知っていますか?
http://kintaror.blog28.fc2.com/blog-entry-5035.html#comment2079

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先週末に広島でETを実施させていただきました。
北海道から飛行機で向かい、あちらは少し暖かいことを期待していたのですが、
広島でも大粒の雪に見舞われ、ホテルに着いたのは
日付も替わりかかった深夜
次の日の早朝からETを実施させていただき、
今回は14頭同期化処置して13頭ETを実施いたしました。
(残念ながら1頭は排卵していませんでした。)
好結果を期待しております
帰る日はなんと大雪で、北海道行きの飛行機が欠航となってしまい
東京で一泊しすることに
↑空港に着いてから自分の車の雪をどかすのが大変でした
今回お世話になりました西日本くみあい飼料の職員の方々、農場の方々
ありがとうございました。
男子中学生が「やる気スイッチ」を押して「ウォーー!」と走り出すCM、
結構好きでした
しかし、ホントにあるそうです「やる気スイッチ」
サルを用いた実験ですが、
大脳基底核の一部である腹側淡蒼球と呼ばれる部位がそれにあたるそうです
生理学研究所と米国NIHの共同研究です(米国雑誌NEURONに掲載)
実験ですが、サルにある運動を覚えさせ、うまくできたらジュースをもらえるという
いわゆる報酬に基づく学習プロセスの理解に貢献するというものです
私の腹側淡蒼球にも電気をビビッと流して活性化させますか
たまには。。。
日本では牛海綿状脳症(BSE)の対策開始から10年以上が経過しました。
特定危険部位の除去と肉骨粉飼料を使用禁止にしたことで、
世界中でBSEの発生は激減しましたね
日本国内では2001年9月に千葉で確認されてから
現在までに36頭が感染牛として明らかになりましたが、
2009年以降、感染牛は確認されていません
日本では年明けより国内のBSE検査対象牛が20か月齢超から30か月齢超に、
米国産牛肉の輸入制限も生後30か月以下に規制緩和されることになりました。
そんな中、ブラジルでは初のBSE感染牛が確認されてしまいました
BSEが確認されたのは13歳前後の雌牛で、市場に流通はしていないそうです
近隣国では口蹄疫も発生していますし、日本でも発生したことはまだ記憶に新しいですね
常日頃から防疫対策に気をつけなければいけないと改めて感じました
ちなみに卵巣採取のため食肉処理場で使用した道具も
全部消毒して持って帰ってきておりまする
ET研究所ニュース12月号アップしました
http://www.zennoh.or.jp/bu/chikusan/et/news_pdf/201212.pdf
今回は分娩後の卵巣機能の回復を促進する方法について文献を探しました。
新ETシステムでは、特に和牛繁殖農家さんからは、
分娩後50日前後の牛が受卵牛候補に挙がってきます。
私はよく
「子っこついてますか?」
と農家さんに確認しております。
北海道の和牛繁殖農家さんでは早期離乳をしている地域が少ないようで、
ほとんどの農家さんでは分娩後100日前後まで子牛がついてます。
このような牛の中にはまだ卵巣に黄体も無く、卵巣サイズも非常に小さい牛がおり、
たとえ膣内にプロジェステロン製剤を入れても黄体が形成されないことが多いです
上記のようなケースでは分娩後早期の排卵促進剤の投与をご検討ください
よくある話ですが、読んでみるとなかなか面白かったので・・・(実験計画がしっかりしてる)
今度ドイツで行われる国際受精卵移植学会(IETS)ネタです
しかし最近のIETSは、学会前に講演要旨が読めるので非常に助かります
ある程度予習をしておけば現場で無駄な動きをせずにすみます
さて、
THE LIPID COMPOSITION OF THE FOLLICULAR FLUID ON DAY 6 POST-AI MAY BE ASSOCIATED WITH THE GESTATIONAL SUCCESS IN NELORE COWS
サンパウロ大学のScolariさんの報告です
82頭の経産牛にAIを実施
41頭はAIした発情周期の6日目でもっとも大きな卵胞から液を吸引します(グループA)
残り41頭は無処置(卵胞吸引なし、グループB)
30日目で受胎状況を調べると、
グループAは53%、グループBは56%
ということで、6日目の卵胞吸引が妊娠に悪影響でないことがわかります
そして、グループA内で妊娠した牛、してない牛で卵胞液を分類し、
タンパク質解析を行いました
結果、妊娠した牛の卵胞液では脂肪酸が(非妊娠牛と比較して)130%UPしているようです
すばらしい研究ですね
例えば、体外成熟培地の組成を今回の試験結果に近づけることができれば、
受胎しやすい受精卵が大量に生産できるかもしれません
しかし、彼らはなぜ発情周期の6日目で卵胞液を吸引したのでしょうか??
