皆様もご存知の通り
京都大学の山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞をとられました。
http://www.reuters.com/article/2012/10/08/us-nobel-medicine-idUSBRE8970AB20121008
おめでとうございます![]()
先週の金曜日のブログ記事にもあるようにiPS細胞は
体のあらゆる細胞に成長する性質を持った細胞で、今後医学分野の飛躍的な進歩が期待されています。
もう一人の英国のジョン・ガードン博士の功績についてあまり知らないので調べてみました。
カエルの研究で、大人の細胞が受精卵の状態に戻るということを1962年に核移植技術で証明されたそうです。
う~ん、50年前
。。。
先人から学ぶことは多いですね![]()
すべてのスケジュールが終了し、
ホルスタインショウの様子(ハイライト)もビデオでご覧いただけるようになりました
http://www.worlddairyexpo.com/pages/2012-Holstein-Videos.php
また、ホルスタインすべてのクラスの結果はこちらから![]()
http://www.worlddairyexpo.com/pages/Dairy-Cattle-Show.php?year=2012&show=Holstein&class=all
ゴールドウイン
、強し![]()
ET研究所では日頃顕微鏡をのぞいていることが多いですが、
検卵の時や実験の時は大体いつも同じ顕微鏡を使うようにしています![]()
少しだけ顕微鏡によって卵子や受精卵の見え方が変わったりするのです![]()
ある日私がいつも実験で使っている顕微鏡の電気をつけると・・・・つきません![]()
電球が切れてしまいました~![]()
なので、買い換えようと注文をすることにしました![]()
が、
意外と高級品![]()
3つで21000円ですって![]()
こんな小さな電球が1つ7000円もするのかと驚きました![]()
(研究室で使っているものは意外といいお値段のするものが多いのでよく驚きますが)
しか~し
ケチっている場合ではないので買いました![]()
電球が切れている間は他の顕微鏡で代用していましたが、やはりいつもの顕微鏡がいいですね![]()
ということで、無事に顕微鏡復活~~~![]()
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今日さまざまなメディアから衝撃的なニュースが入ってきました![]()
なんと京都大学のグループがマウスのiPS細胞から卵子を作りだしたそうです![]()
しかもこの卵子を受精させて子供まで誕生させたそうで…。
昨年このグループではマウス精子の作成にも成功しているので、もしかすると革命的な出来事かもしれません![]()
http://news.sciencemag.org/sciencenow/2012/10/oocytes-normal-mice.html
ヒトへの応用は倫理的な面から様々問題はあると思いますが、今後どこまで技術が発展するのか楽しみですね。
さて、我々もウシや他の家畜での応用方法でも考えられたらもっと面白いんですが…![]()
現在、ウィスコンシン州マディソン市でワールド デイリー エキスポが開催中です(6日で閉幕となりました)
約2,500頭の牛が一堂に会しています![]()
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ショウの模様も中継され、非常に盛り上がっているようです![]()
http://www.worlddairyexpo.com/
ホルスタインのcattle logsもご覧になれます
ショウが始まる1時間前に最新のものに更新されるようです
いやー、結果が楽しみですねー![]()
帯広農業高校をモデルにした漫画、「銀の匙」が、10月18日(木)に最新刊の5巻が発売されます。
久々の跛行と繁殖シリーズです。
今回は、HOARD'S DAIRYMAN 7月号に面白い記事が載っていたのでご紹介します。
跛行を示す場合、発情兆候が微弱になるのは想像に難くないですが、
記事によると、跛行牛では排卵のタイミングが早くなり、発情兆候を示すのが遅いそうです。
う~ん、なぜでしょう??
PGを含む炎症性物質が黄体退行を早めるのでしょうか??
