお世話になっている皆様、
ありがとうございました!
ということで、
帰りの新幹線まで少し時間があったんで、
チャチャっと温泉に浸かってみました。
その名も「マダガスカル温泉」!
こんにちは〜。。。
無人ですか。。。
あの有名芸能人の絵がお出迎えしてくれました。。。
キ○タクさん?(写真左)
休憩室ですか。。。
ここに100円入れます!
奥へ進むと
マダガスカルには行ったことないですが、
なんだか、マダガスカルを感じます。
脱衣
うん、嫌いじゃないっす。
実は今日、
お肌ツルツルになって福岡に帰りました。。。
コスモスが満開の宮崎にお邪魔しました。
本日は10頭から受精卵を回収です。
採卵後は、
あらかじめ発情同期化しておいたレシピエント65頭にフレッシュな受精卵を移植!
(残りの受精卵は凍結保存)
最近は、この「新鮮移植」を推進しているため、
受胎率が向上・安定してきましたヨ!!!
今回も関係各位には大変お世話になりました。
次回も宜しくお願いします!
作業終了後はいつものところで少し遅めのランチをいただきます。
ワラジのようなカツサンド!
写真の2枚で400円!
地元の高校のラグビー部が食べるらしいです。。。
おじさん、今日は晩御飯いりません。。。
長友牧場様、
コメントありがとうございます!
今回は登記は考えず、試験的(物理的?)な問題です。
ヒント!!!
OPUは一般的に経膣採卵と和訳されますが、
経膣は無理な月齢です。
いわゆる腹腔鏡を使ってOPUします。
何ヶ月齢だと思います?
先日、ET研究所に、はるばる海外から見学のお客さまがいらっしゃいました。
JICAが受け入れられている研修生の方々です
十勝の様々な農畜産業現場を見学されるとのことで、
昨年に続き、今年も見学現場の1つにET研を選んでいただきました
限られた時間のなかで、最大限、ET研究所の採卵現場を見学していただきました
どの方も、写真をたくさん撮っていらっしゃったのが印象的でした
印象的といえば、もう一つ。
この日は10月上旬だったため、私たちとしては、涼しいなぁくらいの気温だったのですが、
多くの方が真冬に着るような分厚いコートをお召しになっていました
気温差で風邪をひかなかったことを強く祈ります・・・
帰国なさった際は、たくさんの写真を見返しながら、ET研のことを思い出してくださると大変嬉しいです
「さとみ1号」の凍結受精卵を販売します。
受精卵の詳細は、下記の広告をご覧ください。
ET研究所は、北海道以外にも、本州や九州にも分場があり、
普段は、なかなか本場と分場の技術者がゆっくり話す機会がありません
そこで、今回は、分場技術者も本場に集まって、
ET研究所全体の技術向上を目的に、情報交換をしよう
という初めての試みとして、ET技術者会議が企画されました
会議内では、
・ 外部のセミナーで得た情報の共有
・ 各現場でのET結果などの実績状況分析
などなど・・・様々な件に関して検討が行われ、活発な会議となりました
当日は、せっかくの機会なので、研修生も参加し、
参加した研修生は、大変勉強になったと言ってくれました
資料作成などの準備、お疲れ様でした
これからも本場・分場の繋がりを大切に、日々、腕を磨いていきます
「はゆり号」の凍結受精卵を販売します。
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先週になるのですが、京都大学で開催された動物遺伝育種学会で発表してきました
内容はET研究所の供卵牛集団の採卵成績について、遺伝的要因がどのくらいあるのか評価し、育種価と呼ばれる遺伝的能力の予測を行った発表です。
遺伝育種を専門とする方々から多くの質問、提案をいただきとても勉強になりました
今後の研究課題も少し見えてきたため、追加の分析を行い、さらに研究を深めていこうと思います。
これからも頑張るぞー
先週行われた日本繁殖生物学会に参加してきました
今年は、長野県の上田市で開催されました。
上田駅につくと
立派な看板がお出迎えしてくれました
本州は暑いのかなと思いつつ臨んだのですが、
涼しめで過ごしやすい気候でした
また、会場となりました信州大学繊維学部のキャンパスには
こんな素敵な講堂があり、ここでも講演が行われました
講堂の中も、長い歴史を感じられ、素敵なところでした
学会発表では、ET研からも口頭発表をさせていただきました。
また、牛はもちろん、マウスから魚まで様々な分野での発表があり、