(恐らく第一卵胞波のドミナントを吸引したかった??)
などなど、質問したいことが山ほどあります
私はドイツは行きませんが、行く人はしっかりと調査してきてください
以上、業務連絡でした
今年の夏に生食用での提供が禁止された牛レバーですが、
厚生労働省は研究班を設置して、放射線照射による
殺菌効果を確認する研究に乗り出すことを決定したそうです
日本では、食品への放射線の照射はじゃがいもの発芽防止用としてのみ用いられています
レバーの提供には中心部まで十分に火を通すことが義務づけられていましたが、
この研究がうまくいけば生食提供禁止の解除を検討するようです
生レバー復活のためにこのような研究までされているなんて、
意外と(?)生レバーファンが多いのですね
またいつか生レバーさんにお目にかかれる日が来るのでしょうか?
レバー好きさんには朗報でした
ちなみにET研ではこのような殺菌灯(紫外線)が
実験室や検卵室、クリーンベンチ内に備え付けてあります
これで実験にお邪魔な細菌はイチコロです
研究所の周りも雪で覆われるような季節になってきました
気温も徐々に下がり、野外へ出て作業をするのも億劫になってきます
そんななか元気なのが、牛たちです
牛といってもホルスタイン種ですが、さすが寒冷地原産、元気に走り回っています
さらに牛舎内に入ると、この気持ちの昂りが抑えきれないのか、うっとうしいくらい人に絡んできて作業の邪魔をしてきます
一方、それだけ元気なせいか最近すごく発情が強く出るように思います。
ただ発情兆候が強いうえに元気なため、どの牛が本当に発情なのかわからなくなってくることも…
夏場のストレスもなくなったわけですし、これからどんどん受胎して受胎率アップに貢献してほしいですね
https://www.id.nlbc.go.jp/top.html
来年の1月に第39回国際胚移植学会(IETS)が開催されます。
http://www.iets.org/index.asp?autotry=true&ULnotkn=true
場所はドイツのハノーファーというところです。
ET研究所では毎年、日々の研究の成果を国際学会で発表しており、
今年も一題発表予定です。
インターネットで研究発表の内容を知ることが出来ます
http://www.publish.csiro.au/nid/44/issue/6507.htm
今年のシンポジウムのテーマは”Advances in transgenic animal production”です。
”transgenic animal”=”遺伝子改変動物”のことですが、
医薬品の開発などに重要な役割を果たしています。
他に、ポスター発表は全部で337題、口頭発表では今年ノーベル賞で話題となったiPS細胞に関する報告もありそうです。
全農ET研究所がさらにパワーアップできるような情報を集め、
生産現場にも還元してまいります
すなわち、
心肺停止後に何らかの処置を施して心拍が再開しても、
脳や心臓(活性酸素による組織障害)への重篤な後遺症が残ってしまうことが多いのですが、
2%水素ガスを吸入することで状態悪化が緩和されるらしいです
また水素ガスは、全身性炎症物質の増加も抑制することが明らかとなりました
慶応大学と日本医科大学の共同研究です
非常に簡単にまとめると、水素ガスは、
「活性酸素を除去する」
「抗炎症作用をもつ」
ことが明らかとなりました
水素ガス・・・、簡単に入手できていいですね
細胞保存技術の改善に使えそうな予感が・・・
むふふ
11月23日は静岡県御殿場市で
「第8回全日本ブラックアンドホワイトショウ」が開催されました
この大会では東日本大震災で被災した宮城県農業高等学校で飼育されている
奇跡の牛「サニー」が出品されました
???奇跡の牛とはどういう意味なんでしょうか???