下図の文献では跛行により空胎期間が延長することが分かります![]()
P. Melendezら theriogenology(2003) より改変
最近採卵後にドナーの削蹄を自ら行うことがありますが、
跛行していなくても意外に潰瘍があったりして驚かされます![]()
早期発見・早期治療が重要です![]()
いわゆる「マイクロキメリズム」ですね
胎児の細胞が母親の血液循環に入り色々な臓器へ生着してしまうことは昔から言われていますが、
何と![]()
胎児細胞は母の脳関門をも通過していることが報告されました
マウスを使った「マイクロキメリズム」で有名なネルソン博士ですが、
今回、亡くなった59名の女性の脳を検査し、その63%で「マイクロキメリズム」を確認しました
この「マイクロキメリズム」、非常に興味深い現象ですが、
母親の免疫系に影響を与えてしまうのではないでしょうか![]()
例えばですが、二人目の子供を妊娠しにくい女性がいらっしゃいますが、
「マイクロキメリズム」による免疫系の変化が原因の一つではないかと勝手に妄想しています![]()
また、逆に免疫寛容により妊娠しやすい体質になってもいいような・・・
その他、男児細胞のマイクロキメリズムをもつ母親は、
乳癌の発症率が低いとか、
逆に結腸癌の発症率が高いとかあるそうです
今回の発見はアルツハイマー病やパーキンソン病などの研究に応用されるとのことです![]()
気温も下がり、秋らしくなってきました![]()
勝手に「食欲の秋」と言う事でおいしいものをいっぱい食べたいと思ってマース![]()
秋のおいしいものと言えばたくさんありますが、「新そば」の時期がやってきました![]()
と、言う事で日曜日に新得のそば祭りに行ってまいりました![]()
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あいにくの雨だったので、普段よりお客さんは少なかったのではないでしょうか?
それでも人気店ではけっこうな行列ができておりました![]()
テント内でそばを打っている姿も見ることができました![]()
お祭りは14:30までだったのですが、13:00くらいには売り切れてしまうお店もありました![]()
そばは普段より小さめサイズで1個250~350円程度で売られており、
暖かいのか冷たいのか、トッピングも色々選べて
(かしわ、月見、とろろ、山菜、海老天などなどお店によって様々)
気軽に食べ比べが出来てとても良かったです![]()
そばの香りがとても良く非常においしかったです![]()
興味のある方は是非来年行ってみて下さい。
よーし、そばパワー(?)で今週もがんばるゾォーーー![]()
最新の論文を読んでいると様々な試みがされていて驚くことがあります。
最近読んだ論文では妊娠している牛から効率の良い受精卵の作出を試みていました![]()
どうやって妊娠牛から受精卵を?
と思ったら、卵巣に針を刺して卵子を吸引して体外受精で受精卵を作るそうです![]()
しかし、妊娠牛の卵巣に針を刺すなんて…私にはやる勇気がありません![]()
この論文によると、妊娠45、59、73、87、101日目と5回もの採卵をおこなっても妊娠に影響しなかったそうです![]()
また、eCGを投与しても影響しなかったと論文では結果が出ていました。
このような考えてもなかなか実行しようとは思わないような方法がもしかすると新たな技術の発展につながるのかもしれませんね![]()
ただよくよく調べるとこの手法、かなり前からおこなわれているみたいで…私の勉強不足ですね![]()
今日は精子に関するお話です![]()
精子は分化と分裂により、精祖細胞から精母細胞、精子細胞を経て形成されます。
精巣内に精子の元になる精祖細胞はあるのですが、
セルトリ細胞(精子形成を促すための栄養や成長因子を分泌する)が
働かない精子形成不全により不妊であるマウスの精巣組織を体外培養し、
精子生産に成功したことが先日発表されました![]()
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22984182
この精子を顕微授精によってマウス卵子に注入したところ、
発育や繁殖能力に全く問題のない、正常な子供が生まれたそうです![]()
このような研究は昔から行われてきましたが、
いつか精子形成も卵子形成も受精も全て体外で行われ、
