ホルスタイン優良受精卵のご紹介 ~3月第2弾目~!
本日、ホルスタイン有名ファミリーの受精卵を、ET研究所ホームページにアップしましたので、ぜひご一読ください
本日、ホルスタイン有名ファミリーの受精卵を、ET研究所ホームページにアップしましたので、ぜひご一読ください
本日は祝日ですね
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
個人的には午前中は妊娠鑑定、採血、人工授精など盛りだくさん
でしたが、午後からお休みをいただきました。
のんびりネットをみていると面白い研究発表を見つけました。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130319/
新しいがん治療法です。
がん幹細胞を眠りから起こして抗がん剤で治療するという方法です。
すごい発想ですね。
がんの再発を抑制、撲滅することが可能になるかもしれませんね。
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ちなみに本文中の細胞増殖のブレーキとして働くFbwx7というたんぱく質ですが
”もし受精卵のFbwx7を欠損させれば受胎率向上に結びつくのでは??”
と思いましたが、、
http://www.jci.org/articles/view/40725
マウスでは10日齢胚ぐらいで死滅してしまうそうです。
受精卵の品質は顕微鏡下で形態観察し、判断しています。
細胞数、細胞の結合の強さ、形や色などなど・・・が評価の対象になります。
確かに形態評価は受精卵の品質を評価する上では基本中の基本ですね
かなりの重要ポイントです
しかし、見た目だけでは判断しきれない部分もあると感じます
例えば、受精卵の元気度を呼吸の強さで評価する
「受精卵呼吸測定装置」なんてものも開発されております
細胞活動に必要なATPはミトコンドリアでの呼吸によって産生されています
様々な動物種の胚を用いた研究においてミトコンドリアが正常に発達している胚は、
高い品質の良好胚であることが明らかとなっています。
すなわち、活発に呼吸している胚が良いということですね
ヒトの研究で、不妊患者41人を2グループに分けて検討したところ、
形態の良さで選んだ受精卵を子宮に戻したグループは
21人中8人(38%)が妊娠だったのに対し、
形態評価に加えて呼吸量も評価し、受精卵を選抜したグループは
20人中12人(60%)が妊娠したことが報告されております。
この技術は体外受精胚やクローン胚の移植などに有効かなぁと思いますが、
測定装置はかなりの高級品です・・・
大人しく見た目だけで判断することにします(笑)
God eyesを手に入れることにします
↑見た目が同じようでも妊娠するとなると差があるのかもしれませんね
新ETシステムを利用していただいている生産者の方より、うれしい話が聞けました
昨年ETで妊娠させた産子が非常に高く売れたとの報告でした
和牛の飼育が出来ない農場でしたので、生まれて10日で出荷したそうですが、そのお値段なんと¥400,000‐
8ヵ月まで飼育したのなら普通?ですが、10日でこのお値段、ビックリですね。
血統を確認しますと安福久×百合茂×勝忠平というなんとも豪華な3代祖、しかも安福久産子で雌
血統はもう完璧ですね
また牛も大きく元気いっぱいだったそうです
生産者の方曰く、こんな値段が出るとETはやめられないねとのこと。
子牛の写真が撮れればよかったのですが叶わなかったためドナーとレシピエントの写真だけでも貼っておきますね。
↑ R2461(かこ号) 【百合茂×勝忠平×安平】
百合茂と勝忠平が血統に入っているためかとても大きな牛です(写真ではわかりづらいですが…。)。
レシピエントも非常に大きな牛でした。長期不受胎であったためか少し肉がついていたとのことですが、栄養状態が良かったことが産子にも良い影響だったのかもしれませんね。こちらの牛はETで受胎しなかったらお肉になっていたとか
ET産子による収入のほかもう1産させることでの牛乳生産の収益もプラスされ、ETの効果が遺憾なく発揮されていますね
ちなみに同日ETしたほかの牛も同じ掛け合わせの受精卵だったのですが、こちらも雌が生まれたとのこと。
牛は少し小さかったそうですがこちらも1週間で¥390,000‐だったそうです
安福久恐るべし…
本日は、ET研メンバーで来年度に向けた会議、キックオフ会議が開催されました。
自分の歓迎会を自分で報告するのってどうなの?という意見があると思いますが
ご容赦ください。(他職員のET師免許取得のお祝い会でもありました)
会場は鹿追の”大草原の小さな家”というビュッフェ(バイキング)形式のお店です。
地元野菜を使ったヘルシーメニューが多く、人気のお店です。
右下に写ってる”そば”が絶品でした。
あまりにおいしくて上司は4、5杯食べてました。
デートにぴったりのお店ですね!相手いないけど。
そのあと然別湖(しかりべつこ)の湖上のアイスカフェへ移動。
湖の上にあるんですよ!?建築資材、すべて氷!