実は宮城県農業高等学校で飼育されていた乳牛は、
震災のため34頭中20頭が死んでしまったそうなのですが、
津波で流されながらも奇跡的に生還した牛もいたそうです
その生き残った牛のおなかの中にいたのが「サニー」なのです
まさに奇跡の牛ですね
なんだかこの記事を読んで涙が出そうになりました
6月に宮城で行われた品評会では1位に輝いたそうです
その時のサニーの凛々しい姿と記事はコチラ
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20120618dde041040080000c.html
生徒に体を洗ってもらっているサニーの写真↓
体を洗っている女の子達もかわゆいですね(笑)↓↓
http://mainichi.jp/graph/2012/11/16/20121116k0000m040071000c/001.html
ちなみに全日本ブラックアンドホワイトショウでは最下位だったそうです
でもがんばったね、サニー
本日11月23日は勤労感謝の日のため研究所はお休みをいただいています。
しかし採卵や移植といった業務はないのですが、牛の都合がありますので誰かは当番として様々な作業に当たっています
具体的には発情の発見や授精、ホルモン剤の投与がメインで、その他牛の治療などを基本1人でおこなうためなかなかハードだったりもします
話は変わりますが勤労感謝の日とは「勤労 をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としているそうで、農業国の日本では古来は五穀の収穫を祝う日だったようですね(参考wikipedia)。
日ごろは仕事に追われて忙しいことが多いですが、働くことができることに感謝してこれからもがんばりたいですね
ただ今年は天候が不順のため、未だ大豆が収穫できていない地域もあるそうで…まだ収穫は祝えないかもしれません
北海道各地で例年よりかなり遅れましたが初雪が観測されました
今日も空港まで受精卵の配送に行ったのですが、
とうとうET研の周りもこんなんなってしまいました~
季節ごとに美しく風景が変わるところが十勝の良いところだと思います
雪が降るとET研付近の道はこんな風になります~
雪のトンネルみたい~
とても幻想的な風景に様変わりです
今日の雪は湿っぽかったですが、パウダースノーのときはもっと美しいです
ところで雪が降ると心配なのが車の運転です・・・orz
ET研は山の方にあるので、行きは登り、帰りは下りになっています
難所が何箇所もありますが・・・
私的には冬になるとここのカーブが非常に恐怖でございます
北海道にお住まいのみなさまはこれから車の運転に十分ご注意下さい
以前もありましたが、本日の新ETシステムでもJA大樹より2名の移植師の方が研究所および新ETシステムの見学にいらっしゃいました
昨日は現場のほうに随行していただき、超音波を用いた黄体確認、研究所に戻ってからETに関する座学、そして本日は採卵から移植までの流れをみていただきました
現場ではなかなか機会のない超音波をもちいての黄体確認や新たな繁殖技術について、興味をもっていただけたように思います
実はこれでJA大樹の移植師、合計8名の方々に新ETシステムの作業をみていただきました。
今回の見学ほかが少しでも現場の役にたっていただけたら嬉しいです
皆さん2日間も、朝早くからお疲れさまでした
何か技術的なことでご質問ありましたらいつでも気軽に聞いてくださいね。
2012フードバレーとかちマラソンが秋晴れの中、帯広市内で開催されました。
ハーフマラソン(21km)の大会です
約3,000人のランナーが帯広市内をかけぬけました。
「ET研マラソン同好会」からは3人のランナーが参加
強風に悩まされましたが、3人とも無事に完走することができました。
タイムは・・・、
A:1時間57分、B:2時間8分、C:2時間10分
この中で最高齢のA、トレーニングの成果を発揮できようです。
しかし、Aは翌日から出張で日本各地を革靴で転々としたのですが、実は足裏に激痛が。。。。
何とか足を引きずらずに仕事を終えました。
いや、客観的には引きずっていたかもです・・・。
Bも翌日は採卵作業がキツそうでしたね。
さすが20代のCは、翌日も元気
あーっ・・・、20代って、すばらしい・・・。
また機会があったら走しましょう
ET研でお揃いTシャツ作りたいですな。
ゴール直後
お疲れさまでした
最近はXY分離精子が発売され、現場でも頻繁に使用されています。
そこでふと思ったのですが、XYを分離する前はどの程度の割合でXY精子が含まれているのでしょうか?