効率の良い生産システムが開発されるかもしれませんね![]()
今回は輝かしいショウ歴を持つバドジョン JK スカイック エリザベス ET号(92点)
のファミリーであるハイロード ダーハム エクリプス ET号(91点)
から採卵した受精卵を紹介させていただきます。
エリザベス号の娘牛達は現在までに8姉妹がEXを達成しています。
そのうちの1頭であるJA上士幌管内の小椋茂敏氏所有のエクリプス号(7代連続 EX)に
さらなる体型改良の期待できるクラツクホーム フィーバー ETを交配した受精卵5個です。
供卵牛 ハイロード ダーハム エクリプス ET(91点:7代連続:上写真)
5.07 305 12,331 472 3.8 3.3 8.8(父:ダーハム)
受精卵の交配精液:クラツクホーム フィーバー ET
供卵牛の母:バドジョン スカイック エリザベス ET(92点:6代連続 EX:上写真)
供卵牛の祖母:クルル ブローカー エレガンス(96点:5代連続 EX)
お気軽にお問い合わせください。
9月22日(土)~23日(日)2日間にかけて、安平町早来にある北海道ホルスタイン共進会場にて、
ホルスタインナショナルショウが行われました。
7月の3頭の上場に引き続き,9月のホクレン十勝家畜市場では1頭,
これまで人用の痛くない注射針があるのは知っていましたが、
なんと、今回、
”薬の微細な粒子をレーザーの力で皮下に送り込むシステム
”
が開発されたとのことです。
http://techcrunch.com/2012/09/13/no-more-needles-painless-laser-injects-drugs/
もし牛でも応用可能となれば、
頸部に注射する際に涎をかけられたり
、
臀部に注射する際に蹴られたり
、
なんてことが将来なくなるかもしれません。
医療分野の進歩もここまできたのかと思いました![]()
今年は道内でもまだ暑い日が続いていますね。
新ETで訪れた農家さんの犬も涼しいところを狙ってか、
屋根の上で休んでいました(笑)↑
少々時間がたってしまいましたが、
TEDxTokyo 2011から、
森有一博士の「土を使わない農業」のご紹介
YouTube: TEDxTokyo - 森有一博士- Soil-free Agriculture [日本語]
震災後の東北地方の野菜や果物作りに大きく貢献しそうな技術ですね
また、日本だけでなく世界の農業にも影響を与えそうな・・・
胚性幹(ES)細胞も培養できる技術もお持ちのようです
一時期、生殖細胞保存に森博士らがもつ技術を応用できないかと考えたことが。。。
みなさん、これは一体何の写真か分かりますか?
花火のような・・・?私としては縁日のヨーヨーの柄にも見えます(笑)
これは2種類の染色液を使って胚盤胞というステージの胚を染色した写真です![]()
↓こんなステージです。(大体受精後7~8日目です)
青く染まっている部分が将来胎子になる部分で、ピンク色に染まってるところが胎盤になる部分です![]()
この写真は私が始めてこの染色方法を教わって、染色を行ったときの写真です![]()
この染色法では、2種類(青とピンク)に染め分けをしたいのに失敗すると青一色になってしまったりします![]()
キレイに染めるためには胚を染色液につけておく時間が重要だったりします![]()
しかし、初めてにしてはとてもキレイに染色できました![]()
きっと私の腕が良かった指導して下さった方の教え方が上手だったのでしょう![]()
今でも見ると思わずうっとりしてしまう思い出の写真でした![]()
現在、北米で流行ってる定時人工授精(TAI)用の発情同期化法ですね
今年の米国受精卵移植学会では、この発情同期化法でセッションが設けられています
以下に方法を示します
5日間という短い処置期間がポイントで、
CIDR抜去により卵胞が発育し、
エストロジェン濃度がタイミング良く上昇するため卵子の質を高めるよう
最近では7-day CO-Synch + CIDRより受胎性が高いと評判です
CIDRを抜去して72時間目のAIが適期(受胎率65~80%で、60時間目のAIでは57%に低下)
難点はPGの12時間間隔2回投与
しかし、本当によいものであれば、がんばりますね(合成PG製剤も2回投与が必要???)
私が知っている限り、「1 Shot PG法」に次ぐ簡単処置法です
シンプルでGood!