ちなみに夏になると溶けてなくなるので、固定資産ではないですね。
アイスカフェの貸借対照表には、店舗営業でありながら、
固定資産がないのですね。
話が脱線しましたね。然別湖の絶景も紹介したいのですが、
雪で眩しすぎて、スマホのスクリーンが見えず、撮影できませんでした。
ご紹介できないのが残念。
おいしい料理と絶景でとても楽しかった1日でした。
「食べてすぐ横になると牛になるよ」と幼い頃母によく言われました
その言いつけを守らなかったばかりに現在牛のような体格です・・・トホホ
みなさんも言われた記憶があるのではないでしょうか?
しかし本当に牛になることはありませんよね(当然ですね)
行儀の悪さを戒める&太る原因になるという理由で
そのような言い回しをするのだと認識していました。
ですが、食べてすぐ横になる行為は健康上はむしろ好ましいそうです
食後は食べ物を消化するために胃腸周辺に血液が集中します
満腹になると眠気を感じるのも頭に血液が行かなくなるためです
食後むやみに身体を動かすと血液が筋肉の方に回ってしまい、
胃腸の血液のめぐりが悪くなるため、食べ物を十分に消化できなくなります。
つまり食べ物をきちんと消化するためには、
食後は横になって胃腸の働きを助けるのがいいそうです。
しかし食後に横になるのは良いとしても、
深夜の食事の直後に眠るのは“肥満”の元です
そのカギを握るのは、BMAL1という体内時計を調節するたんぱく質です。
BMAL1は脂肪の合成を促すとともに、脂肪細胞の分化を促進して
新たな脂肪細胞を作り出す働きがあります。
BMAL1は1日の中で変動し、起きてから18時間ほどで量がピークになります
昼間はほとんど生成されず、午後3時くらいが最も少ないそうです
深夜になると増加し、特に午後10時から深夜2時頃が一番多く、
なんと昼の20倍にもなるそうです
生活スタイルの違いで時間に個人差はあるとは思いますが、
太りにくい体にするためには、このBMAL1の動きを考えると、
遅くとも午後9時までには夕食を食べ終えるようにした方がいいそうです
みなさんも牛にならないように気をつけましょう・・・
JA上士幌町管内 小椋茂敏牧場 所有
供卵牛 ハイロード クストー エクスプレス ET(EX-93点)
04-05 2X 365 M10,577kg F418kg 4.0% P363kg 3.4%
祖母“エリザベス”,母“エリッシュ”,そして本牛“エクスプレス”は,3代続けて北海道ナショナルショウの1等賞を獲得しております。また,母“エリッシュ”は事故により夭折してしまいましたが,その姉妹は8姉妹EXという偉業を成し遂げております。本牛もEX-93という,エリザベスファミリーの好体型を引き継ぐ能力の高さがうかがえます。
父 シルキー クストー ET
母 ハイロード ダーハム エリツシュ ET
02-04 2X 155 M4,093kg F174kg 4.3% P136kg 3.3%(検定途中 事故死)
母の父 レーガンクレスト エルトン ダーハム ET
祖母 バドジョン JK スカイツク エリザベス ET(EX-92点)
03-03 2X 365 M13,122kg F574kg 4.4% P438kg 3.3%
祖母の父 ドナンデール スカイチーフ ET
祖々母 クルル ブローカー エレガンス(EX-96点)
06-09 2X 365 M13,546kg F603kg 4.5% P461kg 3.4%
-本牛賞歴-
2008年 北海道ブラックアンドホワイトショウ リザーブ・インターミディエイト・チャンピオン
2009年 北海道ナショナルショウ 1等賞3席(5歳・クラス)
2011年 北海道総合共進会 1等賞5席(成年・クラス)
2012年 北海道ナショナルショウ 1等賞2席(成年・クラス)(セカンド・ベストアダー)
先週末に開催された十勝家畜衛生研修会に参加してまいりました。
参加者は農協、臨床獣医師や家畜保健衛生所の方など多くの方が
来られていました。
内容は「牛ウィルス性下痢粘膜病(BVD-MD)」に関する新しい知見や
根室管内で地域をあげて取り組まれている試みの紹介などがあり、
非常に有益な研修会でした
このBVD-MDという病気ですが、流産や下痢などをもたらし、
牛の生産性に多大な損害をもたらしうる非常に厄介な病気です
しかしながら、防疫体制をしっかりとることで防ぐことができる病気でもあります
全農ET研究所でいかにしてこの病気の進入を防いでいるかという取り組みを
また日を改めて紹介させていただきます。
昨日はひな祭りでしたね~
ET研にも今日はなんだかかわいらしいおやつが差し入れられました