普通に考えれば1:1の割合になると思いますが、もしかすると違うのかも…と思ったので調べてみました
するとウシ(Bos Taurus)では若干ですが、1~4%くらいY精子のほうが多いみたいですね (Hassanane M et al., 1999, Nicodemo D et al., 2009)
一般に乳牛では雌のほうが喜ばれますが、若干の違いとはいえ期待するものの逆をいく結果になっています
ちなみにウシの種によっても差があるようでイタリア原産のModicana種はほぼ1:1であるのに対して、Agerolese種は4%ほどY精子が多いようです(Paucillo et al., 2012)。
実際は受精までの過程で選抜があるので、この通りの比率に産子がなるとは限りませんが、いったい何の差がこの結果に表れているのか、不思議ですね。
ちなみにヒトではX精子のほうがほんの~1%多い(Han TL et al., 1993, Martin RH et al., 1996)という結果のようです。
ヒトの世界では生まれるずっと前から女性のほうが強いのかもしれませんね
本日は,今度ET研究所にやってくる供卵牛の,導入前の衛生検査のため,
タイヤをスタッドレスに替えないといけない時期がやってきました。
研究所の牛舎に入ると、牛の咳が聞こえてきます。
さてDairyman11月号で寒冷ストレスと子牛の健康・発育の関係を紹介した記事がありました。
以前ヒートストレスの指標にTHIが有用だと紹介いたしましたが、
(THI=0.8×気温+(湿度/100)×(気温-14.4)+46.4)
この記事によると、
出生後3ヶ月間の平均THIが60以下だとDG(日増体重)が不良で
日平均THIが45を下回ると疾病発生件数が増大するそうです。
THI計を利用して、牛群の肺炎予防重点時期を設けるのもいいかもしれませんね。
ちなみに研究所では冬季、牛の導入時にOTCのLA製剤を注射しています。
同じ品質の受精卵を移植(ET)しても妊娠する牛としない牛がいます。
その差は何でしょう?
いろいろな要因があると思いますが、
この2群で子宮内環境(遺伝子発現)が異なっていることが報告されました。
*******************************************************************
Gene expression and DNA-methylation of bovine pretransfer endometrium
depending on its receptivity after in vitro-produced embryo transfer.
Ponsuksili et al., PLOS ONE, 2012
*******************************************************************
著者らは発情周期3日目(発情日=0日目)で子宮内環境が大きく異なっていることを示しました(594遺伝子に差あり)。
また、この子宮内環境の差は発情周期14日目では小さくなるようです。
一般的にETは発情周期の7日目ごろ行われます。
すなわち、ET前の子宮内環境を整えてあげることが、
受胎率UPにつながるのではないでしょうか。
まだ遺伝子発現を調べているだけなので具体的にどうすれば受胎率が改善するかわかりませんが、
本当に必要な遺伝子を絞り込めれば、
牛だけでなくいろいろな動物の繁殖効率が大きく変わるかもしれません。
以前、我々はET前に自己免疫細胞を子宮内に注入すると、
その後の受胎率が改善されることを報告しました。
この時もいろいろな遺伝子が動いていました。
今回紹介した研究と我々の研究の間で
同じような遺伝子がないか調べてみたいです。
さてさて、子宮に受精卵が成長しやすいフカフカ布団をしいてあげるにはどうすればよいでしょうか?