9月に入ったというのになかなか涼しくなりませんね![]()
夏の暑さが厳しいことで有名な埼玉県の熊谷市では、
9/9で統計開始以来最長となる、48日連続の真夏日を記録したそうです。
道民からすると驚きの暑さです![]()
しかし、こちら北海道も意外と暑さが続いています。
まだ昼間は30℃近くまで上がることもあります![]()
話は変わりますが、ET研では食肉処理場に卵巣採取に行っておりますが、
・・・・・施設内とても暑いんです。
なぜなら
なぜなら
なぜなら![]()
こんな格好してるから
(血液が飛んできたりして汚れてしまうので)
さらにはズボンの裾を長靴に入れて、手首の裾はゴム手袋の中に入れて、頭はヘルメットで覆い、
完全防備です![]()
施設内の窓は閉め切っており、クーラーもなく、熱湯を使うのでサウナ状態なのです![]()
外の気温が高ければ高いほど、施設内の温度も上がっていきます![]()
ちなみに施設内で働いている方達は半袖を着ております・・・
真夏は1人だけ地獄にいる気分でございます![]()
明日は卵巣採取日ですが、涼しい1日になるよう祈っております![]()
妊娠鑑定で少し不思議な例があったので紹介したいと思います。
本牛は発情から6日目の7月13日に胚移植をおこないました。
その後の8月15日(胎齢40日)に妊娠鑑定をおこなったところ下のような画像でした。
一見すると腔もばっちりで胎子も確認できますが、少し小さいような…。念のため翌週再鑑定をおこなうことにしました。
その1週間後の8月22日のエコー画像が下です![]()
腔がさらに大きくなりました。胎齢47日。しかし胎子の形がはっきりしません![]()
もし胎子が死んでいたのなら腔は大きくならないように思えますが…。
念のためさらに翌週![]()
胎齢54日目。一週間前とほぼ変わらず…。胎子は死んでしまったのでしょうか?
またさらに翌週![]()
これが今日のエコー画像です。腔が小さくなり、ようやく確信をもって胎子が死亡したと判断できました![]()
この例のように胎子が死んでしまっていても(死ぬ直前?)、腔が日齢に応じて大きくなったり、その腔が60日過ぎまで確認
できることもあるようです。
いったいどの時点で胎子が死んだのかは不明ですが、40日目の時点で違和感を感じたことから胎子は既に死んでいたように思います![]()
となると胎子は死んでも腔は大きくなる…。小さな命をどうにか繋ぎとめたい母牛の頑張りがこのような事象を引き起こしたのでしょうか?
そう考えるとちょっと切なくなる症例でした![]()
昨日くらいからニュースになっているアメリカ産の輸入牛肉。 20 ヶ月齢以下から30ヶ月齢以下に緩和されると米国産牛肉全体の 9割をカバーするという。 今年度中には緩和がされるのではないかとか、 某牛丼有名チェーン店の株価が上昇など、様々なニュースが流れています。 アメリカでの月齢の管理方法、日本のBSE 検査体制、 OIEと日本とでの特定危険部位の違いなど、変わることはないと思うけど、 せめて議論にはならないのでしょうか。。 10桁耳標で管理されてる国産牛肉、もっと注目されればいいのに!!
先週、口蹄疫終息宣言から2年が経過したことに続き、
9月3日には宮崎産牛肉の対米輸出が再開したそうです。
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20120904ddlk45020604000c.html
口蹄疫のあと、原発事故などもあって海外への牛肉輸出は困難な状況でしたが、
国内消費が厳しい中、輸出再開のニュースはとても喜ばしいことだと思います。
ちなみに2年前の2009年、牛肉輸出先1番の国はご存知でしょうか?
私も知りませんでしたが、
ベトナムでした。
(2番が香港で、米国は3番目です。)
新興国への牛肉輸出もこれから拡大していくかもしれませんね。
↑上士幌は2番草の刈入れがほぼ終わったようです。
天候が良好だったのもあり、今年の牧草の出来は比較的良さそうです。
「Low numbers of ovarian follicles ≥3 mm in diameter are associated with low fertility in dairy cows」
Mossa et al., J Dairy Sci (2012)
Evans博士に論文をいただきました
いつもお世話になってます
たまには真面目な本業ネタをご紹介
【方 法】
306頭のホルスタイン種経産牛を供試して、
3mm以上の卵胞数が15個以下(少)、16~24個(中)および25個以上(多)で3グループに分類
卵胞数は発情日から平均して4.6日目(第1卵胞波)でカウント
次の発情周期でAIして受胎率を調査
【結 果】
分娩後最初のAIにおける受胎率は31%(少)、45%(中)および38%(多)(少と中の間に有意差あり)
繁殖シーズン全体で受胎率をみると84%(少)、88%(中)および94%(多)(少と多の間に有意差あり)
【感 想】
卵胞数が少ない牛の受胎率が低くなるとの報告です
AI前の発情同期化と併せて卵巣を確認することでその後の受胎性をおおまかに予想できそうですね
特に貴重な精子を使う場合の判断材料になりそうな。。。
また、高価な超音波装置(3mm以上の卵胞を調べているので結構小さいものまで見えてますね)がなくても
(ある程度、)卵胞数は卵巣の大きさに比例するので、
卵巣の触診のみでも同じような傾向がでるかも?