大変勉強になり、盛り沢山な日を過ごすことができました
「ふくこ号」の凍結受精卵を販売します。
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先日、ナイタイ高原牧場にて畜魂祭が行われました。
ET研究所の職員も毎年参加しております。
今年の夏は、天気があまり良くない日が多いですが、
この日は十勝らしく晴天で、とても気持ちの良い日でした
神饌には、一般的なお供え物と一緒に、牛用の飼料も
牛たちの冥福を一同でお祈りしました。
最後は、これも毎年行われるのですが、牛乳で乾杯
生きるために、私たちは尊い命をいただいているということを
青空の下で再認識した1日でした。
「かねみ21号」と「さとみ1号」の凍結受精卵を販売します。
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先週金曜日にちくさんクラブの取材がありました。
朝の採卵から検卵など、様々な場面を取材していただきました。
今回の取材は研究にも焦点が当てられており、私も緊張しながらもインタビューを受けました
ET研究所の行っている研究について少しでもわかってもらえればと思います。
何月号に掲載されるかは未定ですが、乞うご期待ください
写真は全員ではありませんが、生産課の方々の撮影風景です。
みなさんつなぎが似合っていてとてもかっこよかったです
まだまだ暑さは続きますが、頑張っていきましょう
少し前、この4月からET研究所に配属になった獣医師が採卵練習をしていました。
練習の流れは、
1. 卵を子宮内に入れる。
2. 採卵する。
3. しっかり回収できているか、検卵してチェックする。
といった、あえて列挙するまでもなく、とってもわかりやすい手順
子宮内に入れる卵は
いつもの朝の採卵で出てきた、未受精卵などの使えない卵(くず卵)を有効活用します
採卵練習が終わり、回収できているかどうか検卵していると、
移植した卵とは、どうも様子が違う卵が出てきました
どんな卵かというと
下に写っているのが子宮に入れたくず卵(未受精卵)ですが
比べてみると上の卵の周りには、もやもやした何かが・・・
おそらくこれは卵丘細胞で
この卵は、どうやらこの牛から排卵された卵のようです
よく考えると当たり前のことではあるのですが、少し感動しました
ET研究所のお昼休みの様子をみてみると・・・
外をランニングしたり、サッカーをしたり、お昼寝をしたり
午後の作業に向けて、職員各々が有意義に過ごしています
最近の流行りはキャッチボール
元野球部・ソフトボール部だった職員を中心に始まったようです
キャッチャーがボールを取る音、パシーンと響いていました
運動不足解消もリフレッシュもできて、良いお昼休みを過ごせているようです
先日、食肉処理場でこのような卵巣を採取することができました
排卵直前ギリギリか
と思いきや、黄体が退行していなかったため、違いました
この卵巣を見て、大学生の時、講義中に先生から紹介していただいた"とある写真"を思い出しました。
排卵の瞬間をとらえた大変貴重な写真
ウシではなくヒトの卵巣ですが、子宮摘出手術の際、偶然このような瞬間をおさめることができたようです
(J.-C. Lousse and J. Donnez doi:10.1016/ j.fertnstert.2007.12.049)
「ひさみ号」と「ももたろう379号」の凍結受精卵を販売します。
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先週、十勝繁殖ネットワーク勉強会が上士幌で行われました
メインイベントは、酪農学園大学名誉教授でいらっしゃる小岩政照先生の特別講演
「牛の健康」とは何かをもう一度見つめ直そう!をテーマに、
子牛と成牛の健康管理について講演してくださいました。
当日は、生産者の皆さんや全国のJAの皆さんを始め、たくさんの方にご来場いただきました。
小岩先生の講演を聞くことができる絶好のチャンスということで
研修生を始め、ET研究所職員も会場へ
最初から最後まで現場に直結する貴重なお話ばかりで、大変勉強になりました
ご講演いただいた小岩先生、
協賛いただいたグー・エンブリオ・テクノロジー株式会社さま、
ご協力いただきました十勝管内のJAさま、十勝農協連さま、
当日ご来場いただきました皆さま
誠にありがとうございました
先日、ET研究所に帯広畜産大学の学生さんたちがいらしてくださいました