今後の進捗が非常に楽しみです。
今日も九州から15個受精卵の注文があったので、配送のため空港へ行ってきました
最近風がビュービュー強い日が多かったのですが、
今日は天気も良く、ポカポカ陽気でした
と言っても、晴れてはいましたが・・・
ET研究所のある上士幌町では最高が9℃、最低が0℃だったそうです
外に出るととてもヒンヤリしました
今日は空港へ行く途中の道で、私のお気に入りポイントの写真を撮ってみました
どうですか
とてもいい風景です
向こうの山々の頭は白く雪が積もっていますね
紅葉はだいぶ進んでしまっていますが、まだ色づいてる葉っぱもありキレイでした
そこに緑の草とのんびり過ごすウシ達・・・う~ん、すばらしいコラボレーション
日によってやたらウシがこちらに近づいてることがありますが・・・残念
今日はみなさん遠くに行ってしまっていました(テレ屋さんなんでしょうかね)
この写真を撮りながら冬が近づいていることを感じました
実はこの写真、ウシの中に混じって1頭だけウマがいました。笑
みなさんはお分かりでしょうか?
今日は興味深い文献を見つけましたので、紹介したいと思います。
「Prostaglandin F2α promotes ovulation in prepubertal heifers.」
C.E.P. Leonardi et al., Theriogenology 78 (2012)
【方法】
11日間隔で卵巣を超音波で観察し、黄体のないことを確認した春機発動前の未経産牛30頭を試験に供した。
これらを以下の試験区ごとに3群に分けた。
(1) PG群(N=14);自然に発生した卵胞ウェーブの5日後にPGF類似体(500μlのcloprostenol)を投与
(2) PPG群(N=12);腟内留置プロジェステロン除放剤(CIDR)の挿入、50mgのプロジェステロンおよび2mgの安息香酸エストラジオールを投与し、卵胞ウェーブの5日目(CIDR挿入から8.6±0.5日後)にCIDRの除去とPGFの投与
(3) 対照群(N=14);とくに処置なし
【結果】
卵胞ウェーブ発生から10日以内に排卵した割合はPPG群(10/12 ; 83.3%)およびPG群(11/14 ; 78.5%)で対照群(1/14 ; 7.1%; P<0.0001)より高くなりました。
【感想】
一般に繁殖の分野ではPGF2αを発情の誘起に用いており、その効果は黄体の退行を目的にしています。
しかし、この文献では、PGFが黄体退行だけではなく、実は排卵も誘起していることを証明しました
この実験のように発情を見せていない未経産牛に対して、PGFが新たな治療法として期待されますね。また、排卵を誘起するにはGnRH製剤を用いますが、一般にPGFはそれよりも安価なため経済性の面ではより優れています
今後この研究が進めば新たな治療法や発情の同期化方法が考案されるかもしれませんね
今回の文献はET研究所HPでも紹介していますので、興味がありましたらこちらもご覧になってみてください。
昨日の記事にも書いておりますが、
5年に1度の全国和牛能力共進会が長崎県で開催されていましたが・・・
茨城県水戸市では10月24日(水)に全国牛削蹄競技大会が開かれていたそうです
こんな大会があるなんて・・・知らなかった
毎年10月に予選を勝ち抜いた牛削蹄師が日頃磨いた腕を競い合う大会です
牛は年間約8センチ蹄が伸びます。
これを放置しておくと歩行困難になったり、ストレスで乳量や肉質が低下したり、
病気になったりするので、年1~2回程度蹄のケアをしてもらいます(爪切りですね)
その蹄をケアする仕事を行っているのが、牛削蹄師さんです
さてさて、全国牛削蹄競技大会では牛の歩き方や姿勢、
蹄の形などを見て削蹄方針を決める「牛削蹄判断競技」(筆記)と
実技の「牛削蹄競技」があります。
「牛削蹄競技」では、1肢を100点、前後2肢の4蹄を合わせて200点を満点として、
2名の審査員が審査するそうです
規定時間を超過した場合は1分ごとに5点、