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卵巣の大きさで卵胞の多い少ないが判断できそうですよね(写真は屠場由来卵巣)
なんだか今日は夏らしく、怪談話のようなタイトルですが![]()
先日仕事を終えて、会社を出ようとすると玄関の前で何かモソモソ・・・
暗闇の中でうごめく影、その正体は![]()
ちょっと写真が暗いですが、わかりますか?![]()
・・・・・・・・タヌキです
北海道にもいるんですね![]()
人間がガラス戸を隔てたすぐそこにいるのに意外に逃げません![]()
玄関を開けると、「おじゃましまーす
」と言わんばかりに頭と前足を前に出して、
中の様子をうかがっていましたが、目の前に人間いますからっ![]()
この日は3匹のタヌキがET研の玄関前に来ていました。
中に入ろうとしたのは顔を見るところ子ダヌキのようでした![]()
あとの2匹は親ダヌキだと思いますが、タヌキ一家でこの日ET研を訪問したようです。
そして会社の明かりに寄ってくる大量の虫をむしゃむしゃと夢中になって食べておりました![]()
↑虫をおいかけている様子
その後も何度か目撃情報もあり、どうやらET研周辺に住み着いているようです![]()
仕事終わりの疲れを吹き飛ばしてくれたかわいい夜の訪問者でした![]()
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ET研究所の職員が移植に出向く新ETシステムですが、研究所のある北海道だけでなく
全国の各分場および事業所からも移植作業に出ています。
先週の話になってしまいますが九州地区を担当する事業所の担当者が急用で移植に出れず
急遽北海道の本場から職員を派遣することになりました![]()
北海道の気候に慣れた体では九州の暑さに耐えれるわけもなく
非常に過酷な移植になりました![]()
佐賀県の唐津市での移植でしたが、人だけでなく牛もだいぶ暑さにやられていたようで、黄体の形成が不十分で移植予定の半数ほどしか移植ができませんでした![]()
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なんとか移植に至ったものは、暑さに負けず受胎してほしいものです![]()
うわさの唐津のお父さん犬にも会えました![]()
最近一輪車がお気に入りらしく、作業中ずっとそばを離れませんでした。
今回の代打は2日連続で、次の日はなんと山口県![]()
ふぐで有名な下関です。
九州だけでなく中国地方まで…福岡事業所職員の頑張りには頭が上がりません![]()
下関もかなりの暑さでしたが(北海道にくらべて)幸い移植予定牛すべてに移植できました。
帰りにご当地丼ぶりを食べて満足です。
今回は2日間の出張でしたが、北海道とは気候、地形、飼養形態、生産者、牛…すべてと言っていいほどの環境の違いに気づくことになりました。
たまには他地区の移植をみておくと色々な発見がありそうです![]()
先日、
8月17日米科学誌CELLで発表されました
癌抑制化合物「JQ1」に精子数減少と運動能を低下させる効果があることをダナ・ファーバー癌研究所が発見
この「JQ1」が精巣内に入ると精子形成に重要なタンパク質「BRDT」に結合し、
精子形成を邪魔するようです
また、この「JQ1」、
(雄マウスの)腹腔内に毎日投与しても性腺刺激ホルモンや男性ホルモンバランスに影響を及ぼさないのが特徴
従って、投与中でも雄の性行動は正常に行われるそうで、
さらに投与を中止すると精子形成が再開され子供も生まれます
さすが、CELLの論文!
社会貢献度がハンパない!(うまくいけばですが)
あと、個人的には「BRDT」にビビッときました
精子の品質の良し悪しに、この「BRDT」遺伝子の一塩基多型(SNP)が影響してないですかね?