「牛乳寒天~イチゴ&イチゴソース添え~」といった感じでしょうか
この写真を見て食べたくなった方へレシピの紹介です
材料(2~3人分)
・粉寒天2g
・牛乳400ml
・水200ml
・砂糖大さじ2~3程度
水に粉寒天を入れ火にかける(中火くらいがベスト)。
よく溶かさないと後でザラついてしまうのでよく溶かすこと。
沸騰してきたら牛乳を入れてよく混ぜ、再びフツフツしてきたら
砂糖を入れてよく溶かす(砂糖はきちんと溶かさないとザラつく)。
容器に入れて荒熱をとり、冷蔵庫で冷やせば完成
おいしいのにお手軽なのでおやつとして最適ですねー
今回はET研の方が手作りしてくれたのですが、実家が酪農を営んでいるため、
なんと「生乳100%」で作ってくれました(作る工程で水など一切入れておりません)
ちなみに作った方いわく、ゼラチンで作ると牛乳寒天が2層に分かれてしまうそうですよ
なので、寒天で作った方が良いみたいです
非常に濃厚な牛乳寒天の上に甘酸っぱいイチゴとソースが絶妙にマッチング
市販の牛乳を使った寒天じゃ味わえない濃厚さがとてもおいしく、
ET研職員の小腹を満たしてくれましたねー
ごちそうさまでした
本日、岩手県から、“授精師”から“移植師”になった彼が帰ってきました
ニワトリの雌として生まれるはずの卵を雄の卵に性転換することに
北大の研究チームが成功したと
米科学アカデミー紀要電子版(PNAS)で発表されました
まず、このチームは性が決定される時期の生殖腺(将来精巣や卵巣になる組織)で
発現する遺伝子を雌雄間で網羅的に比較しました。
すると、「ヘモゲン遺伝子」が雄で強く発現していることを突き止めました
そこで、本来雌になるはずのニワトリ卵に「ヘモゲン」を過剰発現させたところ
卵巣になるはずの生殖腺が精巣に発達し、
雌の卵33個が全て雄化したことを確認したそうです
この「ヘモゲン」はヒト(哺乳類)では血液細胞を作るために働いており、
性決定には無関係なのです
鳥類に特異的なものなので、すぐに他の動物に応用できる・・・とはいきません
しかし今後簡単な操作で受精卵の性の決定をできるようになればいいですね
本日すぐにはご紹介できないのですが,
無人の牛舎になにやら動く黒い影
さあ、何でしょう?
最近はやりのお掃除ロボット?
それともスタ〇・ウォーズに出てくるドロイドの仲間?
実はこれ、エサを押して、牛がエサを食べられるようにするエサ寄せロボットなのです。
このように、遠くのエサを牛が食べやすいように近くにもっていくのですが、これがまた器用に回転しながら押し出しています。
さらに、仕事が終わったら自分で充電します。なんともお利口さんです
このロボットの名前はエサ寄せロボットの【JUNO】といい、JUNOがあれば面倒なエサ寄せも不要ですし、エサ寄せを頻繁に行うことで牛の採食量がアップするといった効果も期待できるそうです
初めて見たときはビックリしましたが、農業機械にはまだ見ぬ面白いものがあるんですね
ET研究所の牛は、鼻環がついている牛とついていない牛がいます。
いくつあるかご存知ですか?
血統、飼育法、飼育期間、枝肉の格付けなど、地域で一定基準を設けブランド化していますね
ということで、少しまとめてみました(黒毛和種のみ)
北海道はやきた和牛、知床牛、北勝牛、十勝和牛、みついし牛、ふらの大地和牛、ふらの和牛、かみふらの和牛、北海道和牛、北見和牛、びらとり和牛、生田原高原和牛、白老牛、音更町すずらん和牛、北海道オホーツクあばしり和牛、とうや湖和牛、流氷牛、つべつ和牛、十勝ナイタイ和牛 青森県あおもり倉石牛、あおもり十和田湖和牛 岩手県前沢牛、いわて牛、いわて奥州牛、江刺牛、岩手しわ牛、岩手とうわ牛、いわてきたかみ牛、いわて南牛 秋田県秋田牛、三梨牛、秋田由利牛、秋田錦牛、羽後牛 宮城県仙台牛、若柳牛、石越牛、はさま牛、三陸金華和牛 山形県米沢牛、尾花沢牛、山形牛 福島県福島牛 茨城県筑波和牛、つくば山麓 飯村牛、常陸牛、紫峰牛、紬牛、花園牛 栃木県とちぎ和牛、とちぎ高原和牛、おやま和牛、那須和牛、かぬま和牛、さくら和牛 群馬県上州和牛 埼玉県武州和牛、深谷牛 千葉県かずさ和牛、みやざわ和牛、しあわせ満天牛、美都牛 東京都秋川牛、東京黒毛和牛 神奈川県横濱ビーフ、市場発横浜牛、葉山牛 山梨県甲州牛、甲州産和牛 長野県阿智黒毛和牛、北信州美雪和牛、りんごで育った信州牛 新潟県にいがた和牛 富山県とやま和牛 石川県能登牛 福井県若狭牛 静岡県遠州夢咲牛、特選和牛静岡そだち 愛知県みかわ牛、安城和牛、鳳来牛 岐阜県飛騨牛 三重県松阪牛、みえ黒毛和牛、鈴鹿山麓和牛、伊賀牛 