毎年、温かくなってきた頃の恒例行事となっています
当日は、ET研究所の事業内容説明をしたのち、研究所内を見学していただきました
ちょうど私は外に出てしまっていたため、
残念ながら学生の皆さんとお会いすることはできませんでしたが
皆さん真剣な様子で見学してくださっていたとのことでした。
こうやって受精卵について学んでいただける機会があり、私たちも嬉しく思います
来週は、別の班の学生さんがいらっしゃるとのことで
ET研一同、お待ちしております
「としえ1号」と「はなこ号」の凍結受精卵を販売します。
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十勝にも春がやってきました
牛たちも春の温かさを感じているようで
先日牛たちのブラッシングをしてみると・・・
こんなに冬毛が取れました
牛さんたちもすっきり~
先週末、ET研究所のキックオフ会議が行われました
毎年この時期に行われる大切なイベントの1つです
受精卵の生産事業から研究開発まで、丸一日かけてじっくり話し合われました。
会場はET研究所を飛び出し・・・
このような会議室を借りての開催でした
この椅子に、ET研究所の分場をはじめ、全農の他研究所、全農本所の関係者の方々がずらり。
そのため私は少し緊張してしまいましたが
盛り沢山な一日で、大変勉強になり、2018年度も頑張ろうと改めて感じました
これからもET研究所の研究にご期待ください
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事務局からのお知らせ
日ごろ、全農ET研究所をご愛顧いただきましてありがとうございます。
このたび、友の会の皆様限定でアンケートを実施させていただくことになりました。
抽選で15名の皆様に、2,500円相当のプレゼントをお送りしますので、
ぜひご協力下さい。
なお、当選者の発表はプレゼントの発送をもって替えさせていただきます。
ご了承下さい。
なお、パスワードにつきましては、
会員登録時にご連絡いただいたメールアドレスにお送りしています。
アドレスが代わった、または、ご登録いただいていない場合は
事務局までご連絡下さい。
誠に勝手ではございますが、アンケートの締め切りは
平成30年4月30日とさせていただきます。
全農ET研究所
繁殖技術研修生4名が新しくET研究所に入ってくれました
研修生は、採卵を行う供卵牛チーム、移植を行う受卵牛チーム、
農家採卵や十勝新ETに同行する義塾チームの計3チームに分かれて
研修を行っています
このうち今日は供卵牛チームに配属された新入生2名の様子をパシャリ
この時は、研修生2年目の先輩に発情兆候観察を教えてもらっていました
(あの牛乗られそうだね)
↓
(ばっちり!)
・・・と言ったように、先輩にしっかり教えてもらっていました
研修は始まったばかり
ET研一同みなさんが来てくれて、とても嬉しいです
身体に気を付けつつ、一緒に頑張っていきましょう
はじめまして!ET研究所九州分場です。
そう、ついに待望の九州拠点が福岡県に誕生しました!
中はこんな感じです。
じゃあ何やってるの?という声が聞こえますが、福岡はあくまで拠点であり、普段はここから九州各地(たまに中四国+沖縄)へ赴いてETや採卵などの業務をおこなっております
実は福岡の拠点は数年前から稼動していました。
ただこれまではET研技術者の身分を隠し、一般の全農職員として現場にて働いていたのです。
そこから数年、ようやくET研職員として九州の地で働くことが出来るようになりました
つまり九州拠点の頑張りが認められた瞬間でもあります
ビルに入れば九州分場の文字が!
生まれたての九州分場をこれからよろしくお願いいたします
先週、ET研究所では卒業式が行われました
卒業するのは、繁殖技術研修生3名。
繁殖義塾が士幌町に誕生してから、初めての卒業生です。
今年度最後のブログは、この卒業式についてお伝えします
式は、所長の温かい挨拶から始まりました
1つ1つの言葉に所長の卒業生に向けた思いが込められており
研修生一同しっかりとその思いを受け取っている様子でした
送辞は2期生のMくん、答辞は義塾開所式でも挨拶してくれたKくんが担当してくれました。
どちらもとても頼もしく、立派で、これからの卒業生・研修生の活躍を期待させてくれる
素晴らしいものでした
職員一同から卒業生たちには、お祝いの気持ちをこめて
卒業証書授与と...