調べてみたい。。。(牛にBRDTがあるかわかりませんが、、、ヒトにはあるらしいです)
話は変わりますが、普通の(女性用)ピルはプロジェステノーゲンとエストロジェンからできているので
飲むと排卵を抑制して避妊できるわけです
我々が牛の発情同期化に使う黄体ホルモン製剤PRIDと似てますな
ヒトの不妊治療を行っているクリニックが、
閉経前後の女性の卵巣に自身の皮下脂肪から抽出した間葉系幹細胞を注射し、
卵巣機能の改善を図る臨床研究を厚生労働省に申請をしたというニュースがありました![]()
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2004A_R20C12A8CR0000/
間葉系幹細胞は、間葉系に属する細胞(骨芽細胞、脂肪細胞、筋細胞、軟骨細胞)へ
分化能を持つとされる細胞のことで、骨や血管、心筋の再構築などの再生医療への応用が期待されています。
この研究では、機能の低下した卵巣に間葉系幹細胞を移植し、
卵巣の血流を増やすことで衰えた卵巣機能の改善を目指しており、
今後60歳未満の女性5人を対象に研究を進めていくそうです。
すでにラットを用いた研究では、移植後に血管が新生し、卵巣機能の改善が確認できたそうです![]()
ウシでも応用できるようになると・・・機能低下により「し~ん」とした卵巣が・・・
↓
↓
↓
こんなふうになるかも![]()
※注.画像はイメージです
全ての生物において老化は避けられないことですが、いつか全ての女性&雌に
「あきらめないで
」(某CMの名ゼリフ)
と言える日が来るのでしょうか
?
以前、全農の本所(東京)で勤務する同期から「牛の鼻デカどアップ写真」がほしいと依頼がありました。
ネット上では写真が散在していますが、著作権がどこにあるかよくわからないものを勝手に使用するのはまずい。
ということで牛を飼養している当研究所に依頼があったわけですね。
私個人としても、鼻デカどアップの牛はなんともかわいらしい姿をしているので、
ぜひ1枚持っておきたいと思い快く引き受けてしましました![]()
まあ牛をの顔を接写すれば簡単にとれるだろうと思っていたのですが、
何の調教もしていない研究所の牛たちは人の言うことなど聞かず、好き勝手に生活しています。
簡単には理想の写真は撮れませんでした![]()
鼻はアップだけどちょっと遠いな…。
お、カメラに興味?
よし、もうちょとこっちこい!
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
というわけで地味に数時間の格闘の結果上の写真がとれました。
ただ食事中だったのか、サイレージが口まわりについているのが残念ですが…。
もしどなたか上手な牛の撮り方ご存知でしたら是非教えてください![]()
感染症や震災など、ここ数年私たち畜産に携わる人たちにとって
厳しい情勢が続いております。
主要穀物飼料でもあるとうもろこしの日本の主な輸入先国は
ご存知でしょうか?
そうです![]()
アメリカです。
しかも輸入トウモロコシの約9割がアメリカからなのです![]()
そんな現状の中、アメリカでは半世紀で最悪の大旱魃が起こっています。
すでに穀物価格は上昇しており、
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M93ZTH6K50ZI01.html
調達先の分散化など早急な対策が望まれます。
輸出規制の事態だけは避けてほしいものです![]()
小学生の頃、夏休みの自由研究が大好きで、
近くの(何でも売ってた)駄菓子屋でモーターや歯車を入手し、
ハンダゴテでロボットを作っていたことを思い出します
さて本日は、小2のコドモの夏休みの自由研究をご紹介
「目 的」
酢に(鶏の)卵を入れるとどうなる?