滋賀県近江牛 京都府京都肉、京の肉、亀岡牛 奈良県大和牛 和歌山県熊野牛 兵庫県神戸ビーフ(神戸牛、神戸肉)、但馬牛、三田肉/三田牛、丹波篠山牛、神戸ワインビーフ、淡路ビーフ、加古川和牛、黒田庄和牛、湯村温泉但馬ビーフ、本場但馬牛/本場経産但馬牛 鳥取県鳥取和牛、東伯和牛 島根県潮凪牛、いずも和牛、石見和牛肉、島生まれ島育ち隠岐牛 岡山県おかやま和牛肉、千屋牛 広島県広島牛 山口県香川県讃岐牛、オリーブ牛 徳島県阿波牛 愛媛県いしづち牛 福岡県小倉牛、筑穂牛 佐賀県佐賀牛、佐賀産和牛 大分県The・おおいた豊後牛 熊本県くまもと黒毛和牛 宮崎県宮崎牛 鹿児島県鹿児島黒牛 沖縄県石垣牛、おきなわ和牛、もとぶ牛
記載漏れについてはご容赦ください
すごいネーミングもちらほらと。。。いいですね!
また、わかりやすくするためか「ひらがな標記」が結構多いです
最近では世界的にも「WAGYU」として大人気ですね
日本の牛肉輸出で主な取引国は米国、香港、マカオが知られています
そう言えば先日、米国人に「Japanese Black Beef Cattle」で通じませんでした
逆に「WAGYUのこと?」って聞き返されます
研究所においてあった、とある発行誌の表紙が牛のイラストなのですが、これがなんともリアルなんです。
最初は写真だと思っていたのですがよくみると非常に丁寧に描かれた子牛の絵でした
この絵の作者は冨田美穂さんという方で、北海道の小清水町に在住されているようです。
さきほどの発行誌の過去の表紙も冨田さんの絵が使われていて、牛の自然な表情を描いています
興味が沸いたので、調べてみると木版画も作製されていて、非常に細かい線で描かれた牛たちは今にも動き出しそうな迫力です
勝手に絵を載せられないのが残念ですが、興味のある方は【うしのつむじ】というブログを開設されているのでこちらをチェックです
あと、ブログを見てたら気付いたのですが、なんと明日から札幌にて冨田さんの個展が開かれるようです
明日は休日ですし札幌までひとっ走り、是非いってみたいですね
まだ要約しかみてないのですが・・・。
男性用避妊薬の開発が進められているのをご存知でしょうか?
雄牛では肉質のために精巣を子牛の時点で取ってしまうのがほとんどですね。
一方で、早い段階で去勢してしまうと、尿道がうまく発育せず成牛時に結石などで
尿道閉塞に陥りやすいと言われているのも事実です
日本産婦人科学会によると人ではコンドームをつけていても2%ぐらいが
妊娠(失敗?)してしまうそうです
昨年度いくつか男性用避妊薬に結びつく研究が報告されました。
なかでも昨年末に発表されたものは
「あるタンパク質を注射することで、精巣周辺の血液循環を悪くし、
受精能力をもたない未熟な精子が放出されるように仕向けるという方法」
で、しかも作用は”リバーシブル”とのこと。
http://news.sciencemag.org/sciencenow/2012/11/scienceshot-protein-makes-sperm-.html?ref=hp
まだ実験段階ですが、男性用避妊薬の開発が実現する日も近いかもしれません
もっとも、牛は”リバーシブル”では困るのですが。。
先週ご紹介した「血中遊離DNA」ですが、
立て続けに同じグループから論文が発表されました
Analysis of Circulating DNA Distribution in Pregnant and Nonpregnant Dairy Cows
Mayerら、Biology of Reproduction, 2013
人工授精後20日目の妊娠牛(24頭)と非妊娠牛(16頭)の「血中遊離DNA」を回収し、
次世代シーケンサーで差を確認したところ、
牛は妊娠初期でBovB、Art2A、BovA2、Bov-tA2などが体の中をグルグル回っていることが明らかとなりました
これらがどのような働きをするのかまだはっきりとわかっていないようですが、
予想通りと言いますか(妊娠20日目なので)、
インターフェロンタウ(IFNt)や妊娠関連糖蛋白質(PAGs)
とからめて考察されています
次の展開が非常に楽しみな研究です
今日は体外受精時に行なう精子の洗浄方法の1つである
パーコール法について説明します
パーコール法とは45%と90%のパーコール液を用いて、
密度の違いで精液中の不純物や死滅精子などを取り除き、
元気な精子のみを分離する方法です
まず、一番下に90%パーコール液を入れ、
その上に45%のパーコール液を重ねます
さらにその上に精液を静かに重ねると・・・
比重の違いで写真の様な層ができあがります