記念品の贈呈をしました
ある先輩職員からは、ひとりひとりにお花もプレゼント
卒業生への愛が詰まった贈り物の数々でした
最後に集合写真を撮って式典は終了
とても良い式でした
ET研究所一同、卒業生の活躍を応援しています
そして本当にお世話になりました。
これからも日本の牛の生産性向上を一緒に目指していきましょう
卒業生の活躍を紹介した過去のブログ
今から一週間前の3月1日
2019年に卒業するみなさんの就職活動が本格的に始まりましたね
ニュースで見るまで、もうそんな時期であることをすっかり忘れていました
ちなみに同日、北海道は大雪だったため
就職解禁のニュースよりも、雪のニュースのほうが圧倒的に印象に残っています
十勝では年に1回あるかないかの大雪だったようです・・・。
就活と雪で思い出したのですが
ちょうど私が就活でET研究所の見学に来たときも、この日くらいの大雪でした
初めて何頭もの牛を一気に採卵をしている様子を見たり
検卵を次々にこなしている姿を見たり
働いている皆さんの熱意やプロ意識を肌で感じることができた見学でした
もう二年前のことですが、今でもしっかり覚えています。
就職活動を始めた方、見学お待ちしております
(ちょっぴり宣伝でした)
1週間以上前のことになるのですが、平成29年度北海道受精卵移植研究会の「ゲノミック育種の現状と展望」のシンポジウムに演者として参加してきました。
自分は「ゲノム情報を利用した供卵牛の選抜について」という演題で発表させていただきました。
シンポジウムでの発表は初めてで、かなり緊張しましたが、なんとか発表を終えることができました。
発表後の懇親会では、研究内容について興味を示してくださった方やお褒めの言葉をかけていただいた方もおり、モチベーションがかなり上がりました
今後もさらに研究を発展させて、さらにアピールしていきたいと思います
ブログにもたびたび登場しておりますが、
ET研究所では、全農繁殖義塾の繁殖技術研修生が日々腕を磨いております
最近、ET研究所で姿を見ることがない研修生が2名・・・
・・・・・・・物騒な書き方をしましたが
決して体調を崩してるなどのマイナスなことではなく
彼らは、移植師の講習会に参加しているのです
講習会で、さらなる知識を身に着けていることでしょう
資格を取得すれば、現場で出来ることも増え、さらなる技術向上に繋がります
今後の活躍ぶりに期待
「はなこ号」と「ちょろまつ79号」の凍結受精卵を販売します。
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寒い日が続いていますね
1月30日は道内全域で特に冷え込み
朝の出勤時には、-20℃を超えていました
(ニュースによると、この日の帯広最低気温-21.3℃とのこと )
牛は、寒さに強いとはいえ、これだけ寒いとコールドストレスが懸念されます。
床をふかふかに保つことで牛によく寝てもらい、熱放散を少しでも防ぐなど
北海道の気候に合わせた対策が必要ですね
参考:過去のET研ブログ
少し前ですが、冬用のあったか~い長靴が導入されました
中敷きも分厚いので快適です
早朝の発情観察見回りや採卵日の牛ひきなど
寒いなかでの作業に、これからかなり役立ってくれることでしょう
また、靴用のカイロも用意されているため、
冬用長靴だけでは寒い場合の対策も万全です
体調に気を付けつつ、長い冬を乗り切りましょう
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします
昨年度は2000頭以上のDNA情報を読み取り、ゲノム育種価を推定しました。
両親が同じでも推定されるゲノム育種価はかなり違うものもありとても興味深いです。
研究所の供卵牛は実物を見ることができるので、実物と育種価を照らし合わせてみると面白いです
牛は見かけによらずといった感じで、見た目ではわからないこともあります。
これからもゲノム情報を駆使して、供卵牛の能力を底上げし、質の良い受精卵の供給に少しでも貢献できればと思います
「てつせん号」の凍結受精卵を販売します。
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2018年も、ET研究所一同、よろしくお願い申し上げます。
今日は、仕事納めということで荷物整理・大掃除を行いました
事務所も採卵棟も実験室も、かなりスッキリしました
すがすがしい気持ちで新年が迎えられそうです
本年もブログをご覧いただきありがとうございました。
ET研究所一同、来年も頑張ります
昨日のブログにもあった通り
ET研究所では食肉処理場(と場)に伺い卵巣採取をおこなっております。
と場の皆さま、いつもありがとうございます
毎回、様々な状態の卵巣を見ることができるので、大変勉強になります
先週の採取では、大きな卵胞嚢腫に罹患した卵巣を採取しました
と場卵巣採取歴半年の私の中では、トップクラスの大きさです
来週で年内の採取は最後になります。
今年も残すところ、あと10日
体調に気を付けながら、年末を乗り切りましょう
こんばんは
ET研究所では週に2回、と場で卵巣採取を行っています。