(いわゆる酢卵作りです)
実験前のコドモの予想
「卵がクサル!」
はい、それでは、実験開始![]()
「材料および方法」
酢(食酢)に5日間卵を入れる
対照区として水に入れる区と空気中で放置する区を準備
「結 果」
酢を入れるとすぐに反応が始まります
すなわち、
CaCO3+2CH3COOH→Ca(CHCOO)2+H2O+CO2↑
で、卵殻の炭酸カルシウムと酢酸が反応し二酸化炭素が発生するわけですね
5日後には殻が完全にとけて薄皮一枚のプヨプヨ状態に
テーブルで弾ませると楽しいですよ
ボヨヨーン
とバウンドします
大きさもL卵が3Lくらいに膨張(写真右が実験区)
写真じゃよくわかりませんが透けて黄身が見えます(写真は上からライトを当ててます
)
しかし、まずかったのが対照区のとりかた
水区と空気区の卵の大きさがはじめから異なっていたらしく(空気区が小さかった・・・多分)、
水でも少しは膨張するのかがわかりませんでした。
指導教官が悪いとこうなるわけですね。反省してます![]()
最後に酢卵について調べてみると、
酢の中でプヨプヨ卵を潰して飲むと滋養強壮
や白髪が消える
効果があるそうで・・・。
オヤジモルモットで実験したいと声があがりましたが、
激マズらしいので遠慮させていただきました。
絶対お腹壊す![]()
「牛受精卵にも酸性タイロード液をふきかけて透明帯を薄くして孵化しやすくすると
受胎率が向上するとの報告があります」
確かに自力で孵化することが難しい低品質胚ではよい効果をもたらしそうです
しかし今回、「対照区の重要性」を小学生の夏休みの宿題で再認識することになりました
個人的にはクマムシを研究テーマにしたかったのですが、スケジュールの都合でキャンセル・・・
クマムシについては6月12日の記事をご覧ください
みなさんオリンピックはご覧になりましたか?
日本とロンドンの時差は8時間あるので、寝不足になってしまった方も多かったのではないかと思います![]()
日本のメダル獲得数は金●7、銀●14、銅●17の合計38個で史上最多獲得数だったみたいですね![]()
競技別の内訳は![]()
レスリング●4●2、柔道●1●3●3、体操●1●2、ボクシング●1●1、競泳●3●8、
サッカー●1、バレーボール●1、アーチェリー●1●1、バドミントン●1、
フェンシング●1、ウエイトリフティング●1、卓球●1、陸上●1
だったそうです![]()
本当に日本人選手はすばらしい活躍ぶりで輝いていましたね![]()
そして今度は8月29日~9月9日までパラリンピックが行われますので応援しましょう![]()
お盆も終わり、今日からまた新しい週の始まりです![]()
私もオリンピック選手を見習ってがんばりたいと思います![]()
お盆休みも終盤にさしかかり、そろそろ現場復帰が必要になる今日この頃です。
内地(本州)以南の方々はお盆が過ぎてもまだまだ暑い日が続くのでうんざりではないでしょうか…![]()
先日お邪魔した本州の農場で、様々な暑熱対策をしていたので少し紹介したいと思います![]()
この写真は、ご存知の扇風機(ファン)ですね。ガンガン動いていて話声も聞こえないくらいでした![]()
でこちらがミスト(噴霧)。農場の方曰く、水の粒が細かいため熱を効率良く奪ってくれるそうです。
あとわかりずらいですが、屋根にも水を撒くことで牛舎の温度を下げているようです![]()
このような対策のおかげで、外は30℃を軽く超える猛暑でしたが、牛舎内は涼しく快適でした![]()
北海道(十勝?)ではあまり馴染みのない設備ですが、近い将来ミストなども必須になっていくかもしれませんね。
と、大分前(8月4日)に十勝港の花火大会に行ってきました。
なんでいったかというと、花火の前の週、研修に来られた方が
よさこいを本気で踊るから、といっておられたので行ってきました。
もちろん花火大会にも興味がありまくりでしたが・・・![]()
十勝の花火といったら、発射数も多い帯広の勝毎花火大会が有名なのですが、
(月曜日のブログ参照してください
)
十勝で生まれ育った先輩いわく、
花火なら断然十勝港の花火のほうがいい、らしいです。
(Mさん、遅くなりました・・・
Sさん、すいません、会場でみつけれませんでした
)
最初は(実はあまり)期待せずみていたのですが・・・(さらにすいません・・・)
↓
おお![]()
おおお![]()
じゃ~ん
すげーそろってるー
つかかっこえ~・・・。
当初の考えを改めさせられました。
業務も忙しいというのに、みんなとそろって演舞してる姿は、眩しかったです![]()
北海道の夏も、そろそろ終わるかな?
最後に、北海道の花火大会には、
・イス(人が少ないとき非常に便利!)