45%と90%の境目が分かりづらいですが、
慎重に重ねるときちんと層に分かれます
この状態で遠心分離を行ないます
すると・・・
遠心管の一番下に白い物が貯まっているのが見えますが、
これが分離した元気な精子くんです
(写真が見づらくてごめんなさい)
このようにして体外受精では、
死滅精子や異常精子を取り除くことができます~
こんな簡単な方法でX精子も分離できたらなぁなんて思います
そううまくはいきませんね
先週、春機発動について書きましたが、その続きです。
ちょうど春機発動を促すホルモン処置に関する論文があったので紹介したいと思います
春機発動前のNellore種未経産牛におけるプロジェステロンをペースにした排卵誘起の方策
(原題:Progesuterone-based strategies to induce ovulation in prepubertal Nellore heifers)
Theriogenology 79 (2013) 135-141
【緒言】
春機発動を引き起こすための研究は様々おこなわれています。
プロゲステロンを処置すると下垂体のエストロゲンレセプターを減少させ、エストラジオールによるネガティブフィードバックを減退させることで、GnRHの放出を促すと考えられており、プロゲステロン製剤の使用で未経産牛が春機発動を迎えたとする報告があります。
そこで、この研究ではプロゲステロン製剤のCIDRとその他のホルモン剤を春機発動前のNellore種未経産牛に処置し、その後の発情、排卵、AIの受胎率を調査しました。
【方法】
エコーで7日間隔で卵巣を確認し、黄体のない牛を試験に使用。
試験1は3回使用した後のCIDRを12日間腟内に留置したもの(CIDR4)と無処置(CIDR0)のもので、その後の発情、排卵、AIの受胎率を調査。
試験2はCIDRのみの処置をコントロールとして、CIDR抜去時にeCGを200IU注射。
試験3は試験2に加えて、CIDR抜去時にeCG+ECP(シピオン酸エストラジオール)50㎎を注射。
試験4は試験3に加えて、CIDR抜去時にECPのみ注射で排卵率のみ観察。
【結果】
発情発見率 | 排卵した割合 | 受胎率 | ||||
試験1 | CIDR 0 | 10.7%a(19/177) | 18.6%a(33/177) | 79.0%a(15/19) | ||
CIDR 4 | 16.6%b(143/862) | 39.1%b(337/862) | 42.0%b(60/143) | |||
試験2 | コントロール | 27.6%a(124/450) | 53.3%a(240/450) | 43.6%a(54/124) | ||
eCG | 34.3%b(153/446) | 72.0%b(321/446) | 45.1%a(69/153) | |||
試験3 | コントロール | 21.5%a(17/79) | 45.5%a(36/79) | 46.7%a(7/17) | ||
eCG | 34.4%b(55/160) | 75.0%b(120/160) | 34.7%a(17/55) | |||
eCG+ECP | 56.2%c(91/162) | 90.1%c(146/162) | 33.3%a(27/91) | |||
試験4 | コントロール | - | 74.9%b(176/235) | - | ||
eCG | - | 85.0%a(199/234) | - | |||
eCG+ECP | - | 85.5%a(200/234) | - | |||
ECP | - | 80.4%ab(197/245) | - | |||
【感想】
結果より、CIDRを使用することで、Nellore種牛で春機発動を迎えさせることができました
また、CIDRの抜去時にeCGかECPもしくは両方を注射することでその確率は上昇することが明らかとなりました。
とくにeCGとECPを併用した場合には90%以上の牛が排卵しており、かなりの高確率で効果が期待できますね
この報告では3回も使用したCIDRをもちいていますが、これもミソのようで、低濃度のプロゲステロンのほうが高濃度より効果が高いとかLHの分泌が多くなるといった報告があるための処置であるようです
ただ3回も使用したCIDRを使うのは衛生面で気をつけなくてはいけないと思いますが…
今回の報告はET研究所ニュースでも紹介していますので、よければそちらもご覧になってみてください
が急激に広まっています。
皆様お気をつけください
牛にはインフルエンザはないのでしょうか?
ご存知でしょうか?
