ウシの蹴り
久々にやられました
直腸検査をしようとウシの背後に近付いた瞬間、バゴーーン
膝のあたりをおもいっきり蹴られました
ウシは基本蹴るものだと常々思いつつも、やられると気持はかなり萎えます
今回は痛みが少しある程度で問題はありませんでしたが、当たり所が悪ければ最悪骨折などしゃれになりません。
ウシに蹴られないためには常に気を張って工夫する必要があります。
まず、ウシに触る前にヒトがいますよ~と一声(今回はこのとき間合いが近すぎて蹴られましたが…)。
ここで問題なければ、これからなにかしますよ~とワンタッチ。これでウシが過敏に反応したり蹴りがなければ作業開始です。
先日の記事にもありましたがウシの性格は様々で、人のことなど気にせず作業させてくれるウシもいれば、明らかに悪意をもって蹴りをかましてくるとんでもないやつもいます
そんな悪意あるウシや反射的に蹴ってしまう神経質なウシは皆で情報を共有し、次の被害者が出ないよう気をつけたり、蹴るとわかっていれば枠場にいれたりモクシて保定してから作業をするなどの工夫も大切です。
↑は採卵時の写真ですが、枠場にいれてウシを保定するとともに、後ろ脚のところにロープを張ることでウシの蹴りを防いでいます。
中には採卵中ロープを蹴り続けて恐怖を感じさせてくれるやつもいますが、おかげで怪我もなく採卵ができています
よく注意一瞬、怪我一生なんていいますが慣れとともに注意が行き届かなくなります。久々に蹴られて改めてウシは危ないものだと気づかされました