・雨具(今回小雨だったので、助かりました)
・上着(北海道の夜は寒かった・・・)
があると、非常に有意義にすごせました。
遅い情報かもしれませんが、教えてくれた先輩に感謝します。。
本日8/13(月)は、帯広市で「第62回勝毎花火大会」が開催されまーす![]()
十勝に住んでいる方はもちろんのこと、最近全国的に有名になったので、
全国各地から花火を見に来るお客さんでにぎわいます![]()
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開催時間・・・19:30~21:00
開催場所・・・北海道帯広市 十勝川河川敷特設会場(十勝大橋下流400m付近)
花火の打ち上げ数・・・2万発
去年の来場者数・・・20万人
帯広市の人口が16万8千人なので、帯広に住んでる人以上の人が
河川敷に押し寄せるということになりますね![]()
当日はものすごい人だかりと渋滞に見舞われますので、
公共交通機関(シャトルバスなんかも出るようです)を利用したほうが良いみたいですよ![]()
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十勝に住んでる人にはおなじみの情報でしょうけど・・・
勝毎花火大会公式サイト→http://www.tokachi.co.jp/hanabi/
ちなみに雨天の場合翌日に順延とのことですが、
見に行く予定を立てている方もいらっしゃると思うので本日開催されるといいけどなぁ![]()
YouTube: 第61回 勝毎花火大会2011 ダイジェスト It is a digest for three minutes.
昨日,発表してきました![]()
題名は,「ホルスタイン種経産牛のBUN/血糖値比と胚移植成績について」
「ホルスタイン経産牛における血中PAG値を利用した受卵牛の選抜は可能か?」
の2題でした。
(帯広畜産大学の石井先生の名前が後ろにあったので,修正させていただきました
石井先生,すいません
)
今回の特別講演は,帯広畜産大学の石井三都夫準教授でした。
リッキング(親が子牛をなめること)の重要性や,分娩中の立ったり座ったりの重要性,
ときには人も,我慢が必要など,数字や写真を交えて説明しておられたので、とてもおもしろかったです![]()
他に授精や精液,ETに関するアンケート調査の研究発表などもあり,
興味深々に聞かせてもらいました。
情報交換をかねて先日、福岡から車で鹿児島に行ってきました![]()
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九州でも高温・高湿度により夏場には牛(特に乳牛)は体温が上昇し、
ヒートストレスにより人工授精の受胎率が大きく低下します![]()
牛は妊娠して分娩しない限り子牛生産も牛乳生産もできません![]()
そのような中、夏場に少しでも受胎する牛を増やそうと、
受精卵を夏場に積極的に利用する技術者や農家さんも増えてきています![]()
私たちも北部九州管内を中心に新ETシステムを行っていますが、
この夏場に何とか農家さんの生産性向上に寄与したいと考えています![]()
そのような技術論を鹿児島で語り合った帰り道ですが、
九州自動車道から滝が見えたので高速を降りて見に行きました![]()
「龍門滝」と看板がありました。
「龍門の滝」といえば大分や那須烏山も有名ですが、
ここはその名称から“の”が抜けた龍門滝です。
せみ時雨のなか細道を進むと…
立派な滝が見えました。落差は50mくらいで、なかなかの景観です![]()
受精卵移植の受胎率は滝のように“落ちる”“流れる”では困るのですが・・・![]()
ちょっといい景色なのでパチリ・・・です![]()
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本日、飼料畜産中央研究所の方々と会議を行いました![]()
全農にはET研究所以外にも研究機関もございます。
今回は豚の研究を行っているグループ(主に育種関係)、遺伝子などを研究しているグループ
と現場のニーズに対応する新技術の開発などについて話し合いました。
研究グループ間での交流が新たな発想や商品開発を
生み出す点が全農グループの長所でもあります![]()
私たちが行っている研究の最終目標はただ一つ、
”農家の皆様に(現場に)貢献すること”
これからもがんばってまいります![]()
↑会議室から場所を移して熱い話をくりひろげています。
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明日8/9は帯広で道東3地区家畜人工授精技術研修大会があります。
ET研究所からも、今回2題発表させていただきます。
2題とも現場に活かされる研究内容となっておりますので
是非ご覧になってください。
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