馬インフルエンザ
豚インフルエンザ
鳥インフルエンザ
はありますが、答えは牛にはありません
似た名前で「牛パラインフルエンザ」という感染症はありますが、
インフルエンザウィルスがオルトミクソウィルス科という科に分類されるのに対し、
このパラインフルエンザウィルスはパラミクソウィルス科に分類されています。
まったく別のウィルスということですね
パラインフルエンザに感染した場合、肺炎を発症してしまうこともありますが、
不活化ワクチンを投与していればある程度防げるものと思います。
研究所の黒毛ドナー牛たちは、毎年冬が始まるころに
不活化ワクチンを投与しています
そのおかげか、この数年肺炎を発症するドナー牛に出くわしたことがありません
予防が大事です
↑地面も凍りつく中、元気なドナーたち
死んだ細胞から血液中に放出されたDNAを「血中遊離DNA」といいます
ガン組織や炎症組織は細胞死が盛んに起こっているためにガン患者や炎症性疾患患者の血液にはこれが多く含まれるそうです
最近、この「血中遊離DNA」が牛の妊娠鑑定に利用できる可能性が報告されました
Early pregnancy diagnosis in dairy cows using circulating nucleic acids
Mayerら、Theriogenology 79, 173-179, 2013
ザックリ中身をまとめると
血清中の「血中遊離DNA」濃度を調べることで、AI後20日で妊娠鑑定ができる(可能性がある)そうです
妊娠も炎症反応おきますからね
うまい!
そこで、、、
同じことをやっても面白くないので、、、
例えば、
夏場のヒートストレスが原因で受胎しない牛や、
分娩後、なかなか受胎してくれない経産牛(特に乳牛)などなど
この「血中遊離DNA」濃度がどうなっているのか調べてみたいです
ただ単純に、受胎しにくい牛としてのマーカーとなるだけではなく、
「血中遊離DNA」の配列を確認し、
細胞死がどこの組織由来であるか予測することで、
その後の飼養管理法など改善すべき点が明らかとなってくるのではないでしょうか
少々飛躍しすぎかもしれませんが(夢を語りすぎる悪い癖があります)、
不妊の原因といなっている炎症などを改善することを目的とした飼料も開発できるかもしれません
また、上のMayerさんの牛の妊娠鑑定に関する研究でも人工授精日、胚盤胞期(7日目)、孵化期(10日目)、伸長期(15日目)などダメもとで「血中遊離DNA」を調べてみると面白い現象が起こっているかも?
寒い日が続きますが、牛の発情は来てますか?
ET研には受卵牛として約1200頭の牛がいます(預かり牛含)
これらの発情をいかに早く見つけて受胎させるのがET研職員の腕の見せ所です
しかし、待てど暮らせど発情を見せない困った牛がいます
牛は6~12ヵ月齢が春機発動期とされているため、一般的にはそれくらいに発情兆候がみられるはず。
そのため、この月齢を超えて発情が確認されていないものが問題で、スムーズな計画交配が狂ってしまいます
栄養不足がその要因として挙げられますが、別に発育が悪いわけでもないのに発情が来ない牛がどうしても出てしまいます。
対処法としてホルモン療法をET研でおこなっています。具体的にはGnRHやeCGの投与、プロジェステロン製剤などのホルモン処置あたりでしょうか。
しかし春機発動が遅れる原因はまだわかっていないことも多いようなので、調査する価値はありそうです。
先ほど挙げたホルモン療法以外のホルモン療法も検討されているようなのでまたの機会に紹介してみたいですね。
その他、雄牛と同居させると性成熟が早まるそうで、どういった仕組みなのか興味深いですねただ計画交配は無理そうですが
先々週に引き続き,ホルスタイン有名ファミリーの受精卵をご紹介させていただきました
先週ブログでご紹介いたしました国際学会の中で面白い発表がありました。
それはタイトルにもありますように受精卵にバーコードをつけるというものです。
バーコードいうと、スーパーでピッとやって商品の値段が出てくるあれです。
今回の発表ではバーコードといいますか、実際には非常に小さな識別コードを肉眼で読み取るものでした。
下記サイトの写真をご参考ください。
http://serginovo.files.wordpress.com/2012/08/esf-2010.pdf
受精卵にくっつけられるような小さなマーカーが作れるんですね。
それが驚きでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドイツでは洗礼も受けてまいりました。
学会開催中に、口頭発表を聞いている際です、、
どうも足をくみづらいなぁと思っていたわけです。
ハッと気づきました。
イスの高さがドイツ人仕様ということに。。。
自らの足の短さを痛感させられました
やってしまうんですよね。。。
効率が悪いらしいです(当たり前!)
このほど、米科学誌「サイエンス」で
「ショウジョウバエにおいて摂取制限は記憶形成を促進する」
ことが報告されました
すなわち、空腹状態になると記憶力が向上することが科学的に証明されたのです
試験は、
ハエに'ある匂い'と電気刺激を同時に与え、その匂いが嫌いになる嫌悪学習と、
'ある匂い'と砂糖水を同時に与え、その匂いが好きになる報酬学習と
どちらが早く記憶できるのか比較したところ報酬学習の方が覚えがよいという結果に。。。
しかし研究グループは、「砂糖水を効率よく飲ませるために実験前に空腹状態にしていた」ことに気づいたらしいです
えらい!