持ち帰った卵巣は、研究所で吸引を行い、吸引した卵子に体外受精をかけます。
1卵巣あたり10個の卵子を吸引することを目標にしているのですが、なかなか達成できておりません
数が多ければ多いほど、実験のデータが増えることになるのでなるべく多く吸引したいところです。
吸引者が変われば個数も変わるので、技術が影響することは間違いありません。
少しでも回収個数が増えるようにコツをつかめればと思います
「ひらしげみ18号」と「ももたろう379号」の凍結受精卵を販売します。
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昨日の記事にもあった通り、12月に入り、十勝は大変寒くなりました
北海道での初めての冬を過ごしていて思うのが、
床暖房の素晴らしさです
ET研究所では、事務所にはもちろんのこと
採卵棟にも床暖房が完備されています
採卵の際には、採卵者にも牛にも優しい温かさを与えてくれています
床暖房の力を借りながら、ET研究所一同、寒さに負けず頑張っていきます
こんばんは。
十勝はもう雪が積もっています。
雪道の運転は初めてで恐る恐る運転しております。。。
遺伝子の情報を元にゲノム育種価を推定する際には、推定したい個体のDNAの情報が必要となります。
ET研では、DNAは主に血液からゲットしています。
このDNAの抽出が中々面倒です
機械の関係で1回に24頭ずつしかDNAをゲットできないので、サンプルが大量に来た場合は
一日中抽出しなければならない時もあります。
聞いた話だと、全自動でDNAを抽出してくれる機械もあるみたいですね
うちにもあったらいいのになーと思いつつ今日もDNAを抽出していました。
ゲノムがいい牛がいることを期待して、どんどん解析を進めていこうと思います
前回に引き続きセミナーに参加した報告です
11月中旬に「ウシIVFセミナー2017」が開催されました。
セミナーでは、日本、アメリカ、韓国における体外受精卵の第一人者である方々がご講演され
体外受精卵の基本から最前線まで幅広く学ぶことができました
会場には、たくさんの方々がいらっしゃっており、その中には高校生の姿も...
日本における体外受精卵への期待を再認識するとともに
大変良い刺激になりました
先日、「カナダにおける乳牛のゲノム評価とOPU-IVFの現状」というタイトルのセミナーを受講してきました。
受精卵段階でのゲノム育種価評価の話題はとても興味深い内容でした。
講師であるパトリック・ブロンディン博士に直接質問させていただいて、今行っている研究に関する希望が少し見
えてきました
ゲノミック評価が進んでいる国のタイムリーな話を聞くことができ、とてもいい刺激になりました。
今回のセミナーの内容をしっかりと吸収して、今後の研究に生かしていきたいと思います
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日々研究活動にいそしむ私たちが実験をすればするほど増えていくもの…
それはもちろん「研究成果」ですが,実はもう一つあります
そう,解析に使用するサンプルです
上の写真は潜在性子宮内膜炎の診断のためにサイトブラシで子宮内膜の
細胞スメアを採取して塗抹したスライドグラスです
顕微鏡観察をして好中球の数を数えれば解析は終了なのですが,
いつでも解析をやり直せるよう観察後のスライドグラスを保存していたら
ものすごい量に…
実験室の美化を目指し,本日ついに断捨離を実行しました
まずはスライドグラスを保存ケースから出して…
かさばらないようにポリ容器に入れて捨てました
このサンプルを集めるために,本当に多くの時間と苦労がありました
スライドグラスの数だけウシの子宮頚管にサイトブラシを通しているのです
子宮頚管が細くてなかなか通らなかったり,ものすごい暴れウシで
腰を振られ,蹴られながら悪戦苦闘したり…
幸いにして努力は無駄になることはなく,非常に興味深い結果を得ることが
できました
実験につきあってくれた多くの牛たちと,サンプル集めを手伝ってくれた仲間に
感謝しつつ,大切なサンプルを供養しました
さて次はどんなサンプルを集めよう
会議室に貼られている研究のポスターが増えました
一番手前に移っているものが新しく飾られたポスターで
9月下旬に行われたWCRBで発表されたものです
WCRBについては9月29日に更新されたブログをご覧ください
http://etken-blog.lekumo.biz/et/2017/09/4th-world-congress-of-reproductive-biology.html
昨日と場での卵巣最終デビューを果たしました
と場のライン関係者の方の動きはとても洗練されていて、自分はペースについていくのがやっとでした。
牛の解体現場を見る機会は今まであまりなかったのですが、なかなかに衝撃的でした。
まだ自分は体外受精などはやったことがないのですが、いずれは自分で取ってきた卵子に体外受精を施し、
経過を観察したいです
まだまだ覚えなければならないことが山ほどありますが、少しずつでも前に進んでいけたらいいなと思います。