5分以上超過すると1分ごとに10点の減点だそうです
スピードと技術の両方がやはり必要になってきますね
審査規定に興味がある方はどうぞ
http://www.farriers.or.jp/information/images/110803_06.pdf
今年は北海道地区代表の方が優勝したそうです
同じ北海道に住む者としてなんだかうれしくなりました
すばらしいまさに巧みの技ですね
長崎全共が閉幕しましたが、
こちらですべての審査結果をご覧いただけます
http://zenkyo-nagasaki.com/wp-content/uploads/2012/10/housho.pdf
さて、5年後はどうなるでしょうか。。。かなり気が早いですが今から楽しみです
名誉賞(内閣総理大臣賞)を、
種牛の部 第7区 宮崎県と
肉牛の部 第8区 長崎県が受賞しました
おめでとうございます
本日、最終日です
さて、
種牛の部 第7区(総合評価群)の順位が決定しました
優等賞1席 宮崎県
優等賞2席 鹿児島県
優等賞3席 長崎県
宮崎県の連覇
おめでとうございます
代表牛一覧はこちらでご覧いただけます
近頃かなり冷え込んでおります
これからの季節は早朝や夜間の作業は辛い季節ですね
農家さんによって様々だと思いますが、
牛の分娩が深夜や早朝なんてこともあると思います
(分娩介護はこの時期ではなくても大変だと思いますが・・・)
この時間帯は労力がかかるのはもちろんのこと、
分娩に立ち会えず子牛が死亡してしまうこともあると思います
これを防ぐために昼に分娩させるという方法があります
昼に分娩させる方法としては、夜間給餌や既存のホルモン剤の投与が知られています。
しかし、夜間給餌方法は分娩日まで予測ができないですし、
既存のホルモン剤投与による分娩誘起では、
胎盤停滞(分娩後12時間以上胎盤が排出されない)が
高率で発生するという問題点がありました。
胎盤停滞になると乳生産量の低下や今後の受胎成績が悪化する可能性があります
少し前になりますが、オキソアラキドン酸という物質が
牛の分娩後に胎盤が子宮から剥離排出される際に働く
シグナル物質だということが世界で初めて発表されました。
placenta 2012(Vol.33(2)106-113)
従来の分娩誘起方法にオキソアラキドン酸の注射を行うことで
胎盤停滞の発生を回避できたそうです。
分娩に30時間以上を要した12頭の牛
(無処置6頭、オキソアラキドン酸注射6頭)で試験を行ったところ、
胎盤排出率が無処置だと0%だったのに対して
オキソアラキドン酸注射は83%という結果が得られたそうです
深夜の分娩介護による農家さんの労働負担の軽減や新生子牛の生存率の向上、
さらに適切な分娩介護ができずに母牛が死亡することや、
胎盤停滞発生による能力の低下を防げるのではないかと期待されますね
今日、北海道の平野部でついに初雪を観測したそうです
10月中頃からいつ降ってもおかしくはないのが北海道らしいですね
ET研究所でも白いものがちらちらと…?と、思いましたがよくみたらオガコが舞っただけでした
急に冷えると牛の採卵性や受胎性にも影響するため、これから厳しい時期になりますね
少しでも影響を減らせるよう、牛舎もカーテンをかけて冬支度をする必要がありそうです。
第10回全国和牛能力共進会,和牛の祭典in長崎が,
今週木曜日からつくばで
全農の畜産分野(鶏・豚・肉牛・乳牛)に従事する職員により、
各部署の取り組みを紹介するシンポジウムが開催されます
ET研究所からは職員2名が新ETシステムの現状と新しい取り組みについて
紹介させていただく予定です
各分野のネットワークを強化し、よりよいものを生産者の方々に提案できるよう
これからも頑張ってまいります
ノーベル賞の影響かあまり話題になりませんでしたが、
ニュージーランドの国営研究機関「アグリサーチ」は、
2日、牛乳アレルギーの原因であるベータラクトグロブリンを
ほとんど含まない乳を出すクローン牛、「デイジー」を誕生させた