ということで、空腹のハエに上述の嫌悪学習を行うと覚えが早くなったそうです(記憶力が満腹時の2倍に!)
今後、文献を読むときは空腹時に読んでみたいと思います
ビールでお腹がパンパンに膨れた状態で読んでいるのでダメなんですね。。。
確かに、何も入ってこない。。。
いや、報酬学習という位置づけ(言い訳)で今後も継続です
みなさんはスマートフォンお持ちでしょうか?
なんとスマートフォンの個人での利用率は39.8%にものぼるそうですね
最も利用率の高い20代では58%ですが、中高年世代でも利用率は高く、
50代男性、40代女性では3分の1が持っているそうですよ
意外と普及していてびっくりしました
そ・こ・で、
スマートフォン向けの牛群管理ソフトが開発されたそうですね
発情や分娩が近いウシを観察注意牛としてリストアップしたり、
繁殖状態に応じて色分けし、「牛群の繁殖状況の見える化」で
効率的な管理が可能になるとのことです
昔携帯が分厚かったことや画面がカラーではなかったことが
今となっては信じられません
便利な時代になりましたね~
としみじみ思ってしまいました
本日,ホルスタインの有名なファミリーの受精卵を,ET研究所ホームページの受精卵リストに載せましたので,ご興味のある方は是非ご一読ください
JA十勝清水町管内 (有)田中牧場 所有
供卵牛 TMFセンター ミラン ダーハム マリリン ET
父 レーガンクレスト エルトン ダーハムET
母 センターリバー リステル CH ミラン ET(87点)
09-08 2X 365 M15,039kg F590kg 3.9% P479kg 3.2%
母の父 シヨアマー ミラン ET
祖母 コムスター ローラブラツク ET(87点)
03-11 2X 365 M16,214kg F601kg 3.7% P510kg 3.1%
祖母の父 トウマー ブラツクスター イーテイー
祖祖母 コムスター ローリー シーク ET(88点)
06-09 2X 365 M13,546kg F603kg 4.5% P461kg 3.4%
-本牛賞歴-
2007年 北海道ホルスタインナショナルショウ 1等賞2席(未経産ジュニア・ミドル・クラス)
2007年 北海道ホルスタインウィンターフェア 1位(15~18ヶ月)
2007年 第30回オール・ニッポン・ホルスタイン・コンテスト オールニッポン(未経産ジュニア・クラス)
2008年 第32回空知スプリングショー ジュニアチャンピオン
2008年 北海道ブラック&ホワイトショー 1位(未経産シニア・クラス)
2008年 北海道ホルスタインウィンターフェア リザーブ・インターメディエイト・チャンピオン
2008年 第31回オール・ニッポン・ホルスタイン・コンテスト 準々オールニッポン(2歳・経産ジュニア・クラス)
受精卵の父親は,“アトウッド”となります。
本牛の祖母,“ローラブラツク”は,その綴り(L’ORBlack)から“エルオアブラック”,“エルORブラック”や,
フランス語での読み方“ローブラック”など,様々な呼ばれ方をしているようです。
日本語の漢字と同じように,様々な読み方が出来ると,発音の仕方が難しいですね
現在ドイツのハノーファーで国際胚移植学会が開催されています。
このブログもドイツからの更新になります。
(写真のファイルサイズが大きいのでなかなかネットにアップできません)
世界中から研究者や、獣医師が集まって、繁殖に関する最新情報を共有しております。
↓ 会場です。
↓ 研究ポスターの展示会場です。
学会では、上のようなポスター展示による研究発表と(今回は337題)、
口頭による発表があります(言語は英語です)。
今回はヨーロッパで開催ということで、ヨーロッパからの参加者が多かったように思います。
戸惑ったのはイタリア人が話す英語はイタリア語に聞こえ、
フランス人が話す英語はフランス語に聞こえたことですね
英語で話しかければ、皆さんフレンドリーですので
非常に有意義な情報交換の場所となります。
来年はラスベガスで開催のようです。
ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか?
さて、今週ドイツで行われた国際受精卵移植学会(IETS)ネタです
1972年、ウィッティンガム博士がマウス受精卵の凍結保存に成功しました
その時は液体窒素中で8日間という保存期間でしたが、
凍結受精卵、一体何年くらい保存可能なのでしょうか?
Long-term storage of bovine embryos: birth of a calf after 22 years of cryopreservation
Dettererら、ドイツ、AI- and ET-Station Georgsheil
タイトルからわかるように22年間凍結した牛受精卵から正常なホルスタイン産子が誕生したそうです
また、その成績がすばらしい!
4個融解後、ETして3頭の産子を得ています!
これらにはステップワイズ・ダイレクト凍結の両方が含まれます(ダイレクト凍結胚も融解後、顕微鏡下で品質を確認していますが)
ウィルムット博士が牛受精卵の凍結保存に成功したのが1973年なのでちょうど40年が経過します
10年後の2023年、ウィルムット博士から「50年保存も可能ですね」という報告があるかも?
ウシを車に積み込む際に労力がかかるということで、
ウシを楽に積み込むための研究がされているそうです
ウシが積み込まれる際に嫌がるのは、
「慣れていない」ことが原因の1つとなっています
ウシが人による扱いに慣れやすい時期があるそうで、
それは(1)出生時(2)離乳時(3)最初の分娩の3つの時期だそうです
そこで、離乳時(体重約80キロ)のウシに
ロープで引く、スロープを上げる、荷台に乗せる、
という一連の積み込み作業を行い、
訓練後に荷台の上でご褒美として角砂糖を食べさせる
ということを離乳後5日間にわたって実施してみたところ、
1日目は数時間かかるウシもいましたが、
5日目にはどのウシもスムーズに積み込めるようになったそうです
訓練牛と非訓練牛を比較すると、訓練牛の積み込み時間は
88%も短くなったそうです
ストレスの指標となる血中のコルチゾル濃度の値も低く、
ウシにかかるストレスも小さいことが明らかとなりました
・・・ET研でもウシを引っ張る作業はかなりの重労働となっています
うちのかわいこちゃん達は残念なことにここが嫌いです
採卵棟が近づくにつれ足取りが重く・・・
ついには立ち往生していまうのもいます
言うこと聞いておくれよ~~~
これからは枠に入ったら角砂糖攻撃ですかね(なんちゃって)
この試験では今後、訓練効果の持続性を調査するそうです。
こんな日が続くと人も牛も嫌になってきます
そこでふと疑問になるのが実際どれくらい寒いの?ということです。
何かに立ち向かうには敵の情報を知らなくてはいけないのはどの世界でも共通のことでしょう。
というわけで試しに一晩測ってみました
でも一晩中起きて温度計を観察するなんてことはしません。
そんなとき便利なのが↓の温湿度データロガー(商品名:おんどとり)です
これを温度を測りたいところに置いておけば、設定した間隔の時間で気温を記録してくれます。
で、一晩測った結果が↓です。
-20℃より少し暖かいくらいの気温で推移し、明け方にぐっと冷え日の出を過ぎたころからグーンと気温が上がっていました
うーん昨晩は思ったよりしばれなかったみたいですね。あとお昼に10℃を超えてますが予報と体感からは、かけ離れているような?設置場所も要検討ですね。
今年は例年になく冷えているとの噂なのでET研の周辺でも-30℃いくかも、と不安な半面、内心期待もしているのでもうしばらく気温を測定してみたいですね
先週、有名ファミリーのホルスタイン受精卵を紹介させていただきました。
寒い日が続きます
牛舎に入ると、そこここで牛が咳をするのが聞こえます。
牛の肺炎には大きく分けて3種類あります。
細菌性、ウィルス性、マイコプラズマ性の3種類です。
原因をしっかり調べることで抗生剤の選択など、
より効率的に治療することができると思いますが、
牛の場合、抗生剤とあるいは非ステロイド系抗炎症剤の併用により
治療するケースがほとんどです
ET研究所ではワクチンと冬期にはOTCのLAの投与などにより
肺炎予防を実施しています。
このブログ筆者も風邪症状が続いており、
お医者さんにお世話になっております
もらった薬は抗生剤含め4種類もありました。
う~ん、肝臓傷めそうです
皆様も風邪には十分お気をつけください
先週末、東京での打ち合わせを終了し、
少し空いた時間を利用して、ET研ワンダーフォーゲル同好会は「高尾山」に初詣に出かけることに!
ケーブルカーなどのヌルイ手段は使わず、高尾山口駅からのアタックを開始しました
コース図はこちら↑
今回はもっとも距離が長い1号路をあえて選択!
山頂まで100分かかるとのことでしたが、
半分の50分で登頂に成功(かなり汗だくでしたが。。。)
山頂から見える富士山が美しすぎて感動です
(見づらいですが写真中央の白い山が富士山)
下りはゆっくりと歩きながら、かなり遅い初詣
ET研の商品が「ひっぱり蛸」になりますようにと周りの眼を気にせずたくさんナデナデしました
いや違いますね、他力本願ではいけません
「ひっぱり蛸」になるような商品をつくれますようにとたくさんナデナデしました
どちらにしろ他力本願か?
もちろん、制した山のTシャツは購入です
またひとつコレクションが増えました
これまで、我々の定義ではバーベキューもワンダーフォーゲルにカテゴライズされてましたが、
本格的にET研登山同好会でもつくりますかね?
しかし、高尾山くらいでお尻がピクピクしているようでは駄目です。。。
だって、599m。。。