と米国科学アカデミー紀要(PNAS←すごい)で発表しました
デイジー嬢のお顔はこちらから
http://www.agresearch.co.nz/news/pages/news-item.aspx?News-id=12-10-02-01
論文を読んでみると、人為的に関連遺伝子の働きを弱く(ノックダウン)させてます
あと、アグリサーチお得意のドナー細胞の細胞周期をコントロールしての核移植です
10年前はこの辺の論文を読み漁ったので懐かしい感じがしました
たまーにアグリサーチの研究者と連絡を取り合いますが、このような研究を行っていることは知りませんでした
畜産学や医学を前進させるすばらしい成果だと思います
おめでとうございます
ホームページを見てみると今回の実験の一般向けQ&Aを作ったりと見習うところが多くあります
大変立派な研究機関です
食欲の秋ということで・・・
先日、池田町のワイン城祭りに行ってきました
北海道の各地からワイン城祭りに参加するバスも出ているようですし、
実は道外の方も参加していたりするので、会場前はかなりの行列です
今年は5000枚もある前売りチケットは完売だったそうです
会場ではバーベキュー用のコンロがたくさん設置してあって、
十勝産牛、ビーフハンバーグ、ビーフソーセージ、野菜が好きなだけ食べられます
目玉は池田町産の牛の丸焼きです
ものすごい行列でしたが、ゲットしました
味付けはシンプルに塩コショウで、やわらかくておいしかったです
赤すぎる部分は焼き台で少し炙ったり・・・
他にも鮭のちゃんちゃん焼き、じゃがバターが食べ放題でした
そして、ワイン城祭りの名の通りワイン(赤、白、ロゼ)も飲み放題です
ぶどうジュースも飲み放題なのですが、おいしいです
樽から好きなだけプラスチックのコップに取りマース
自前のワイングラスを持ってきている人もいました。笑
天候にも恵まれ、とてもいいお祭りになりました
こういったお祭りで農産物の宣伝になり、消費量アップや地域活性化にうまくつながると良いですね
そう思うと、色々なお祭りに率先して参加したいと感じました(
ただの食いしん坊・・・)
今週もがんばります
本日、金曜日は十勝新ETシステムの移植日です。
しかし、今回は普段の新ETとは異なり、なんと2地区同時に処置をおこないました
そのため、牛の頭数も普段の2倍労力も2倍
とハードなスケジュールで、北は士幌町や鹿追町、南は中札内村や更別村と十勝中をET研職員が走り回りました
どうしてもETが行えない週が出てしまい急遽このような2地区同時だったのですが、当初はそれほどの頭数があがらないと踏んでいました。しかし、実際は予想をはるかに上回る申し込みがあり、正直最初はどうしようと焦ったのを思い出します
なんとかET研スタッフ総出で移植を無事に終えたわけですが、生産者の方々にこの事業が支持されていることが伝わり非常にうれしく思います
毎度は厳しいですが普段よりもうひと踏ん張りできることがわかりましたので、さらなる事業拡大のため今後とも十勝新ETシステムをよろしくお願いしますね
↑今日の移動範囲です。無事に終わってほっとしました
皆様もご存知の通り
京都大学の山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞をとられました。
http://www.reuters.com/article/2012/10/08/us-nobel-medicine-idUSBRE8970AB20121008
おめでとうございます
先週の金曜日のブログ記事にもあるようにiPS細胞は
体のあらゆる細胞に成長する性質を持った細胞で、今後医学分野の飛躍的な進歩が期待されています。
もう一人の英国のジョン・ガードン博士の功績についてあまり知らないので調べてみました。
カエルの研究で、大人の細胞が受精卵の状態に戻るということを1962年に核移植技術で証明されたそうです。
う~ん、50年前。。。
先人から学ぶことは多いですね